想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ゲネプロ 「欺瞞と戯言」

2012-09-30 15:48:32 | アート・文化

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トム・プロジェクトの「欺瞞と戯言」のゲネプロが地元のホールで催された。

 

空足を踏んで股間を痛め、長距離を歩くことを制限され、都内の公演を観に行くことを控えているので、観に出かけた。

 

開場の5分前には着いたのだが、なんと、なんと、ホールをぐるりと人の行列である。

 

全席自由席というのは、不便なものだ。幸い、1席だけ空いている比較的良い席を確保したが、隣の人に聞くと、1時間前に並んだが、既に結構並んでいたと云う。

 

ホールが大きくないので、舞台の出演者との距離も近く、この規模の演劇は、却ってこの方が良い。

 

主演は竹下景子で、彼女は、東大生に人気があり、「お嫁さんにしたい女性NO1」に選ばれたことがあったと記憶している。

 

私は、彼女の主演映画で印象に残る映画を見た記憶がなく、特に好きな女優という訳でもないが、ファンは結構多そうだ。

 

出演俳優は、わずか5人だが、それなりの実績のあるメンバーのようだ。

 

休みなしで、一気に2時間の公演が終わったが、脚本は、いろいろな事を少し欲張りすぎた感がしないでもないが、充分楽しめた。

 

これから、全国を巡回し、東京に返って来るとのことだが、最後の公演と比較するのも、面白いかもしれない。

 

オーケストラのリハーサルを聴きに行ったことがあるが、作り上げられてゆく過程を聴き、本番の演奏を聴くと、別の楽しみがある。

 


自民党新総裁に安倍

2012-09-27 10:24:41 | 社会・経済

 

 

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自民党新総裁に、決選投票で安倍が選出された。

 

以前、「たった200人の自民党議員で次期首相が決められたら、国民はたまったものではない。」と書いたが、そのようになった。

 

5人もの候補が立てば、第1回で過半数を取ることは先ず無理であり、初めから、議員票で決まることは目に見えていた。

 

それにしても、石破が地方票の過半数を取り、2位の安倍はその約半数とは意外であった。

 

安倍が逆転で勝ったが、党員票が全く無視された結果になったことは、今後に問題を残すだろう。

 

党員票の半数でも基礎票にカウントする等、工夫が必要になるだろう。これでは、党員の意思は無意味となる。

 

時事解説では、決選投票では、総理を落第した安倍と出戻りの石破の戦いは、消去法で、敵の数が少ない安倍が残ったと云っていたが、安倍、石破、石原、誰が選ばれても、中国との関係が改善するとは期待できない。

 

意外だったのは、石原の党員票の少なさだった。地元の東京で、わずか4票で、石破の半数ではとても勝てない。石原の、2位に入れば、決選投票で勝つとの判断は正しかったが、日本特有の「信義」に対する価値観を甘く見たのであろう。谷垣を推しておけば、次は石原の流れができたであろうが、この敗北は、今後に課題を残した。

 

谷垣派は、石原を2位にしないために、第1回では安倍に、決選投票では石破に投票したというから、まるで遺恨試合だ。

 

最後は、こんなレベルで、総理候補が決まったのであり、国のことなど考えていないということを、充分に記憶しておく必要がある。

 

世界各国で、右翼政党が勢力を伸ばしているが、自民党の右傾化がはっきりした。

 

民主党の再生に期待するよりないのだろうか。

 


都知事の迷惑な発言

2012-09-22 10:27:58 | 社会・経済

 

尖閣諸島の国有化に伴う中国の反日デモは予想以上で、暴動、略奪は目に余るものであった。

 

今回の事件で明らかになったのは、資本主義国以上に貧富の差が拡大した人民の不満が溜まっていることと、日本人が考えている以上に、反日感情が残っていることである。

 

幸い、暴動は治まったようだが、日本政府の外交下手を露呈した。

 

政府は、都知事が購入して、トラブルを起こさないようにと、国有化を急いだようであるが、いつもながらのドタバタである。

 

「中国との間で無用なトラブルを起こさないために、国の管理を強化する。」とのメッセージを送り、根回しをしておけば、ここまでにはならなかったであろう。

 

中国と充分なコンタクトをせずに、APECでの野田首相と胡錦濤主席との立ち話で、「国有化しないように」との発言を無視して、2日後に発表すると云う無神経さである。

 

今秋の、中国共産党のトップ交代を控えて、水面下では、相当激しい権力争いが行われている筈である。

 

現在の指導部は、かっての周恩来や鄧小平のようなカリスマ性を持っていないので、人民の動向を睨見ながらの判断になるが、あれだけの暴動が、政府の態度で、一変して収束するのも不思議ではある。

 

世界には、歴史を見ても、微妙な均衡のもとで平衡が保たれていることは良くあることで、それは人類の生活の知恵でもある。

 

石原、安倍といったそれなりの立場にある人間が、自分の都合だけで不用意な発言をすることは、一般の国民には、全く迷惑である。

 

オスプレイの配備の為には、中国とのトラブルが必要で、尖閣諸島の購入話を出したとのうがった話もあるが、暴発の恐れがないはいえないことを忘れてはならない。

 

世界の中での中国の比重が増大する割に、中国については判らないことが多い。

 

理解するには、もっと相手の立場で考えることが必要なのだろう。

 

これ以上にトラブルが続くことは、世界経済にもマイナスである。

 


阪神タイガース、金本選手が引退会見

2012-09-21 16:45:14 | スポーツ

  

阪神タイガース、金本選手が引退会見し、今季限りでの引退となった。

 

以前に振れたことがあるが、DHのあるパ・リーグでなら、まだやれるかもしれないが、セ・リーグでプレーを続けるのは、この3年間を見れば限界であろう。

 

先日の試合では、代打で外野の飛球を相手野手の好プレーに阻まれ得点できなかったが、自分の守備と比較すると、チームに負担をかけていたことは明らかである。

 

今シーズン、歴代10位の本塁打等、新たな記録も作り、球団社長から、引退勧告めいたことを言われるまでもなく、決断すべき時期であろう。

 

投手であれば、速球派から技巧派へ変身し、選手寿命を延ばすことが可能なように、フルスイングから流し打ちができるようになれば、代打としてもう少しやれるかもしれないが、彼の性格では無理であろう。

 

特に、左投手の速球に振り遅れ、打球のスピードも落ちていたので、潮時と思うが、野球解説者達は、遠慮してか、ほとんど口にしなかった。

 

球団の功労者であった今岡選手の場合、阪神での引退試合もなく、去っていった。

 

先日の巨人戦のホームランは又とない機会となったが、金本選手には、それなりの場が必要であろう。

 

連続フル出場記録は有名であるが、1002打席の連続無併殺記録については引退会見まで知らなかったが、素晴らしい記録だ。

 

いずれ打撃コーチとして、野球界に貢献してくれるであろう。

 

今シーズンの阪神は、全くひどい限りだが、金本の引退を機に、来シーズン新しいチームに生まれ変わることに期待しよう。

 


久し振りに都内へ出かける

2012-09-14 16:59:11 | アート・文化

 

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暑い日が続き、外出を控えていたが、前売り券を購入している「マウリッツハイス美術館展」の会期が迫ってきたので出かけることにした。

 

久し振りに都内へ出ると、東京というのは、なんと人の多いことよ。

 

折角の機会だからと、さきこ・やぎりんバンドの「アルパとケーナ」のミニ・コンサートでパラグアイの音楽を聴き、上野へ廻ると、美術館の周囲をぐるりと人の行列である。

 

受付へ行き、待ち時間を聞くと、90分程度という。随分迷ったが、33度の暑さの中で待ち、中へ入っても、混雑してほとんどゆっくり見られないのでは意味がないと思い諦めることにした。

 

以前に、1時間ほど並んで入場した展覧会があったが、最近では、これほどの混雑には、巡り会わなかった。

 

折角、上野まで来たので、先日、TVで裏側を紹介していた科学博物館を訪れた。

 

動物の剥製と恐竜の化石を主体に見たが、ここは、人は少なく、ゆっくり見ることができた。

 

展示物の豊富さ、貴重な資料、とても素晴らしい展示内容だ。