閉会式を見たが、素晴らしいパジェントであった。
これだけのビッグ・ショーは、あまり見ることができないだろう。
ソチ・オリンピックが閉幕し、選手団が帰国、TV出演している。
毎度のことだが、TVに呼ばれているのはメダルを取った選手だけで、入賞者との落差は大きい。
「敗者の美学」という言葉があるが、ほんのわずかの差であっても、勝者と敗者では、あまりにも大きい差がつくのが現実である。
丁度、受験シーズンであるが、紙一重でも、合格と不合格では、天国と地獄の差である。
ワールド・カップで抜群の成績を残していても、オリンピックのメダルに縁遠い選手も多々いる。
メダルには運も大きく左右することは否めない。
あまり報道されていないが、ソチ・オリンピックで明暗を分けた素晴らしい熱戦があった。
アイスホッケー予選でのアメリカ対ロシア戦である。
普段、アイスホッケーの試合を最初から最後まで見ることはあまりないのだが、ロシアにとっては、国の威信をかけた試合で、プーチン大統領も観戦していた。
試合は、まさに一進一退の好試合で、延長でも決着がつかず、サッカーのPK戦に相当するゲームウイニングショットに突入した。
これまた、なかなか決着がつかず、8人目でやっとアメリカが勝利した。
見ていて、ここまでくれば、引き分けにしてもよいのではと思ったものだ。
しかし、現実は過酷で、負けは負けである。
両チームとも強豪であるが、メダルには届かなかった。
大雪もあり、あまり外出しなかったので、TV放映を見る時間が多かったが、オリンピックが終わり、TVから解放されそうだ。