想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

豪華なペア囲碁2024

2024-04-23 11:53:19 | 囲碁

プロペア囲碁選手権は今年から方式が変わったようだ。
以前に、日本棋院へ出向き、多くのトップ棋士の対局する姿を楽しんだことがある。
これだけのトップ棋士を一堂に集める機会は又とない。
出場する棋士も、選ばれることが一流の証でもある。
今年は昨年の覇者、山下、鈴木ペアに、4組のトップペアが挑戦する形となったが、ペアの組み合わせがすごい。
井山、藤沢ペア、一力、謝ペア、芝野、上野ペア、余、牛ペアの4組で夢のような組み合わせである。
芝野、上野ペアが優勝したが、どのペアが勝っても不思議ではない。
これから、ゆっくり棋譜を見直すのが楽しみである。

驚きの97歳

2024-04-12 09:22:15 | 囲碁

杉内八段が97歳1か月で現役対局とのニュースがあった。
帝国ホテルに、杉内8段が主宰する会員制の「石寿会」という囲碁サロンがあった。
現役の頃、会員に連れられて何度か訪れて対局を楽しんだことがあるが、その際、杉内8段の2面打ち指導碁に接した。
対局後の講評を聞いていると、とても丁寧で、一度お願いしたいと思いながら実現しなかった。
70歳を超えると、棋力は落ちるものだが、97歳で現役対局とは驚くばかりだ。
100歳まで頑張って欲しい。

NHK杯囲碁トーナメントの熱戦

2024-03-11 10:52:02 | 囲碁

決勝戦は一力が芝野を下し4度目の優勝を果たした。
準決勝、決勝戦はいずれも熱戦であった。
準決勝で井山を、決勝で芝野を下しての優勝は文句なしのトップである。
同時並行で行われた井山との棋聖戦第7局で防衛を果たし、持ち時間の長い2日制と一手30秒の早碁ともに制したことで第一人者の地位を確立した。
トーナメント戦で、10回出場して8回決勝に進出、4回優勝というのは考えられない成績だ。
次は世界戦での活躍を期待するばかりだ。

ベスト4出そろう、NHK杯囲碁トーナメント

2024-02-19 10:48:10 | 囲碁

NHK杯囲碁トーナメントのベスト4が決まった。
3強が順当に勝ち、藤沢を破った粘りの志田となった。
もし藤沢が進出していたら、今最も打てている4人の棋士となったが・・・
芝野が初めて準決勝に進出したが、これまでベスト8が最高というのは不思議なくらいだ。
不思議と言えば、平成4天王の一人である山下だけ優勝していない。
ただ彼の場合は、最もファンを楽しませてくれる。
組み合わせは芝野が有利だが、さてどんな結果になるか?

信じられない展開、本因坊戦最終局

2023-07-21 10:32:48 | 囲碁
3勝3敗のタイになり、最終局の第7戦は、大逆転で一力棋聖が本因坊を獲得した。
一時は、第4局の半目勝ちで3勝1敗とカド番に追い込んだ一力だったが、最終局にもつれ込み、これまでの実績を考えると、むしろ井山有利かと思われた。
1日目は、AIの形勢判断でも、井山の絶対優位で逆転の可能性は低い状況だった。
ところが封じ手を境に、形勢が一変した。
井山にモチベーションの変化でもあったのだろうか?
もともと、11連覇を達成したうえに、来期からは1日制の5番勝負に格下げになることになり、モチベーションが心配されていた。
2日目の井山の打ち方は、とても同じ人間とは思えない。
世界戦での活躍を期待したいが、多少心配である。