想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

早くもアベノカワが剥げた?

2013-05-30 16:35:19 | 社会・経済

 

 

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このところ、アベノミクスなるものが、世の中を賑わしていたが、株価が急落し、金利が上昇している。

 

参議院選までは持つのではないかと期待していたが、早くも潮目が変わったのだろうか。

 

もともと、ムード先行型であったので、皆が乗っかっている間は良いが、疑念を持ち、1抜け、2抜けとなると、ムードは一変する恐れがある。

 

資産効果が出ているのは、一部の比較的裕福な者であり、一般の人間にとっては、給料が上がるわけでもなく、物価上昇の方が身近であろう。

 

先日、10年物の国債の利子が振り込まれていたが、100万円に対し、半年分の利息がなんと200円というのには驚いた。

 

安全資産として、銀行預金や国債を持っている一般庶民は、ほとんどメリットを享受していないというのが実態だろう。

 

何より、気になるのは、たまたま、円安への揺り戻しという神風に恵まれたが、政策責任者が、浮かれ気分で、危機意識が欠如していることである。

 

多分、参議院選にいかに勝利するかがすべてで、それを起点に、物事が組み立てられているのだろう。

 

株主総会の通知が届き始めたが、「役員報酬増額」の議案が目立つ。

 

せめて、一般サラリーマンが、給与アップと、ボーナス増の恩恵を受けるまで、化けの皮が持ってほしいものだ。

 


レベルの低い横綱はいらない

2013-05-28 15:07:15 | スポーツ

  

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大相撲夏場所は、白鳳の全勝優勝で幕を閉じた。

 

稀勢の里が最後まで優勝争いに残り。大いに盛り上がったようだ。

 

横綱審議委員会の内山委員長が、横綱昇進の条件として、「来場所優勝しなくても14勝以上なら」と云ったという。

 

横綱昇進の条件は、2場所連続優勝か、それに準ずる成績のはずである。

 

稀勢の里が今場所14勝で、来場所14勝以上の優勝であれば、考慮に値するだろう。

 

今回は、少なくとも、来場所15勝全勝優勝でなければ、条件を満たさないだろう。

 

まして、今場所の13勝は、横綱日馬富士を破ったとはいえ、日馬富士を破った前頭の妙義龍が殊勲賞にも認定されない横綱である。

 

日本人の横綱を作るために、基準を変えるべきではない。

 

国民栄誉賞のように、ほとんど基準がないものもあるが、横綱昇進には、少なくとも内規がある。

 

プロ野球コミッショナーもそうだが、トップに立つ者のレベルが気になる。

 


新宿御苑散策、素晴らしい大温室

2013-05-24 15:56:15 | 日記・エッセイ・コラム

 

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都内へ所用があり、出かけたついでに、新宿御苑へ立ち寄った。

 

バラは古川庭園の方が綺麗だと思うが、ルートの関係で、新宿御苑にした。

 

バラは見ごろを少し過ぎていたようであったが、天気も良く、新緑を充分に満喫できた。

 

しばらく閉館中であった大温室が開館しており、久しぶりに中へ入ったが、とても素晴らしく改装されていた。

 

私は、混雑が嫌いだが、東京のど真ん中で、こんなにゆったりと過ごせるとは穴場といえる。

 

御苑の近くでランチを済ませて歩いていると、一人の外国人男性に呼び止められた。

 

英語と日本語の片言のちゃんぽんで、500円硬貨を出し、電話をかけたいので、小銭に交換してほしいという。小銭入れを見たが、入ってなく、「申し訳ないが、交換できない。」と言い、カードの入った財布を開けると、覗き込み、カードを指さし、「コレハ?」という。

 

「これは、メトロカードだ。」というと、「テレフォンカードは持っていないか。」と聞く。

 

ガラケーを持っているので、使わないが、幸いにも、新品のテレカが1枚入っていた。

 

今度は、「電話はどこにあるか。」と聞かれるが、近くには見当たらない。

 

駅にならあるだろうと思い、「新宿御苑駅」を教える。上手く見つかっただろうか。

 

新宿御苑の新宿門を入ると電話機があった。

 

後で考えると、人通りも少なく、クレジット・カードの入った財布を奪われてもおかしくない状況だ。日本だから良いものの、ニューヨークなら、危ないところだった。

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上野は展覧会の花盛り

2013-05-19 10:32:36 | アート・文化

 

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上野へ出掛けると、いろいろな展覧会が開催されており、時間がいくらあっても足りない。

 

今回は、東京都美術館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」と国立博物館の「東洋館」を訪れた。

 

ダ・ヴィンチの絵画は、「モナリザ」があまりにも有名であるが、作品数が少ないので、貴重な機会である。

 

ダ・ヴィンチは、絵画だけでなく、彫刻、建築、科学、音楽他の他多くの分野で、驚くほどの功績を残しており、その片鱗に触れる機会でもある。

 

ただ、残念なことに、こう云う企画展となると、毎度のことながら、混雑が激しく、ゆっくり見ることができない。

 

特に今回のような展示物の場合、雰囲気を味合うので精いっぱいだ。

 

その点、リニューアル・オープンした国立博物館の「東洋館」は、久しぶりに訪れたが、展示内容、展示方法もよく、何より、残念なくらい空いており、ゆっくりと見ることができる。

 

どちらかというと、西洋文化の方に目が行きがちだが、身近な東洋文化に、もっと関心を持つ必要がありそうだ。

 

歴史、文化を知れば、中国、韓国との関係改善の一助になるだろう。

 


ジャズ・ピアニスト 7 : ウイリー・ザ・ライオン・スミス

2013-05-09 09:39:08 | 音楽

 

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1897年、ニューヨーク州の生まれ。

 

第1次世界大戦の時、砲兵として勇猛な働きをしたことから、「ザ・ライオン」と呼ばれるようになった。

 

美しいメロディと所謂ストライド・ピアノと呼ばれるラグ・タイムに源を発したユニークなスタイルである。

 

あのデューク・エリントンが、「僕に最も大きな影響を与えてくれた先輩は、ウイリーだ。」と云っている。

 

youtubuで、エリントン、ビル・テイラーとウイリーの3人で演奏している貴重な映像を見ることができた。

 

彼のレコードは多くないが、コモドア・ジャズ・クラシックス・シリーズの6集で発売されており、彼のソロ・ピアノを聴くことができる。