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今年も残り少なくなったが、今年ほど日本の健康保険制度のありがたさを感じたことはなかった。
30数年前から、もしもの為と、医療保険に入っていたが、ほとんど受給を受けたことがなく、掛け捨てになっていたが、元気だったのだから、喜ばなければと思っていた。
今になると、私の保険の中身は時代遅れで、先進医療どころか、入院給付額も低く、個室料金を賄えない。
アメリカでは、オバマ・ケアの対立でごたごたしたが、日本の健康保険制度は、高齢化で負担が増えて社会的に問題はあるもののすぐれた制度といえる。
長期入院してみて判ったが、医療費は負担上限があるので、それほど大きな負担にならずに済む。
それより負担が大きいのは、個室料金である。
個室料金は、病院によって差があり、大部屋で我慢すれば、入院費の負担額は意外に少ないから、所得の低い者でも支払いは可能である。
友達から、健康保険は効かず、300万円ほどかかるが、良い治療法があるようだと聴いたが、効果の実証が今一つとのことで今回は見送った。
混合医療が認められると、随分治療の選択肢が広がるような気がする。
医療保険は、先進医療と個室費用に重点を置いたものに変更した方がよさそうだ。
来年は、病院と縁のない生活を送りたいものだ。