想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

2013年を振り返る

2013-12-30 17:34:07 | 社会・経済

 

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今年も残り少なくなったが、今年ほど日本の健康保険制度のありがたさを感じたことはなかった。

 

30数年前から、もしもの為と、医療保険に入っていたが、ほとんど受給を受けたことがなく、掛け捨てになっていたが、元気だったのだから、喜ばなければと思っていた。

 

今になると、私の保険の中身は時代遅れで、先進医療どころか、入院給付額も低く、個室料金を賄えない。

 

アメリカでは、オバマ・ケアの対立でごたごたしたが、日本の健康保険制度は、高齢化で負担が増えて社会的に問題はあるもののすぐれた制度といえる。

 

長期入院してみて判ったが、医療費は負担上限があるので、それほど大きな負担にならずに済む。

 

それより負担が大きいのは、個室料金である。

 

個室料金は、病院によって差があり、大部屋で我慢すれば、入院費の負担額は意外に少ないから、所得の低い者でも支払いは可能である。

 

友達から、健康保険は効かず、300万円ほどかかるが、良い治療法があるようだと聴いたが、効果の実証が今一つとのことで今回は見送った。

 

混合医療が認められると、随分治療の選択肢が広がるような気がする。

 

医療保険は、先進医療と個室費用に重点を置いたものに変更した方がよさそうだ。

 

来年は、病院と縁のない生活を送りたいものだ。

 


2014年になさそうであることの予想

2013-12-27 15:28:49 | 社会・経済

 

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2013年のなさそうであったことは、

 

 猪瀬東京都知事の辞職

 

 楽天の日本一

 

 参院選の選挙無効判決(憲法違反にとどまらず)

 

 みんなの党の分裂

 

 日経平均 16000円回復

 

 安倍首相の靖国参拝

 

 皇太子妃の海外訪問

 

と、このほかにも、いろいろあるだろう。

 

さて、いただけないのは、安倍の靖国参拝である。

 

来年、経済の回復が軌道に乗るためには、韓国はともかく、中国との関係が改善することが必須である。

 

それを、あえて無視したのは、判断能力の欠如による自信過剰か、化けの皮が剥がれて、来年内に退陣を余儀なくされることを予想して、どうしても靖国に、「総理大臣 安倍晋三」と残したかったということか。

 

今回の行動は、アジアだけでなく、同盟国のアメリカからも厳しい批判の声が上がっている。

 

国益より、自分の趣味、信条を優先するのであれば、総理大臣の資質にはふさわしくない。

 

アベノミクスとやらで、浮かれているようだが、安倍でなければならない必然性は何もなく、首相の代わりは誰でもよい。

 

国民は、本気で考えなければならない時期が来たようだ。

 


安倍政権の拙速判断

2013-12-26 11:27:38 | 社会・経済

 

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安倍政権は、従来守ってきた武器輸出三原則を破り、韓国軍へ弾薬を提供した。

 

あくまで緊急を要する例外措置として実施したとの説明であるが、ほとんど説明なしの決定である。

 

果たしてこの判断は正しかったのであろうか。

 

国民に対しても、スーダンの状況の説明ひとつないし、これだけ重要な変更をするのであれば、事前に野党党首との会談ぐらいすべきであったのではないだろうか。

 

またしても、絶対多数与党の奢りといわれても仕方ないであろう。

 

緊急措置として已む得ないのであれば、後日、貸与分の返還を受けるべきであろうし、まして、当の韓国政府は緊急性はなかったと言明している。

 

これだけ重要な判断をするのであれば、現地でのやり取りだけでなく、政府間のきちんとした事前確認が必要であっただろう。

 

情況に便乗して、既成事実を作りたかったのではと疑われる。

 

秘密保護法でも問題になったが、このような拡大解釈がまかり通っては、危なくて仕方がない。

 

判断力の問題だとすれば、来年生じるであろういろいろな重要課題に懸念を感じざるを得ないのは私だけだろうか。

 


サンクトペテルブルグ室内合奏団 : アヴェ・マリア

2013-12-18 10:49:19 | 音楽

  

久しぶりに、オペラ・シティのコンサートへ出かけた。

 

日本へ初めて来たのは2000年のクリスマスで、それ以来、毎年来日して各地を巡回し、日本のクリスマス・シーズンには欠かせない存在になっているようだ。

 

私も過去に2度聴きに出かけている。

 

「タイスの瞑想曲」、「G線上のアリア」、「アベ・ヴェルム・コルプス」といった聴きなれた曲ばかりで、ゆったりと聴くことができ、気分が安らぐ。

 

毎年変わらないのは、バッハ、シューベルト、カッチーニの3大「アヴェ・マリア」である。

 

クリスチャンではないが、これらの曲を聴いていると敬虔な気持ちになる。

 

クリスマス・シーズンになり、今年はあちこちでLEDによる電飾が見られる。

 

若い人たちにとっては、デイトの場所に事欠かないだろう。

 

ひと足早いクリスマス気分を味わった。

 


世論調査の変化―世論は気まぐれ?

2013-12-14 11:18:33 | 社会・経済

 

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久々の世論調査で、安倍内閣の支持が10ポイント下がり、50%になり、不支持が10ポイント上昇し、差が15ポイントに縮まったとの報道があった。

 

アベノミクスとやらで、景気の回復を期待したものの、自分たちには無縁であることを実感しているところへ、数に奢った強引な国会運営を見れば当然の結果であろう。

 

国会閉会後の安倍首相の会見も白々しい。反省など口先だけであることは明白だ。

 

「奢る平家は久しからず」とはよく言われることだが、株価が下がり、景気の回復が順調に進まなければ、風向きは一気に変わり、安倍内閣も意外に短命に終わるかもしれない。

 

次を狙う石破幹事長は、秘密保護法の発言で、本性が明らかになり、国民の支持を受けにくいであろう。

 

もともと、衆院選の大勝は、自民党支持というより、民主党に裏切られた反動であり、また、参議院は憲法違反状態の選挙であり、現在の自民党の長老?と呼ばれる町村、額賀らの発言を聞いていると、奢りがありありであきれた態度である。

 

あれだけの支持を受けた猪瀬東京都知事でも、オリンピックまでの長期政権と思われたが、多分、辞任に追い込まれるであろう。

 

折角のチャンスを政治のごたごたで逸しないよう、自民党の中から良識派が台頭するのを期待したいのだが難しいだろうか。