想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

違憲状態の参議院は不要?

2014-11-28 15:18:43 | 政治

前回の参院選について、最高裁で違憲状態の判決が出た。
前々回の参院選に続いて2枚目のイエロー・カードである。サッカーでもイエロー・カードが2枚になると、レッド・カードになり退場である。
現在の参議院はまさに退場が迫られているが、議員たちにはその認識がない。
1票の格差が4倍以上というのは、明らかに異常であるが、よくここまで放置されたものだ。
憲法改正の発議には3分の2以上の賛成が必要であるが、仮に発議されても、違憲状態の参議院の決議は無効であろう。
参議院には解散がないので、正常になるまでにかなりの期間を要する。
衆議院と同じ選挙制度で参議院議員を選んでも、2番煎じで意味がない。
せめて、参議院には党議拘束がかからないようにすれば、多少意味があるかもしれない。

プロ野球、MVPは該当者なしでよい

2014-11-27 10:57:37 | スポーツ
プロ野球のMVPが発表され、セ・リーグは巨人の菅野、パ・リーグはオリックスの金子が選ばれた。
二人ともMVPにふさわしいとは思えないのだが・・・
昨年の、田中とバレンティンは、誰が見てもMVPにふさわしい活躍であった。
通常は優勝チームから選ばれるが、田中やバレンティンの活躍なら、優勝チームでなくても選ばれて不思議ではない。
パ・リーグは、やはり、日本一になったソフトバンクから選ばれるのが妥当だが、残念ながら、ドングリの背比べで、突出した選手がいない。
チーム一丸となって、勝ちとった優勝であり、チームに与えても良い位だが、MVPは最優秀選手であるから無理だろう。
金子の活躍はすばらしいが、沢村賞で充分だろう。
セ・リーグの菅野は、巨人をバックにわずか12勝で、クライマックスでも勝っていないし、巨人の中で選ぶとしたら菅野位しかいないということだろうが、とてもMVPといえるほどの活躍ではない。
MVPの価値をここまで下げてよいものだろうか。
該当者なしとすることで、MVPの価値が守られると思うのだが。

大忙しの井山6冠

2014-11-26 11:26:18 | 囲碁
碁聖戦、名人戦、天元戦、王座戦と挑戦手合いが続き、王座戦にいたっては、日程の関係か、異例の連日の対局が行われた。
以前に井山に勝つのは、アレルギーのない河野、村川あたりだろうかと書いたことがあるが、河野は名人戦で敗れはしたが、互角の戦いをし、村川は王座を挑戦中であり、二人とも、挑戦手合いに登場し、善戦している。
天元戦は、四天王の一人である高尾が挑戦中であるが、最近の井山の碁風は第三局に見られるように、非常に厳しい。
これが終れば、棋聖戦で、山下のリベンジである。
山下は、リーグ戦でトップを走りながら、プレーオフで破れ、本因坊戦、名人戦ともに挑戦権を逸したが、棋聖戦では、村川を破って、いよいよ真打ちの登場である。
これまでの、河野、村川は大関、関脇が横綱に挑戦しているようであったが、山下の登場で、いよいよ横綱同士の対戦である。
タイトルを奪われた山下がどんな戦いぶりを見せてくれるか今から楽しみである。

安倍は信用できるか?

2014-11-21 15:17:28 | 政治
安倍の記者会見を見た。
本当に彼の言うことを信用できるだろうか。
思い出すのは、2年前の野田との党首討論である。
絶対多数を取り、やる気があれば、定数削減も出来る筈だが、何もせずに解散である。
国民に対して、消費税増税とセットの約束であったはずだ。
アベノミクスの成果が一部出ていることは事実だが、異次元の金融緩和と財政出動をすれば、短期的には少し良くなるのは当然である。
しかし、アメリカの景気回復もあり、安倍内閣の政策の成果といえるかは疑わしい。
ただ、株価が上昇しているのは確かで、認めるべきで、年金財政が懸念される中で、株価の上昇は、少なくともプラスである。
個人的には、株の含み損が減り、多少なりとも気分は良い。
会見を聞いていると、言葉が浮つき、いつもパフォーマンスが先行しているように感じる。
選挙の勝敗ラインを、与党で過半数とは、2年間の成果に対する自信のなさか、保身の現れであろうか。
解散するのであれば、少なくとも、自民党で過半数を掲げるべきだろう。
財政再建に対する姿勢は、国際的に信頼されるだろうか。
以前にも懸念したが、本当に難しい状況に追い込まれた時に、また、頭痛か腹痛を起こすのではと心配である。

ウフィツィ美術館展へ

2014-11-20 11:39:11 | アート・文化

フィツィ美術館は世界を代表する美術館であり、見逃すことができない。
ウフィツィ美術館というと、先ず思い出すのが、ボチチェリの「ヴィーナスの誕生」とウルービノの「ヴィーナス」である。
会期末になると混雑するので、半ばに出かけた。
意外に空いており、10分待ち出ていたが、2~30分はかかりそうなので、先に東京芸大で開催されている「デザイン30年展」を見に行った。
地下鉄の懐かしいポスターが多々展示されており、iichikoのポスターとあわせ、掘り出し物であった。
国立博物館で特別展示を見て戻ると、ほとんど待ちなしで入場できた。
フィレンチェは、芸術の町として、TVでは良く見るが、残念ながら訪れたことがない。
実は、宗教画はあまり好きではないのだが、ルネッサンス芸術を理解する上で欠かすことはできない。
個人というより、工房での作品が多く、フィレンチェを訪れれば、小さな教会に有名でなくても、すばらしい作品があるのだろう。