想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

帰省ラッシュでオミクロン拡大か

2021-12-31 15:08:12 | 社会・経済

今年の暮れは、予想以上の帰省ラッシュのようだ。
去年も帰省できなかったので、オミクロンの蔓延で再び宣言が出て規制になる前にと思う心情は理解できる。
TVでは、孫が祖父母に会って飛びついている様子が放映されているが、TV通話では得られないオキシトシンが出るのだろう。
皆、ワクチンを接種し、検査も受けてと充分注意しているようだが、ヨーロッパの状況を見ると、年明けには確実に蔓延していると考えるべきだろう。
どうやら、集団免疫を待つしかないのだろうか。
結局、今年1年もコロナに明け暮れた1年だった。
昨年末のブログには何を書いていたのかと振り返ったら、ブログを中断していた。
来年こそと期待しよう。

資本主義は何処へ

2021-12-30 08:48:51 | 日記・エッセイ・コラム

資本主義下での「格差」の問題が世界中で顕在化している。
もう60年も昔の学生時代になるが、議論にあがったワードに、「国家独占資本主義」「金融資本主義」「修正資本主義」「二重構造」等がある。
既に、この時代に、資本主義の問題点について議論をしていたが、それほど進歩していないようだ。
金融資本主義が世界を支配した時代が続いたが、金利ゼロが長期化して通常の状態になれば、すでに資本主義は変貌していることになる。
最近、若い人たちの中で、社会主義を学ぶものが増えていると聞く。
私も大学で経済学を学んだ端くれで、世の中を良くするためにはと「経済政策論」を専攻した。
「卒論」と言えるほどのものは作成できずに卒業し、実業の中で勉強したもので、「寡占と管理価格」に関する論文を書きたいと思っていたが、実現していない。
現在の経済学には限界を感じており、随分前になるが、「心理学、社会学を融合した新しい経済学」の構築が必要だと述べたことを思い出す。
資本主義が曲がり角にあることだけは確かなようだ。

民主主義は何処へ

2021-12-29 09:08:07 | 日記・エッセイ・コラム
現在、世界では、民主主義国とそうでない国があるが、いわゆる民主主義国の方が少ないそうだ。
民主主義の基本に、「三権分立」「人権」「多数決」がある。
今年の最初の驚きは、大統領選に敗れたトランプが、敗北を認めず、連邦議会への乱入を扇動したことである。
しかも、その罪が問われないままに過ごされている。
民主主義では、多数決で物事が決められるが、間接民主主義の基本である選挙制度に問題があれば、正当性に疑問が残る。
司法の独立性の問題も生じている。
司法の人事が政権によって決められるために、その判断に疑問を生じさせている。
森友、公文書改ざん問題に関連しての裁判が行われずにウヤムヤにされ、安倍の公職選挙法違反疑惑は検察の不起訴処分で決着である。
中国のウイグルの人権問題を糾弾するアメリカでは、人種差別問題が顕在化している。
民主主義が正しく定着するには時間がかかりそうだ。

ベートーベンの「第9」

2021-12-27 16:38:35 | 音楽

クリスマスも過ぎ、今年も押し迫った。
結局、今年も一度もコンサートに出かけることができなかった。
年末の紅白はずいぶん前に見なくなり、「第九」と「ジルベスター・コンサート」を聴き、NHKの「往く年、来る年」の除夜の鐘を聞いて新年を迎えるのが恒例になっている。
今年のN響の第九は、海外からの音楽家が来日できなくなり、メンバーが交代して開催されたそうだ。
第九の合唱に参加して歌ったのは、もう30年以上前になった。
今日は、バーンスタイン指揮、ウイーン・フィルの1979年、ウイーン歌劇場で演奏された伝説の名演を4Kデジタルでリマスターした録画を鑑賞した。
何度見ても、素晴らしい演奏だ。
コンサートへは行けないが、DVDで演奏が聴けるのは幸せである。

キックボードの歩道通行に反対

2021-12-25 11:57:51 | 社会・経済

規制緩和で、キックボードの免許なしの歩道通行を認める方向で進んでいるようだ。
安全性を無視した今回の決定には反対である。
有識者会議での報告によるようだが、一体どんな人間が委員なのかとその非常識な認識に驚く。
彼らは、日本の道路状況を認識できているとは思えない。
自転車が歩道を走るだけで危険なうえに、キックボードまで走ったら、子供や高齢者は危険でたまらない。
もし許可するのであれば、免許と強い罰則をセットにする必要がある。