想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

データの改ざんはどこまで?

2017-11-30 13:17:07 | 社会・経済

大企業でのデータ改ざんが広がっている。
日本を代表する大企業で多発していることは、表面化したのは、氷山の一角で、かなり根深い問題と認識する必要がありそうだ。
不適正な価格の場合、一時的には凌げるにしても、どこかでコスト・カットする必要が出来、どこかにそのしわ寄せが出ることは充分に予想できる。
最終商品での不良であれば、影響は限られるが、今回の問題は、素材段階での品質不良であり、その影響は大きい。
基準値を満たしていなくても問題がないような必要以上の基準を設けているなら、見直しは必要だろう。
強度不足等が、安全性に問題があれば、その責任は重大である。
過去に起こった問題も、時間がたてば忘れられ、その後どうなったかはほとんどわからない。
監督官庁の責任回避の対応にもいろいろ問題がありそうだ。

日馬富士の引退は妥当な判断だろう

2017-11-29 11:50:04 | スポーツ

TV局によっては、北朝鮮のミサイル発射より、日馬富士の引退の方を大きく取り上げている。 
TV局の連日の報道は度を越しているようにさえ思える。
警察に被害届が出され、示談のめどが立たない状態では、引退の決断もやむ得ない。
たとえ起訴猶予になったとしても、2場所くらいの出場停止になり、体力的にも衰えが見え始めていただけに、3場所連続休場すれば、たとえ復帰したとしても、横綱に相応しい成績を残すのは難しいのではないだろうか。
本人は、優勝10回を目指していたようだが、先場所逆転優勝したのが、せめてもの救いだろう。
相撲の場合、現役を引退したといってもまだ30代である。
大学院に通うなど、異色の力士で、長い人生、今後の活躍の場はあるだろう。
貴乃花は、一つ目的を達したようだが、本丸はどこにあるのだろう。

喪中挨拶はがきの多いこと

2017-11-26 10:05:51 | 日記・エッセイ・コラム

年賀状シーズンを前に、今年は喪中の挨拶はがきがとても多い。
せかされるように、私も喪中のはがきの宛名書きをした。
中には、100歳を超えての親の大往生の挨拶もあるが、奥様を亡くしたとの連絡には心が痛む。
この年になって、奥さんに先立たれると、今後の生活はどうなるのだろう。
自分のことを考えると、周りに迷惑をかけないためには、やはり老人ホームに入居するのが良いのだろうかと思う。
入居してしまえば、後は楽かもしれないが、荷物の整理のことを考えるとぞっとする。
「終活」と言う言葉が話題になって久しいが、本気で考えねばならないのだろうか。

頑張れ! 羽生

2017-11-25 10:53:17 | 囲碁

囲碁界では、井山の快進撃が続いている。
七冠の再制覇を達成し、一力他の若い挑戦者に力の差を見せ付けた1年であった。
井山は、今年の国内棋戦ですべて勝つという偉業を成し遂げた。
世界戦でも、NO.1といわれている中国のカケツ九段を破って決勝へ進み、久しぶりの世界一を目の前にしている。
一方の将棋界は、中学生棋士の藤井四段の話題に終始した1年であったが、羽生が永世七冠を賭けた戦いを進めている。
井山の七冠も凄いが、こちらは永世七冠という考えられない記録への挑戦である。
竜王戦で3勝1敗と王手をかけての第4戦は目が離せない。
今回は、是否達成して欲しいものだ。

展覧会と黄葉

2017-11-22 20:27:40 | アート・文化

NHKの「日曜美術館」で、「皇室の彩」という展覧会が紹介された。
大正から昭和の初期に皇室に献上された当代選りすぐりの美術工芸品が東京芸大美術館で公開されているとのことで、一見の価値ありと思い、会期が11月26日までなので、早速出かけることにした。
銀座でランチを取り、出向くと、何と凄い行列である。
これまで、芸大美術館でこんなことは経験したことがない。
皇室関係というだけで、こんなにも多くの高齢者が見に来るようだ。
さすがに無理と諦めて、「子供は誰でも芸術家だ・・・」と題する展覧会が開催されており代わりにこちらを見た。
上野は紅葉と言うより黄葉がとてもきれいであった。
今日のもう一つの目的は、三井記念美術館の「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」という展覧会で、明治工芸と現代アートの超絶技巧を対比する興味深い展覧会である。
とにかくすばらしいの一言に尽きる。
現代の若い職人の技量は捨てたものでない。
会期は12月3日と迫っているが、騙されたと思って是否ご覧いただきたい。