想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

明暗分けた勝負手

2020-02-29 11:31:05 | 囲碁

棋聖戦第5局は、挑戦者の河野が逆転勝利し、対戦成績を2勝3敗にした。
第5局も、井山優勢で進行していた。
中盤、このままの流れでは、井山勝利の確率が高く、河野は勝負手が必要で、唯一弱い左上の石への攻撃を仕掛けた判断は正しかった。
井山のこの石は生きるだけなら、アマチュアでも可能な石であり、それほど無理をする必要はないような気がした。
井山は、常に最善の手を求める棋士であり、井山の打った手を、解説者は勝負を決めに行ったと表現した。
結果は河野の中押し勝になったが、見ごたえのある攻防だった。
ファンにすれば、もう1局楽しむことができる。

またまた、思い付きか?

2020-02-28 08:28:08 | 政治

安倍が突然、全国の小中高校の一斉休校を要請すると発表した。
政府の基本方針を発表したばかりの変更である。
3連休に十分検討して、休み明けに発表したのではないのか。
子供の健康、安全を守るという大義名分は理解できる。
しかし、この判断の背景が、支持率の低下、オリンピック開催のためのパフォーマンスであるなら筋違いだ。
PCR検査の実施体制すらできず、実態も把握できていない状態での決定である。
例えば、感染者が発生していない東北地方などは、短縮授業にするなどの方策もあろう。
北海道では、女性の看護師不足で診療制限が現実化するなど、影響は大きい。
これまでの対応の失敗を認めて謝罪し、感染の抑え込みに失敗したら、首相退陣の覚悟を示すぐらいのことは必要だろう。

責任逃れの基本方針

2020-02-26 09:42:28 | 政治

政府が、「コロナ・ウイルスに関する基本方針」を発表した。
「何をいまさら」といった内容である。
治療法がないので、検査で確認しても意味がないと考えているようだ。
別のところでは、職務権限を行使しながら、手に負えないとなると、自己責任を押し付ける、都合の良いやり方だ。
「国民の安全を確保する」ことが、政府の責任であるなら、防衛費を削減して、コロナ対策に充てる方が現実的だ。
よくもこんな内閣に長期政権を委託したものだ。

政府、厚労省はどこまで無能なのか

2020-02-25 11:03:35 | 社会・経済

どうやらパニックに近い状況になりつつある。
検査を拒否されることで、不安と不信感が蔓延しつつあり、先が見えなくなりつつある。
前にも指摘したが、どうやら危機感が別のところにあるようだ。
何故、政府は検査をしたくないのか?
厚労相は、1日、3800件以上の検査が可能と云いながら、ほとんど検査がなされていないようだ。
このままだと、日本は危険国になり、物資の流出入に支障をきたすことになりかねない。
株価の暴落は、対策がないことを示しているのだろう。
政策決定能力のレベルの低さが不安を煽る。

遅れる対応、認識に甘さ

2020-02-24 10:29:01 | 日記

TVをつけると、コロナ・ウイルスの話題ばかりである。
潜伏者を国内にばらまけば、蔓延するのは当たり前である。
厚労省は、やっと、明日検査について対策を検討するとのことである。
一刻も争うときに、なぜ明日に延ばすのか。
お誕生日会の出席より大事なことがあるだろう。
武漢では、「武漢の二の舞にならないように」と、日本の対応の甘さを心配している声があるようだ。
感染者が急速に増えると、病院の収容能力をオーバーすることも懸念されている。
景況認識でも、「景気は回復しつつある」との認識を継続しているが、どこまでボケているのだろう。
今からでも、自衛隊の活用方法の検討を開始すべきであろう。
現政権は、リスク管理の基礎ができていない。
隠蔽体質を改めることがスタート・ラインだ。