想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

あきれた!

2012-08-30 11:13:40 | 社会・経済

 

私の住んでいる街の駅前に交番所がある。目の前に横断歩道があり、交番の前に一人の男が立っている。(服装から警察官のように見える。)

 

毎朝行くわけでないので、他の日のことはわからない。

 

乳母車の女性が、横断歩道を渡ろうとしている時、一台の白い軽自動車が、一旦停止線を無視して女性の前を通過した。幸い事故にはならなかった。

 

明らかな交通規則違反であり、交番の前の男に、「突っ立っているだけでなく、注意ぐらいしたらどうか。」というと、「自分は警察官でないので、注意はできない。」という。

 

良く見ると、「相談員」の札を付けていた。

 

「それでは人形と一緒か。」と、思わずつぶやいてしまった。

 

交番の前に人が立っていると、渡る人はかえって安心してしまうのではないかと思う。いない方が却って安全かもしれない。運転手は案山子と知っているのだろうか。

 

自分の仕事は、一定時間、ここに立っていることと云われているのかもしれないが、これでも、警察から、報酬を得ているとすると、税金の無駄使いだ。

 

同じように無駄で、主婦に不人気なのが駅前のスーパーの自転車整理員である。

 

スーパーに買い物をしに来た人の自転車をギュウギュウに詰めて、自転車を並べている。買い物を終えた人が荷物を持って戻って来ると自分の自転車がない。ようやく見つけて自転車を出そうとするが、荷物を持っては出せない。自転車を出してほしいと頼むと、それは自分たちの仕事ではないと云うそうだ。

 

彼らは、市から報酬をもらっているという。

 

「ありがとう」と云ってもらうのがうれしいと、ボランティアで仕事をしている人がいる一方、報酬の為だけしか働かない人を見るのは寂しい限りだ。

 


炎のランナー : 1924年、パリ・オリンピック

2012-08-25 11:25:17 | スポーツ

 

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ロンドン・オリンピック開会式で、この映画の映像が流れ、表彰式では、この映画の主題曲が流れていた。

 

1981年に公開され、アカデミー作品賞を取った映画であるが、実は、私は見ていなかったので、遅ればせながら、鑑賞した。

 

登場人物が実在の人物であるので、時代背景もあまりウソは描きにくいと思うが、それにしても、1924年のパリ・オリンピックは、参加人員が3000人弱、参加国は44カ国で、陸上競技はこんなにも質素な大会だったのだろうか。

 

今年のロンドン・オリンピックと比較すると雲泥の差である。

 

この年のオリンピックでは、フィンランドのヌルミ選手が大活躍したことは知っていたが、映画の主人公達のことは知らなかった。

 

しかし、記録を調べてみると、彼の100mの優勝記録は10秒6であるから、ボルトが今大会で1秒縮めた事になる。

 

驚くのは、リデルは、100mを辞退して400mに出場し、47秒6の世界新で優勝していることである。現在では考えられないがすごい選手だったのであろう。

 

なお、マラソンの優勝タイムは、2時間41分であるから、30分以上短縮されている。

 

この年のオリンピックは19競技、126種目であるが、陸上競技は男子のみであり、ちなみにメダルの獲得数の1位はアメリカである。

 

競泳では、ターザンで有名なジョニー・ワイズミュラーが、100mと400mで優勝している。

 

意外だったのは、サッカーが競技種目に採用されており、ウルグアイが優勝している。FIFAワールド・カップは1930年に第1回が開催され、ウルグアイが優勝したことは、よく知られている。

 

インターネットで、簡単に過去の記録を検索することができ、それを見ていると、暑さを忘れて飽きることがない。

 


ミンミンゼミの鳴き声が激しい

2012-08-20 13:29:25 | 日記・エッセイ・コラム



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今年の夏は蝉の声が比較的静かであったが、ここにきて、ミンミンゼミの鳴き声が大きくなった。

 

私の子供の頃、住んでいた関西では、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミが多く、ミンミンゼミは比較的少なかった。

 

クマゼミは、元気な声で朝早く鳴き始め、この声で目を覚ましたものだが、とまる位置が高く、捕えるのは結構難しかった。

 

昼から夕方にかけては、アブラゼミとニイニイゼミがうるさく、ニイニイゼミなど庭へ出て手で捕まえたものだ。

 

夏休みの宿題に昆虫採集を始め、小学校の頃は、300坪の敷地の庭にいる昆虫だけで充分宿題が完成した。

 

夏休みも終わりに近づくと、ツクツクボウシが鳴き始めるが、これは、とても敏捷で、捕えるのに苦労したのを思い出す。

 

部屋で電気をつけていると、「飛んで火に入る夏の虫」とやら、コガネムシ、カミキリムシ、蛾等色々な昆虫が侵入してくる。

 

だんだん、カブトムシやクワガタを捕まえたくなるが、これらは、待っているだけでは手に入らない。

 

やがて、前日の夕方に裏山に登り、特定の木に蜜をしかけ、翌朝早く、昆虫が目を覚ます前に採りに出かける本格的な昆虫採集を始めるようになる。

 

楽しい夏の日の思い出である。

 

最近は、カブトムシ等の昆虫をデパートで購入するようで、子供たちが、網と虫籠を持って歩いている姿を見かけないのはさびしい。

 


橋下新党旗揚げ

2012-08-18 10:52:21 | 社会・経済

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新聞のトップ記事に、「橋下新党旗揚げへ」とあった。

 

民主、自民の一部の現職議員が加わるようであるが、選挙が近くなり、維新のブームに乗って当選したい輩は多いに違いない。

 

選挙の際には、主義、主張を捨てて、当選するために参加する現職議員を、厳しい目で見る必要があるだろう。

 

その目玉商品に、元首相の安倍の名が出ているそうだが、賞味期限切れの彼を担ぎ出すようでは、維新にもあまり期待が持てそうにない。

 

新しい風を期待する者にとっては、数の為の寄せ集め政党になってほしくない。

 

維新の松井府知事のツイッターが物議を起こしているようだが、私は、ツイッターには馴染めない。

 

中国、韓国ともに、民族的志向の動きが強まっているが、現在のような状況のもとでは、右傾化するきらいがある。

 

消費税反対というだけで、大きな道を誤らないよう気をつけねばならない。

 

韓国大統領の発言は、不利といわれている次の大統領選へのバクチとも言われているが、改善しかけた日韓関係は、これで10年後戻りとなれば、後世へ、この罪は大きい。

 

どこの国でも同じだが、弱体化した政権がやることは共通している。その究極が対外戦争である。

 

暑さの中で思考能力が低下しがちだが、冷静になって判断しよう。

 


オリンピックを振り返って

2012-08-16 11:51:36 | スポーツ

 

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17日間、TVでオリンピック競技を楽しんだ。

 

すべての競技を見たわけではないが、私の印象に残った競技を振り返ってみよう。

 

  マイケル・フェルプスが400m個人メドレーで敗れる。

 

さすがのフェルプスも今大会は無理かと思ったが、終わってみれば、4個の金メダル、2種目3連覇、合計18個の金メダル(メダル合計22)とは恐れ入った。

 

  競泳400mリレーで、競泳王国の米国がアンカーで逆転負け。

 

  男子100m。ボルトがブレイクを制して2連覇。全員が9秒台。(パウエルはけが)

 

  女子棒高跳びで、イシンバエワ敗れる。4m75をミスするとは。簡単に跳んでいるようだが、5メートル上空の風は、予想以上に難しいのかもしれない。

 

  男子200メートルで、ジャマイカが、金、銀、銅を独占。

 

  男子400m決勝に、米国選手がゼロ。その結果、王国を誇ってきた1600mリレーで、金メダルを逸す。

 

  400mリレーで、男女とも世界新記録。特に、女子の40秒82は驚異的だ。

 

  男子マラソンで、ケニヤ、エチオピア勢が金メダルを逸す。タイムも期待外れ。

 

  バスケットボール決勝。米国ドリーム・チームに対して、スペインが第3Qまで1点差の善戦。

 

  新体操個人。決勝出場者は、皆スタイルが素晴らしく良い。そうでなければ、この競技はやれないのだろうが・・・

 

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新聞で、各種目の結果の一覧を見ると、競技数のなんと多いことよ。

 

ロンドン・オリンピックの施設は、オリンピック終了後の利用を考えて、一部を取り壊し、小規模の施設に変更したり、解体して移設しやすいように作られていると云う。

 

国体の後に、巨大な施設が残り、充分利用されていない日本には参考になるであろう。