想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

秘密保護法案、地方公聴会の意外

2013-11-27 11:20:56 | 社会・経済

 

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秘密保護法案の地方公聴会が開催され、与党の推薦者を含め全員が反対意見を述べたという。

 

公聴会では、与党側陳述者は通常賛成意見を述べるものだが、全く意外である。

 

おそらく、こんなことは、過去に一度もなかったことであろう。

 

それでも政府与党は強行採決をした。

 

民主党への過大な期待の崩壊と景気回復への期待で安倍内閣の支持率は高いが、あくまで期待であり、将来のツケまでは織り込まれていない。

 

安倍内閣の危険な匂いにぼつぼつ気づく必要がありそうだ。

 

最近の中国の動きは、これまた危険な匂いがする。

 

中国の貧富の格差に対する人民の不満は想像以上のようで、どこの国でもそうであったように、外の緊張で目をそらそうとする。中国の防空識別圏の設定は、まさにその典型であろう。

 

しかし、安倍内閣でなければ、そうはしなかったのではとも思われる。

 

日本の国民が、戦前への回帰に懸念を持っているのだから、中国がそう思うのは当然かもしれない。

 

アメリカの中にも、同様の懸念を抱いている知日派は多いと聞く。

 

与党の中に良識派がいないとなれば、国民がブレーキ役にならないといけないのだろう。

 


二つの茶番劇

2013-11-22 12:21:10 | 社会・経済

 

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一票の格差についての最高裁の判決が出た。

 

期待に反してというか、予想通りといった方がよいか、「違憲状態」であった。

 

全国の高裁で、あれだけ「違憲」の判決が出ながら、「違憲状態だが、違憲とはいえない」であった。

 

「0増5減」の改正を評価したとのことだが、格差改正の努力すべき立場にありながら、自分たちの利益のために放置し、已む得ず、最小限のお茶を濁した改正を評価するとは、随分甘い判決である。

 

前回の衆院選は「違憲である」が、「混乱を生じるので無効とまではしない」として、立法府に警告するのが妥当な判決だったような気がする。

 

この判決は、明らかに一歩後退である。

 

立法府で改革ができなければ、第三者に委託すべきとの注文をつけても良かった。

 

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もうひとつの茶番劇は、「秘密保護法案」のみんなの党と維新の与党との妥協である。

 

特に、みんなの党の渡辺に至っては、自分たちの修正を与党に受け入れさせたと得意気に語っていたが、チャンチャラおかしい。

 

維新は、秘密指定の期間30年を求めたが、60年とし、しかも政令で定める7項目を除くことで妥協したという。

 

少なくとも、除外をつけるなら40年、半世紀たてばすべて公開するのが妥当なところだろう。

 

橋本は、少しでも修正することが大事と云ってるが、この判断は大間違いである。

 

「治安維持法」の恐怖を体験した年代がどんどん減る中で、巨大与党の弊害がますます増大するリスクに充分注意する必要がありそうだ。

 


楽天、日本一優勝セールの大ウソ! 商品届く。

2013-11-17 11:01:23 | 社会・経済

 

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先日優勝セールで注文した商品が届いた。

 

全くの期待外れで、優勝セールとは全くの虚偽で、1001円セールと同じ商品が現在1000円で出品されている。

 

優勝セールの名のもとの誇大広告であったわけだ。

 

それだけではない。商品自体も、「総合・女性部門で1位獲得」とあったが、とても本当とは思えない代物である。

 

フルーツ12種グラノーラとあるが、コーン他の穀物ばかりで、ドライフルーツは入っているのかもしれないが、探さないと無理なぐらいだ。

 

探せば出てくるので、虚偽表示には当たらないのだろうが・・・

 

だまされる方が悪いのかもしれないが、全くがっかりものだ。

 

半額の価値として、500円ほどのそんで済んだのがせめてもの救いだ。

 

虚偽表示の続出が報道されている。

 

世の中に情報があふれ返っているが、ウソの情報に惑わされない訓練がますます求められる世の中になったということだろう。

 


楽天の日本一優勝セール

2013-11-10 10:58:14 | 社会・経済

楽天が思いもかけない日本一になり、楽天が大々的な優勝セールを打ち出している。

巨人の優勝セールなら、恒例の行事でさほどはないが、楽天の場合、かなり思い切ったことをやるだろうと期待している人も多かったようだ。

星野監督の背番号の77%引きや星野仙一にちなんだ1001円セールなどである。

ところが、この表示に嘘が発覚している。

メニューの虚偽表示に続き、ウソのオンパレードである。

優勝セールには苦い思い出がある。

30年前ごろは、前日まで店頭に並んでいた商品を本当に値下げして、大賑わいであったが、百貨店の福袋同様、セールのための商品が並べられるようになり、期待を裏切られるようになった。

ワイシャツを購入すると、タフタの打ち込み本数が少なく、明らかに安物であり、それから、優勝セールでは買わないことにしている。

今回は、久しぶりに、1001円セールに参加してみた。ところがこのざまである。

楽天の三木谷が薬のネット販売解禁に不満と政府委員を辞任するそうである。

他の案件の抗議なら判るが、薬のネット販売は明らかに自分の利益につながるものだけに勘繰りたくなる。

自分のところのネット販売の不始末を審査を受けていなかったで済ますつもりだろうか。

薬の場合の被害はそれではすまない。


皆で渡れば怖くないという偽装表示

2013-11-07 14:04:02 | 社会・経済
食品、メニューの偽装表示が次々に公表されている。
先日のブログで、他のホテルでも程度の差はあれあるのだろうと書いたが、
次々に名乗り出ている。
今なら、発表しても他社もやっているのだから影響は少ないということだろう。
阪神阪急ホテルの問題が表面化しなければ、そのまま放置されていたのだろう。
サンフランシスコへ出張したとき、ホテルに近いスタンドで朝食にオレンジの
フレッシュジュースを1ドル(360円)で飲んだがとても美味しかったのを思い出す。
一方、日本のホテルの800円のフレッシュジュースは、100%ジュースがフレッシュジュースと
表示されているようで、高いと感じたことがある。昔からそうなのだろう。
先日、新宿タカシマヤのグルメ街で、フカヒレとアワビのコースを食べたが、もしかしたら、
価格に見会わない食材だったのではと疑いたくなる。
これまで随分騙されて、余分な金を払わせられていたのだろうと思うと腹が立つ。
返金に応じるというが、どう証明すれば認めるのだろう。
これからは注文の前にいちいち確認せねばならないということか。
儲からないのでコストダウンの努力は必要だが、貧すれば鈍するということか。