想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

意外な大相撲人気

2014-07-28 11:11:15 | スポーツ

 

 

 

名古屋場所は、白鵬の30回目の優勝で幕を閉じた。

 

一時、稀勢の里の横綱昇進が話題になった時に盛り上がったが、このところ空席が目立った国技館だが、今場所の後半はほとんど満員御礼だったようだ。

 

トヨタの収益回復で、中京地区の景気回復もあるだろうが、優勝に日本人力士がからんでいることが大きいようだ。

 

何しろ、8年以上も日本人力士の優勝がない。

 

このところは、遠藤人気で持ちこたえている様子である。

 

場所前から、白鵬が優勝するだろうと予想されたが、白鵬も一時ほどの圧倒的な強さは見られない。

 

大関の琴奨菊はカド番脱出が目標で、関脇の豪栄道は先場所8勝7敗で、大関への足がかりを作る場所であったが、この二人が活躍して場所を盛り上げるとは皮肉なものだ。

 

この間、鶴竜がワンチャンスを生かして、横綱に昇進し、モンゴルの3横綱になっている。

 

把瑠都、琴欧州といった大型力士が引退したのも幸いしたのだろう。

 

豪栄道の大関昇進が確実との報道がなされているが、本人もビックリだろう。

 

もし、琴奨菊が千秋楽に勝って、白鵬と優勝決定戦をやっていれば、たとえ負けても、来場所の盛り上がりは大変だっただろう。

 

稀勢の里は期待外れだが、素人目にも仕切りの姿勢に問題があるように思える。大きな体をしているが、仕切りの形が悪いので小さく見える。

 

動物が喧嘩をする時、できるだけ大きく見せて相手を圧倒するが、一工夫必要だ。

 

それにしても、がっぷり四つの大相撲が少なくなったのは物足りない。

 


「ぐるっとパス」で真夏の散歩

2014-07-25 17:24:35 | アート・文化

 

 

 

熱中症のニュースが流れているので、できるだけ外出を控えているが、浜松町の貿易センターに所用があり、久々に都内へ足を伸ばした。

 

浜離宮恩賜庭園へは何度か足を運んだが、旧芝離宮恩賜庭園へは行ったことがなかったので、ついでに立ち寄ってみた。

 

夏枯れで、花が何もないのが寂しいが、石組みに見どころがある。

 

老中の大久保が将軍家から拝領したとのことで、東京には江戸の大名屋敷跡が庭園として残っているのがうれしい。

 

木陰で休んでいると、都会の喧騒とは無縁である。

 

浜離宮同様、池に海水を引き入れ、潮の干満による景色の変化を楽しんだのだろう。

 

暑いのでどうしようかと迷ったが、「ぐるっとパス」を購入して、1か所しか行っていないので、これまで行ったことのない美術館を訪れることにした。

 

一つは、「アクセサリー・ミュージアム」である。

 

山手線から東横線への乗り換えの不便なのには参った。

 

「ファンシー・エッグ」展もなかなか興味深かったが、常設のコレクションも見ごたえがあり、暑い中訪れた甲斐があった。

 

次の訪れたのは、「郷さくら美術館」で、名前の通り、桜の絵のコレクションが見もののようであるが、「動物図鑑」のコレクション展が開催されており、加山又造の桜の展示がなかったのが残念であった。

 

中目黒から帰宅の途に就いたが、今度は急行で乗り換えなしで、副都心線に乗り入れ、予定より早く着いた。こちらは随分便利になったものだ。

 


サマー・ジャズ・コンサート

2014-07-22 13:28:27 | 音楽

 

 

 

米国空軍太平洋音楽隊と陸上自衛隊中央音楽隊のピック・アップ・メンバーによる合同コンサートを聴いた。

 

アメリカ空軍音楽隊「パシフィック・ショーケース」は、グレン・ミラーが創設した歴史あるバンドの流れをくむバンドで、バンドのメンバーは、厳しいオーディションを受かってから、空軍の訓練を受けたメンバーということで、実力はかなり高い。

 

日本の中央音楽隊も防衛大臣直轄の音楽隊で国賓の歓迎行事での演奏等を行っているようで、音大出身者もおり、レベルは高いようだ。

 

それぞれの音楽隊の別々の演奏を聴く機会はあるが、フル・バンド編成の合同の演奏会は珍しい。

 

曲目は、「チャタヌガ・チュー・チュー」「ペンシルバニア65000」といったグレン・ミラー楽団の名曲に加え、有名ビッグ・バンドの代表曲が演奏された。

 

私は、若い時に、今や伝説のビッグ・バンドである「カウント・ベイシー楽団」「デューク・エリントン楽団」「ウディ・ハーマン楽団」他を生で聴いているが、最近は、数年前に「東京ジャズ」で聴いたぐらいで、ビッグ・バンドの良い楽団に出会っていない。

 

アンコールは、やはりグレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」で2時間強を楽しく過ごすことができた。

 

最近は日米合同の軍事訓練が度々催されているが、今回の音楽隊の合同演奏を聴いていると、ますます密接な関係が進んでいる様子がうかがえる。

 


プレイ・バック、ワールド・カップ

2014-07-21 11:44:38 | スポーツ

 

 

 

ワールド・カップの総集編が放映されていたので見直してみた。

 

決勝トーナメント1回戦の8試合は、すべて接戦で、勝敗はどちらに転んでもおかしくない試合内容であった。

 

負けたチームは残念なことだろう。

 

サッカーというゲームは、先制点のウエイトが大きく、その後の戦術も変わるので番狂わせが起きるチャンスが生じやすいようだ。

 

シュートがゴール・ポストに当たったり、丁度そこに人がいたりと、運も大きく左右するが、「運も実力のうち」ということだろう。

 

見直してみると、審判の微妙な判定が結構見られた。

 

あれだけ広いスペースを選手と一緒に走り回る主審はさぞ大変だろう。ある程度の見落としは已む得ない点がある。

 

大きな大会では、むしろ、線審以外に、もう1名、主審補佐を設けたらどうだろうとさえ思う。

 

今大会は、素晴らしいゴールキーパーが多かったようだ。

 

キーパーへの信頼感が、戦術にも大きく影響する。

 

オランダが、ペナルティ・キック合戦を見据えて、キーパーを交代させ、見事勝利を得たのは画期的であった。

 


あっぱれ!大谷

2014-07-20 10:51:48 | スポーツ

 

 

 

先日、MLBのオールスターを見たが、日本のプロ野球のオールスター第2戦の甲子園で、大谷と藤浪が先発するというのでTV観戦した。

 

大谷は、1インニング限定ではあるが、160キロの速球を連発し、ファンを楽しませてくれた。

 

最高は162キロで、MLBのチャップマンの170キロにはかなわないが、20球すべてが、ほぼ160キロというのはすごい。

 

藤浪も156キロを記録し、150キロを超す投手は珍しくなくなった。

 

昔の江夏のように、9人連続三振を見ることはもはや不可能だが、よくぞ、大谷は日本プロ野球に残ってくれた。

 

二刀流は止めて、投手に専念して欲しいものだ。打者には後でも転向できる。

 

パは予告先発であり、登板の試合は満員になるだろう。

 

来年の交流戦での登板が楽しみである。

 

あまり見ない選手で、ソフトバンクの柳田という素晴らしい選手がいた。

 

ホームラン競争はオールスターの華であるが、ブランコのバッティング投手はいかにもお粗末で、ストライクが投げられない。これでは興味半減である。

 

藤浪、大谷は、ファン・サービスも心得ており、しばらく、日本のプロ野球を支えることになるのだろう。