意外に面白い？日本シリーズ

オリックスが日本一になるには、初戦を山本で勝つことが必須と思われたが、オスナの３塁線の打球がフェアーとなって失点し、しかも負傷か？途中降板となっては、流れは完全にヤクルトになった。
しかも、第２戦では、９回裏に伏兵に同点ホームランを打たれて勝ちゲームを失い引き分けとなっては厳しい。
両チームともに中継ぎ陣がしっかりしており、村上と、吉田をどう抑えるか、敬遠を含めてどう打たせないかがポイントとなる。
昨日の第４戦をヤクルトが取ると３勝１敗１分となり、ほぼ決まりだっただろう。
ドラマはあるもので、９回裏の逆転サヨナラ・ホームランで面白くなった。
皮肉なもので、走塁妨害でないかと思ったが、認められなかったことがオリックスに幸いした。
もし、１塁が空いていれば、吉田を敬遠していただろう。
山本が投げられるかがポイントになるが、意外に面白いシリーズになった。

遅すぎた自転車の赤切符

自転車の事故増大に対処するために自転車の赤切符を強化することになったようだ。
遅すぎたと思うが一歩前進だ。
今は自動車の運転はやめているが、自転車の無謀運転には悩まされたものだ。
歩道を歩いていて、事故寸前になったことは度々経験している。
歩道でスピードを出して走るのが一番危険である。
相手は怪我をしても、自分がけがをするケースはほとんどないからたちが悪い。
罰金を強化するだけで、多分事故は減るだろう。
同時に、車の一旦停止も強化すべきだ。

中国の新しいお友達指導部

中国の新しい指導部の体制が明らかになり、ＴＶではいろいろな解説報道がなされている。
習主席が、批判勢力を排除して側近で固め、一強体制を強固にしたというのが全般的な見方である。
また、自分だけでなく、これまでの慣例であった年齢の縛りを取り払った。
６９歳という年齢は、最近では充分に元気であり、世界の指導者を見ても別に不思議ではない。
側近で固めたと言っても、日本でも安倍がお友達内閣と言われたように特別なことではないし、政治の世界では良くあることだ。
安倍が党規約を改正して、総裁3選を果たしたように、権力の座に座ったら、それを維持しようとするのはむしろ常である。
ただ、歴史でも明らかなように、必ずしも良い結果になるとは限らない。
中国は巨大国家であるだけに、世界への影響は大きく、間違った方向に進んでほしくない。

雇用調整助成金の不正

コロナに関連して、いろいろな助成金が配られた。
雇用調整助成金だけでも６兆円を超すというから大変な額だ。
しかし、予想されたことだが、残念ながら不正受給が多発しているようだ。
緊急を要したとはいえ、あまりにもずさんな事務処理だったということか。
不正受給は雇用助成金に限られないので大変な額になるのだろう。
報道番組で、あるホテルの例を取り上げていたが、刑事犯を逃れるためか不正を認めて返金するそうだ。
政治家が見つかれば修正するやり方と同じである。
このような例を見ると、今回の旅行支援にも疑念を持たざるを得ない。
バラマキの財政負担が良民の生活を今後長く苦しめるのだろう。

Ｎ響、新指揮者の定期公演が始まる

Ｎ響、新指揮者に就任したファビオ・ルイージの定期公演が始まった。
サバリッシュの流れをくむドイツ音楽を得意とする指揮者である。
最近は少なくなったベートーベン、ブラームスのプログラムが組まれた。
ベートーベンのヴァイオリン協奏曲、ニ長調は好きな曲でこれまでにいろいろな演奏家のものを聴いてきた。
初めて聴いたのは、高校生の時で、叔母のところから借りてきたレコードで何度も聴いた。
確か５枚組の箱入りのＳＰ版で、トスカニーニ指揮、ＮＢＣ交響楽団でヴァイオリンはハイフェッツであった。
第１楽章だけで５面もあり、未完成交響曲と同じくらいの長さで、レコードの交換が大変だったのを覚えている。
カデンツアは、やはりこれが一番なのだろう。