想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

また1年が過ぎた

2022-12-31 09:18:06 | 日記・エッセイ・コラム

今日で、また1年が過ぎようとしている。
振り返ると、ウクライナ戦争、コロナ、世界の分断、物価上昇による生活の困窮、異常気象による自然災害と悪いことだらけだ。
スポーツでは、大谷の活躍、サッカー・ワールドカップが賑わした。
中国でコロナの感染が広がり、来年はその影響が懸念される。
人類の歴史そのものがウイルスとの闘いでもある。
冬休み前に、孫の一人の担任がコロナに感染し、検査の結果陽性となり、家族全員が自宅軟禁になった。
何の支援があるわけでなく、まことに厄介で、中国での市民の不満が理解できる。
後遺症はわからないが、軽症で済んだようで、とにかく年を越すことができる。
来年もまた同じなのだろうか?
皆さん、良いお年を。

遅すぎた日銀の対応

2022-12-21 08:36:09 | 社会・経済

日銀の突然の金融政策変更で株価が暴落した。
為替も反応し、一時130円台を付けた。
もう少し早く対応していれば、円高も150円にもならず、物価上昇で国民を苦しめる度合いも減っていただろう。
また、米国の株価が堅調の中では、株価もここまで反応しなかっただろう。
黒田のやり方は、異次元の金融緩和もそうだが、為替介入のサプライズ効果と同じ手法で、市場との対話がなされていない。
中央銀行の手法としては不適切であろう。
前から指摘しているように、長期間のゼロ金利は副作用があり、金融政策の変更自体は間違っていない。
これまでの発言の信頼性が薄れると、中央銀行への信頼が無くなる危険性がある。

お祭りは終わった

2022-12-20 13:50:00 | スポーツ

サッカー・ワールドカップは、アルゼンチンの36年ぶりの優勝で閉幕した。
フランスとアルゼンチンの決勝戦は、大会を締めくくるにふさわしい試合であった。
両国とも訪れたことがある好きな国で、フランスは、映画、絵画、音楽、文学、シャンソン、料理他でなじみが深いが、フランスは前回大会で優勝しているので、どちらかと言えば、アルゼンチンに勝たせたかった。
いろいろ話題の多かった大会で、モロッコがアフリカ勢として初めて準決勝に進出したが、フランスのアフリカ・ルーツの多くの選手を見れば驚くことではなさそうだ。
金星は、初戦で優勝候補のアルゼンチンを破ったサウジであろう。
サッカーは広く世界に行き渡り、力の差が縮小してきていることが証明された大会でもあった。
次大会では、メッシ、ロナウド、レバントフスキー、モドリッジ他のスター選手が引退し、エムベバと誰だろう。

心臓病手術の募金に5億円集まる

2022-12-18 11:44:41 | 日記・エッセイ・コラム

一人の幼児の心臓病の移植手術をアメリカで行うための募金活動が行われ、短期間で5億円が集まったそうだ。
幸い、この子供は助かるかもしれないが、まだ多くの子供が待機状態にあるようだ。
先日、ユニセフへわずかながら募金をしたが、パンフレットには、1万円でこれだけの子供に救いの手を差し伸べることができるとの説明があった。
しかし、2021年度の日本の募金総額は237億円ほどというからまだ少ない。
全世界には困窮する子供たちがごろごろしており、彼らを救うにはあまりにも少ない募金額だ。
戦争に費やされる費用の1%で、どれだけの子供たちを救えるかと考えると、とにかく早く戦争を止めることだ。

防衛費、GNPの2%は筋違い?

2022-12-17 08:01:07 | 政治

岸田は記者会見で、G7諸国と同等の経済力負担をすることは当然との見解を示したが、果たしてそうだろうか?
国の経済力の同等の負担というが、そういうのであれば、国民の生活水準が同等であることが前提であるべきだ。
国民一人当たりのGNPが他国に比べて低いにもかかわらず、国の防衛費だけ同等であるべきというのは本末転倒である。
国が先ずやるべきことは、国民の生活水準の向上であり、そのうえで、相応の防衛力を考えるべきである。
そうでなければ、国民の生活を顧みない北朝鮮と同じである。
また、国民に負担増を強いるのならば、議員の定数減、議員歳費の見直しなど約束したやるべきことを放置したままであることを思い出す必要がある。
多様性の排除をベースとした軍拡競争より、平和外交を優先すべきではないのか。