トヨタは儲けすぎ

ダイハツに続いて、豊田自動織機でも不正が発覚し、トヨタグループの不正が横行している。
トヨタグループの利益は年々伸びているが、儲けに走りすぎて安全をおろそかにしていることの証明だ。
ここまで巨大企業になると、政治への影響力も大きく、胡坐をかいているのだろう。
トヨタだけでなく、政治家も、他の大企業でも不正が次々に発覚している。
日本の品質へのプライドは何処へ行ってしまったのかと残念である。
経営者の報酬が利益に連動するようになり、利益に走りすぎていないか？

揺らぐ検察への信頼

検察が裏金疑惑の立件を断念したと報じられている。
やはりそうかとの思いが国民に広がっている。
先日、大河原化工機の検察による冤罪事件が報じられた。
検察の立件への並々ならぬ執念のようなものが感じられる。
そこまでやる必要があるのかと疑問に思うが、今回の捜査は、これに比べるとあっさりしている。
森友事件での佐川の責任については、裁判にならず、内容は不明のままだ。
起訴することで、裁判の中で真相を明らかにするチャンスさえも失くしてしまった。
検察審査会に期待するしかないようだ。

悪い奴ほどよく眠る

今回はその責任が安倍派５人衆まで行くかと思ったが、やはり、会計責任者どまりとなるようだ。
毎度のことと言ってしまえばそれまでだが、国民感覚とはずれがある。
前例とのバランスのようだが、おかしな前例に縛られていては進歩がない。
せめて脱税だけでもやって欲しい。
安倍派の５人衆には、役職に辞任だけでなく議員辞職に値するとの厳しい声も上がっているようだ。
このまま、ズルズルと追及されてはたまらないで、岸田は予算成立後に解散に打って出るかもしれない。
５人衆は、一旦議員辞職することで、岸田との間で解散の共謀が進められるかもしれないなどと思うのは素人考えだろうか。
今度の選挙は、国民は心して臨まなければいけない。

金の出入りの問題を派閥の問題にすり替えるな

自民党の政治刷新本部の議論が派閥の解消の問題に傾いているようだが筋違いだ。
リクルート事件の後、自民党自身が派閥の解消を決めており実行すればよいだけである。
だが、派閥は表面上解消しても、実質はなくならないのが現実だろう。
それよりも、政治家の金の出入りをオープンにすることである。
企業献金もすべてがオープンになれば、企業も不透明な献金はし難くなるであろう。
パーティ収入も、不透明なのが問題なのである。
金の使われ方がオープンになれば、選挙時の買収等も難しくなる。
資金の流れが明確にすることで、金で子分の議員を集めて総理の座を狙うことはできなくなるし、特定の利権の行使も難しくなる。
官房機密費を含め、不透明な金の流れをなくすことが政治刷新の第一歩である。
政治家を特別扱いせずに、国民と同じにすれば良いだけである。

想像以上の能登地震被害

ＴＶで被害状況が明らかになるにつれて、その被害は想像以上のようだ。
半島の先で、道路の寸断で情報が少なく、熊本地震に比べて状況が判らなかった。
陸地が４ｍも隆起しているとは驚きだし、津波被害も発生している。
もともと、能登半島ができたのも隆起であるが、断層を考えると今後も活動は続くのだろう。
北陸には原発がたくさんあるが大丈夫なのだろうか？
雪が降り、寒い時期なので、避難所の生活はさぞ大変だろう。
不当な金にばかり関心を持つ自民党の政治家が、被災地にどこまで真剣に取り組む気があるか心配だ。