想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

BEST OF LESTER YOUNG (Verve MV-1005)

2011-08-31 10:22:38 | 日記・エッセイ・コラム

テナー・サックス ; レスター・ヤング

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     暑い、暑いと思っていたが、今日で8月も終わりだ。電力制限も、繰り上げて、解除されるらしい。

「昆虫展」を見に出かけた。以前のブログで書いたが、昆虫採集は卒業したものの、昆虫への興味は続いている。

夏休みとあって、いつも子供たちで混雑しているが、この種の企画は、夏休みしかないのでやむ得ない。

ところが、当日は、ラッキーなことに、休館していた水族館が8月4日に開館になり、こちらの方は、数百人の親子連れが行列を作っていたが、展望台の「天空の昆虫展」の方はガラガラであった。

ヘラクレスオオカブト、ニジイロクワガタ、スマトラオオヒラクワガタ等、日本には生息していない大型の昆虫を見ることができた。

小学生の子供が、「お母さん、これ ○○ だよ。」と、母親に教えている姿は、昔と同じだ。

私の昆虫採集も、最初は、夏休みの自由研究として、自宅の300坪の庭にいる昆虫を捕えるだけで、苦労なく宿題が完成した。

最終的には、コガネムシ科、カミキリムシ科、クワガタムシ科の甲虫目に絞り込み、大型のシロスジカミキリ、ノコギリクワガタ、アオカナブン等は、自慢の標本だったが、標本の記録が残っていないのが残念だ。

映像や録音が、ほとんど残っていない伝説のジャズメンもいる。

ビリー・ホリディは、レスター・ヤングと共演しているものが最高と云われているが、あまり、残されていない。

このレコードは、そのレスター・ヤングの名演を集めたものである。


THE JAZZ GIANTS ‘56  (Verve MV 1123)

2011-08-28 10:16:48 | スポーツ

ヴァーヴ不滅のジャズシリーズ : ジャズ・ジャイアンツ1956

レスター・ヤング(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、フレディ・グリーン(g)、 

ヴィック・ディッケンソン(tb)、ジョー・ジョーンズ(ds)、テディ・ウイルソン(p)、ジーン・ラミー(b)

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世界陸上2011が始まった。4年前の「世界陸上2007in大阪」の時は、4日間滞在して、トップ・アスリートたちの熱戦を観戦した。夜の競技であったが、とにかく暑く、本当に参った。今年の体力では、多分、生の観戦はとても無理だっただろう。

タイソン・ゲイ、ボルト、棒高跳びのイシンバエワ他、オリンピックを翌年に控え、一流選手たちの熱戦は、見ごたえがあった。ただ、競技場が広いので、スタートを見ると、ゴールは見えないなど、TVの方がよく見える場合があるし、すべての競技が観れるわけではない。

しかし、音楽会と一緒で、生の迫力には代えられない。

ボルトは、ゲイに負けたものの、いずれ強くなると思ったが、北京オリンピック、ベルリン大会2009で世界新記録を出して優勝し,今回も、一身に注目を浴びている。

約1週間であるが、TVの前に座る時間が多くなりそうだ。今回は、どんな熱戦を見せてくれるのだろう。楽しみである。

小学4年生の時、50メートルの記録会で、学年新記録を出したことがある。2人ひと組で走ったが、あまりに記録が良すぎるということで、再度、一人で走り直しをさせられたことを思い出す。6年生の上位の記録に相当した。運動会では、各学年一人の地区対抗のリレーが花形で、一学年上で走っていた。学校が終わると、毎日、犬と一緒に走っていたので、自然に速くなったのだろう。当時は犬の放し飼いは普通であった。

今日のレコードは、1956年1月、ニューヨークで録音されたが、世界大会ともいえる豪華メンバーによる中間派セッションである。



THE GREAT SWINGING TENOR SAXOPHONES /

2011-08-26 16:29:13 | スポーツ

コールマン・ホーキンス楽団とチュー・ベリー楽団

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高校野球が終わり、プロ野球のペナント争いが佳境に入ってきた。私の野球との縁は戦後まもなくで、小学校の校庭は、予科練帰りの連中に占拠され、自宅の庭で、三角ベースの野球をして遊んでいた。ボールもグローブも母の手作りであった。

呉、金田、別当、藤村、土井垣,本堂と続く、阪神のダイナマイト打線は魅力的であり、それ以来の阪神ファンであるから、60年になる。

パ・リーグは、ソフトバンクと日本ハムの2強の争いであるが、勝率5割にも満たないチームが、クライマックス・シリーズとやらに出場するのは興ざめだ。

一方、セ・リーグは、まだひと波乱ありそうな雰囲気である。TVで、巨人:阪神戦を見た。今後の優勝争いを占う大事な試合だが、阪神のお粗末さが目立った。

1回表の攻撃で、レフト前ヒットで、2塁ランナーを3塁コーチがストップさせ、無得点に終わった。この時点で、阪神の勝ちゲームの流れが、変わってしまった。

レフトは肩の弱いラミレス、次打者は、チャンスに打てない4番打者、しかも初回の攻撃とあれば、ホームへ突っ込ますのは当然である。

4月のブログに書いたが、お粗末な監督采配、判断力の悪いコーチときては、優勝などおぼつかない。

阪神は、金本、新井、城島、小林、下柳のあまり働かない5人で12.6億円の年俸を払っているが、広島カープの年俸総額は、14.2億円である。

13安打で3点、というお粗末な試合運びであったが、延長引き分けで終わった。これが、伝統の一戦といわれるゆえんだろう。

残り約40試合、最後まで、面白い展開で楽しませてくれることを期待しよう。

今日のレコードは、コモドア・ジャズ・クラシック・シリーズの第8集である。

ジャズの花形楽器と云えば、トランペットであったが、ホーキンスが、サックスを一躍、花形楽器にし、後のち、この二人のスタイルが踏襲される。

A面は、コールマン・ホーキンス楽団、B面はレオン・チュー・ベリー楽団の演奏が収められている。


GOLDEN HAWAIIAN  (日本ビクター SWG-7139)

2011-08-24 15:46:06 | 日記・エッセイ・コラム

プア・アルメイダとハワイアン・オールスターズ

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この夏は、本当に暑く、どうなる事かと心配したが、峠を越したのだろうか。夜、クーラーをつけなくても過ごせるし、寝苦しくもない。このまま、残暑がないとは思わないが、この位であれば、何とか乗り切れそうだ。日本の四季はありがたい。

今年は電気製品の故障の当たり年のようだ。先日、孫の所へ出かけ、デジカメの動画で様子を撮影したが、帰宅して、パソコンに取り込むと、動作は見れるものの、キャッ、キャッと喜んでいる声が、録音されたり、されていないものがある。折角楽しみにしていたのに台無しである。

今持っているデジカメは、4年ほど前に購入した2台目で、当時としては、最新の機種で、5万円弱した。今は、それ以上の機能を持ったものが、なんと、1万円強で買えるというから驚きだ。買い換えようと思うが、いろいろな機種があり、選択に迷う。

先日、パソコンを修理したばかりだが、今度は、デジタル・ビデオ・レコーダーのリモコンがダメになった。早送りはできるが、早戻しができない。チャンネルは進むが、バックができないという症状である。メーカーへTELすると、買換える必要があり、価格は4,5千円という。購入して3年未満で、5年の長期保証契約をしていると伝えると、リモコンは消耗品なので、補償の対象にならないだろうとのことである。

電気製品であるから、故障するのはやむ得ないが、いずれも、少し早いような気がする。

デジカメのように、機能が大幅にアップしている場合は、買い換えのメリットがあるが、日本製品の品質レベルもこの程度なのだろうか。

今回は、趣向を変えて、ハワイアンを選んだ。

最近、美容と健康を兼ねた主婦のハワイアン・サークルが盛んなようだが、冷房のない暑い部屋で、少しは涼しく過ごせるかと購入したものだ。


BASS ON TOP : PAUL CHAMBERS  (Blue Note 1569)

2011-08-21 10:50:23 | 日記・エッセイ・コラム

ケニー・バレル(g)、ハンク・ジョーンズ(p)、アート・テイラー(d)、ポール・チェンバース(b)

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突然の所要が発生し、火曜日から家を空けることになった。想定外のスケジュール変更で、帰宅すると、メール他、色々溜っており、しばらくは、元の状態に戻るまで大変である。

出かける前日に、修理に出していたパソコンが戻ってきた。購入した時から、トラブル続きであったが、パソコンがないと困るので、騙し、騙し使ってきたが、新しいパソコンを購入したので、保証期間内に修理に出すことにした。

なんと、HDD、DVDドライブ、バッテリーが不良で、無償で交換するとのことであった。サポート・センターにトラブルの記録が残っている筈だからと伝えたが、さすがにひどい商品と認識したのだろう。

今まで、電気製品が故障した時、保証期間内でも、部品交換に費用がかかり、買い換えた方がかえって安い場合が多く、メリットを得たことがないが、今回初めて、5年間の長期保証契約が効き、大いに助かった。

しかし、これまでのトラブル対策に要した時間(そのため、大分勉強したが)、消失したデータ等の損失を考えると、なぜもっと早く、対応してくれなかったのかと残念である。

電気製品の場合、特に後進国との競争が激しく、今後、価格、品質に加え、サポート体制の整備が、競争のポイントになるのだろう。

電気機器は、技術進歩が激しいので、多少のことであれば、新製品に買い替えた方が割安な場合が多い。

ただ、我々の年代の者には、スマーフォン他、便利だといわれても、使いこなすのは簡単ではない。

66回の終戦記念日を迎えたが、終戦前に、いつ死んでいてもおかしくない状況にありながら、今日まで、元気に過ごしてきたのだから、残りの人生は、少しでも、子供、孫たちの世代のためになることが務めなのだろう。

1950年から60年代に活躍したポール・チェンバースは、サイドメンとして、モダン・ジャズの黄金期を支えたが、33歳の若さで亡くなったのは残念である。このレコードは、彼がリーダーとして録音した代表作である。