民主主義の根幹は三権分立といわれるが、現在の三権の状況を見ると、民主主義が機能していないことになる。
立法府(国会)で選ばれた者が、行政府の長になるわけだから、その分離は難しい。
加計理事長や昭恵夫人を国会に招致しようとしても、首相は、国会でお決めいただくことと逃げる。
多数党の総裁であるから、自分の意のままに成る。
司法の独立性は、もっと深刻だ。
最高裁の判事の人選権をもち、法務大臣を通じて、検察に対しても意思が及ぶ。
会計検査院、しかりである。
大阪地検が佐川を不起訴にすると決めたと報道されている。
それなら、再度国会で証人喚問し、今度は証言拒否を封じるべきであろう。
国民が選択できることは、選挙で、過半数ギリギリに追い込むしか手はない。
ウソがまかり通る国を少しでも、まともにするために・・・