想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

コンピューター囲碁、第2回電聖戦

2014-05-30 15:52:36 | 囲碁

 

 

 

最近コンピューター知能の進歩は著しく、チェスでは、大分以前から、人間と対戦が行われていたが、将棋でも、プロのトップ棋士を破り、話題になった。

 

囲碁の場合は、より複雑なので、まだまだ無理だろうと思われていたが、トップ棋士と4子で対局できるまでになったようだ。実力はアマの7段クラスというところだろうか。

 

私も時々囲碁ソフトと対局してみるが、9路盤のように、打つ場所が限られる場合は、形勢、生死の判断も正確で、勝率は悪い。

 

それでも、まだ、とんでもない手が出るので、19路盤なら、よほどのミスをしない限りほとんど負けない。

 

コンピューターソフト同士の大会で、優勝、準優勝したソフトが、依田九段と4子で対戦した電聖戦の放映があったので観戦した。

 

トップ棋士の依田九段と4子であるから、私より、大分実力は上ということになる。

 

準優勝のソフトは、後半に変な手を何手か打ったが、勝ちの計算が出来た上のようで、見事、2目半勝ちを収めた。

 

依田九段は、コンピューターの癖が判らなかったため、苦労したようだが、翌日、再戦し中押し勝ちだったそうだ。

 

第2局の優勝ソフトとは、以前に対戦したことがあるとのことで、中押し勝ちであった。

 

プロとアマの対戦では、同じトッププロでも、昨年対戦した23世本因坊秀芳に勝つのは至難の技であるように、ソフトにもいろいろ癖があるようだ。

 

トッププロが対戦することにより、ますます強くなるのだろう。

 


株価低迷が続けば安倍内閣は退陣に追い込まれる?

2014-05-29 11:25:13 | 政治

 

 

 

株価の低迷が続いている。

 

アメリカは史上最高値を更新しているにもかかわらず、日本は取り残され、上昇の兆しが見えない。

 

そもそも、安倍内閣への期待は、経済の回復であったはずだ。

 

当初は株価も上昇し、景気が回復するのかと、世の中も、少し明るくなる気配が見られた。

 

国民は、消費税の増税にも、景気が良くなるのならと、アベノミクスとやらに期待し、内閣支持率も高い水準を維持してきた。

 

ところが、景気回復の実感が伴わず、「バイ・マイ・アベノミクス」の口だけのパフォーマンスばかりで、海外の評価も下がってきている。

 

以前に、「皆で渡れば怖くない。」の気分が続けば良いが、「一抜けた、二抜けた。」となれば、ガタガタだろう。

 

本来、経済の回復が使命の内閣であるのに、一人「集団的自衛権」にのめりこんで、自分の役割を忘れているようだ。

 

もともと、経済音痴の安倍に期待するのが無理なのだが、景気の回復は、日銀総裁頼みである。

 

しかし、異次元の緩和の効果はいつまでも続くものではない。

 

周りの政治家は、次の人事を期待して、意見をせず、本人の独りよがり、思い上がりは相当のように聞く。

 

歴史に見るように、こうなると、下り坂の徴候である。

 

嫌な予感が当たらないことを期待するばかりだ。

 


卒業50周年同窓会

2014-05-27 18:12:50 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 

 

卒業50周年同窓会が開催され、久しぶりに、大学を訪れ、時計台を眺めた。

 

東京地区の同窓生とは会う機会があるが、年も年なので、西日本のメンバーとは、これが最後の機会になるかもしれないと思い出かけた。

 

同窓会の開会前に、下宿していた家を訪ねたら、当時のまま残っていた。

 

良く散歩した哲学の道をめぐり、毎日通学した道を歩いて大学へ向かった。

 

息抜きに行ったジャズ喫茶はなく、当然のことながら様変わりであった。

 

定員200名が入学したが、すでに33名が逝去し、それでも111名が出席、盛況であった。

 

昼の同窓会は、ゼミのメンバーでテーブルを囲んだが、2名の物故者以外、欠席は1名だけで、中には、50年ぶりの者もいて、当時の話に花が咲いた。

 

夜の部は、教養のクラスに分かれ、それぞれの宿泊場所へ向かったが、修学旅行シーズンでもあり、幹事は大変だったようだ。

 

我々のクラスは、翌日、宇治キャンパスと黄檗山を訪れた。

 

我々は、宇治分校の最後の卒業生である。

 

当時の建物が、少しばかり残っていたが、面影はなく、あまり思い出も浮かんでこなかった。

 

同窓会長が同期生であり、来賓の学部長の教授があまりに若く、逆に自分たちの年を意識せざるを得なかった。

 

次の同窓会は、何年後になるだろう。その時、何名が元気で集まるだろうか。

 


東大野球部70連敗と京大は勝ち点

2014-05-19 10:41:13 | スポーツ

 

 

 

東大野球部70連敗の記事が出てから、その後も連敗が続いているようだ。

 

1シーズンに10連敗するわけだから、3年半、連敗が続いている計算になる。

 

そもそも、スポーツ推薦入学のある私立大学と互角に戦うのは無理があるのでやむ得ないが、ぼつぼつ勝っても良いころだ。

 

一方、京大は、23季ぶりに、新リーグで初めて、同志社から勝ち点を挙げ、2002年秋リーグの立命大以来の勝ち点で、現在5位とのことである。

 

調べてみると、試合内容は、結構、接戦も多く、勝ち点は無理でも、時々は勝っているようだ。

 

私が在籍していたころは、関西6大学リーグで、国立の神戸大が入っていたので、5位を争っていたが、近大と入れ替わり、関西学生リーグになってからは、強豪私立大の中で勝つチャンスが少なくなっていた。

 

久々に5位になるチャンスであり頑張って欲しい。

 

一方、日本一にもなったアメフトの最近の成績はあまり良くないようだが、どうなったのだろう。

 

もともと、体格もなく、経験のない学生を集めて、よくぞ日本一になったものだと感心する。

 

新入生が入部して、新しい息吹の中で練習している姿が浮かぶ。

 

頑張れ京大、頑張れ東大。

 


安保法制懇メンバーの無責任さ

2014-05-18 11:26:06 | 政治

 

 

 

集団的自衛権の憲法解釈変更について首相に答申した。

 

重要な会議であるにもかかわらず、最後の会合では、ほとんど議論がなかったとのことである。

 

おまけに、秘密保持との理由で、議論の前に資料が回収されたとの報道記事があった。

 

「有識者懇談会」との名で、一応名前の通ったメンバーが並べられているが、結論ありきで選ばれたメンバーで、ほとんど意味がないし、議論の内容も開示されていない。

 

こんな会議で、抗議して席を立つメンバーが一人もいないのは残念である。

 

彼らは、帝国ホテルのディナーを食べに来ただけなのか?

 

いろいろなケースで、「有識者懇談会」なるものが設置されるが、有識者の資格とは、一体何なのだろう。

 

原発事故の時の専門家もそうだが、これでは、専門家とか有識者に対する信頼がなくなることになる。

 

そもそも、これまで積み重ねられてきたものを、一内閣の都合で、憲法解釈を簡単に変えられたのではたまらない。

 

安倍が、自分自身で説明していたが、いくら歯止めをかけるといっても、こんな人間の云う事はとても信用できないというのが実感であろう。

 

現在のところ、公明党が慎重姿勢を示しているのが救いであるが、それにしても、野党のなんと影の薄いことよ。