審判判定で負けた第２戦

日本シリーズの第２戦はオリックスの圧勝に終わり、１勝１敗のタイになった。
この試合のカギは、１回のダブルプレーの判定が覆されたことに尽きる。
日本シリーズは、レギュラー・シーズンの試合と異なり、投手は特に１回の緊張は特別である。
一番よく見える主審の判定が、レフトの審判を加えた協議でファウルになるなど考えられない。
結果的に、４回に西がＫＯされ大差の敗戦になったが、判定が覆されなかったら西は好投していたかもしれない。
ただ、岡田の判断にも迷いがあったようだ。
リズムを乱した西は、３回にエラーで失点しており、短期決戦なので、４回の四球で代えるべきだったし、１回表のワンアウト１塁で、森下にはバンドをさせても良かった。
第２戦の負け方は悪いが、１勝１敗は想定内であり、ホームの第３戦を全力でとる必要がある。

ノートライ、１点差の優勝

ワールド・カップ・ラグビーの決勝戦は、過去３度優勝どうしの横綱対決となった。
これまで何試合か見てきたが、まれに見る大激戦になった。
こんな激戦を３０分以上、１人少ない１４人で戦ったニュージーランドの実力はすごい。
ラグビーは運にも左右される。
ボールが、右にはねるか、左にはねるかで勝敗を左右するゲームだ。
来シーズンは多くの有力選手が日本でプレーするようだ。
ラグビー人気が定着するだろうか。

貴重な先手１勝

日本シリーズの第１戦は予想外の展開になった。
京セラドームでは１勝１敗で良いと考えられる阪神にとっては貴重な先勝である。
山本、村上ともに３回まで９人で抑え、予想通りの投手戦で１，２点を争う展開が予想された。
結果的には中野の盗塁失敗が幸いした？
５回の佐藤の初球盗塁は想定外だっただろう。
見ている方もびっくりしたが、後続打線を考えるとギャンブルも必要だ。
ＣＳで打っていなかった近本の３塁打が大きかった。
４－０となっては勝負ありだ。
ＣＳの時は、優勝チームとして勝って当然と硬さがみられたが、日本シリーズは挑戦者でありリラックスしていたようだ。
オリックスはぼろ負けでかえって気分転換しやすいだろう
勝負は４勝するまでわからない。
ただ貴重な１勝であることは確かだ。

日本シリーズを占う

ＭＬＢのワールド・シリーズは、レインジャーズ対ダイヤモンドバックスという予想外の対戦になった。
昨日のドラフトの籤運は、セ・リーグに分があったようだ。
ただ、結果はどうなるか判らない。
阪神は久々の挑戦者であり、絶対的なエース山本が、初戦と第６戦に登板できるオリックス有利の下馬評である。
ただ、ＣＳではロッテに打ちこまれており、初戦が甲子園なら面白かった。
阪神が勝つには、１勝１敗で甲子園のケースだろう。
ＣＳで不調だった近本、中野の１，２番が機能することが必須である。
京セラ・ドームは、アウェイでないのと、ＤＨ制でない甲子園の３連戦がカギを握る。
今回は１９８６年の日本一の時のバースのような助っ人がいない。
いずれにせよ、４勝３敗の７戦までの熱戦を期待しよう。

分が悪いイスラエル

イスラエルのガザへの空爆は激しく、罪のない人たちが毎日のように死んでゆくのを見逃すことは悪徳であろう。
世界中の世論は反イスラエルに傾いている。
圧倒的な戦力の差があるなかでのイスラエルの行動に反感が強くなるのは当然かもしれない。
イスラエル高官の「ハマスを殲滅する」との発言は、ナチスの「ユダヤ人を殲滅する」につながる。
イスラエル人とパレスチナ人の生活水準にはあまりにも格差がありすぎる。
国連事務総長が言うように、パレスチナ人を追い出しユダヤ人国家のイスラエルを建国することを認めたが、長年にわたり、パレスチナ人の権利を無視して来たことを見直す必要がありそうだ。
これ以上ひどくならないことを願うばかりだ。