想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

意外に近い人の縁

2019-10-31 18:48:48 | 日記・エッセイ・コラム

ノーベル賞など、全く無縁と思っていたが、意外に身近であるようだ。
先日、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏は、大学、会社の後輩であるから、全く無縁と言う訳ではない。
会社では、特に一緒に仕事をしたわけではないが、彼が記者会見で話をしている内容を聞くと、結構関係もありそうだ。
私は、昭和50年代の前半、会社の研究開発費予算の業務に携わっていた。
高度成長から低成長への曲がり角であり、会社の利益が低迷し、研究開発費の見直しが課題であった。
総額をどうするか、シーズ(基礎研究)とニーズ(応用研究)の比率をどうするかなど、研究所長等の意見を聞きながら日夜議論をしたものだ。
先日、高校の友人から一通のメールが届いた。
「吉野さんの奥さんは高校の後輩だよ。」と言うものである。
人の縁なんて、意外に近いものだなと不思議に思った。

八千草薫は永遠のアイドル?

2019-10-30 18:48:38 | 映画

TVで八千草薫の訃報を見た。
私は宝塚少女歌劇には全く興味が無かったが、彼女だけは別だった。
私より大分年上で、彼女を知ったのは、中学生の頃と思うので、宝塚を退団して、映画入りしてからだと思う。
子供心に、綺麗な人だなと思ったのを覚えている。
一番覚えているのは、谷口千吉監督との結婚で、驚きとともにガッカリした。
独特なのは、あの声と喋り方で、画面を見なくても、声を聴くだけで、彼女だとわかる。
サッチモやビング・クロスビーといった歌手と同じである。
美人女優が歳を取り、美貌が衰えるとスターとして難しい面があるが、彼女の場合は、本当に綺麗なおばあちゃんであった。
報道によると、苦しむことなく、静かに逝かれたようだ。
ご冥福を・・・

適正を疑う萩生田文科相の傲慢さ

2019-10-29 19:19:31 | 政治

萩生田文科相の「分相応」の発言には、全くあきれた。
謝罪に追い込まれたが、とりあえず、謝罪しておこうというもので、加計問題の時を思い出しても、あの傲慢さは不愉快である。
経済格差による教育の不平等は現在社会の大きな問題である。
彼が文部科学大臣でなければ、許される発言かもしれない。
「分相応」は、彼の思想、人生哲学から出た発言であると考えられる。
韓国の法相が辞任に追い込まれたが、文科相としては不適正な人物と言えるだろう。
受験生達は辞任要求のデモをやってはどうだろう。
そんなことに時間を避けないかな。

芝野の強さは本物だ

2019-10-29 08:37:15 | 囲碁

井山4冠の王座に挑戦している新名人の芝野が第1局を半目差で制した。
結城九段の解説でネット観戦したが、どちらが優勢なのか難しかった。
半目差であるから、どちらが勝ってもおかしくなかったのだろうが、しかし、プロであるから、半目差で勝つのは、やはり強いと言うことになる。
名人戦挑戦のプレー・オフでも、河野九段に半目差で勝って、挑戦権を獲得している。
芝野をAIの申し子かと思っていたが、必ずしもそうではないようだ。
素人目だが、ヨセで、井山は芝野の左隅のはねつぎに押さえだけで手を抜いて、上の一子を継いでいたら、どうだったのだろうと思ったが・・・・
これからは、大竹―林、趙―小林のように、何度も挑戦手合いを戦うことになるのだろう。

名将、エディ・ジョーンズの勝利?

2019-10-28 08:16:24 | スポーツ

ラグビー・ワールドカップの準決勝は、ランキング上位4チームの対戦になった。
準決勝のニュージーランド対イングランドは、1,2位の対戦で事実上の決勝戦とも云われた。
下馬評はニュージーランド優勢で、イングランドは、これまでワールド・カップで、ニュージーランドに勝ったことがなく、対戦成績もニュージーランドが大きく勝ち越している。
試合前、ヘッドコーチのエディ・ジョーンズは、2年半前、この組み合わせが決まった時から、対策を練ってきたと語っていた。
試合を終わってみれば、何とイングランドの完勝である。
戦いは、試合前のハカの時に始まっていた。
試合開始早々のトライで一気に流れを引き寄せ、その後のディフェンスも見事なものであった。
彼は、オーストラリアを率いてニュージーランドを破っており、前大会では、日本チームに南アからの奇跡の勝利をもたらした。
前回、自国開催で予選リーグ敗退したイングランド国内は沸き返っていることだろう。
もう一つの南ア対ウエールズも好試合だった。
ペナルティ・ゴールには、随分重圧があっただろう。
優勝戦、3位決定戦ともに好ゲームが期待できそうだ。