休眠口座が話題になっている。1万円以下には、何の通知もないとのことだが、金額の多寡の価値は人によって異なるだろう。
私も、子供の頃、もらったお年玉を郵便貯金に入れていたのを覚えているが、引出して使った記憶がないので、知らぬ間に没収されていたのかもしれない。
もしそうだとすれば、このお金は非常に貴重なものであったから腹が立つ。
チリも積もればなんとやらで、金額が膨大なだけに、確認に手間がかかり実質的に引き出せないような仕組みにしているとも考えられる。
同じようなカラクリはポイント・カードにもある。
最近は、家電量販店のポイントは、少し高い電気製品を買うと2万円相当ぐらいになる。
ところが、ある量販店のクレジット・カードで買うと、ポイントがいくらあるか、自分ですぐには確認できない。少額の買い物は別のポイント・カードにポイントが付き、クレジット・カードを使わないので、ある時、ふと気がついて、確認したところ、期限が切れて無効になっていると云う。
何のことはない。20%引きで購入したつもりが、高い価格で買わされていたことになると知って、とても腹が立った。(もうこんな店で買うものか!)
充分に説明を聞かなかった自分が悪いと云われればそれまでだが、有効期限が1年とはあまりにもひどくないか。
同じように、百貨店のカードも、割引分が一定ポイントに達しなければ、1年で切り捨てられ、この金額は、多分膨大になるだろう。
中には、メールで通知が来て、端数の期限切れポイントを社会貢献の寄付に回すことができる良心的なものもある。
もし、このポイントの権利をすべて集めて社会貢献に使うことができれば、相当な金額になるだろう。
似たようなものに、NTTのテレフォン・カードがある。天下のNTTよ! 死蔵されているテレカを額面で買い取ったらどうか。
世の中には、頭の良い、悪い人間がたくさんいるから、これからも注意しなくては・・・