想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

消費税還元セール禁止法案

2013-04-28 10:48:22 | 社会・経済

 

<o:p>

 

</o:p>

 

消費増税時に大手スーパーが行うと想定される「消費税還元セール」を法律で禁止するという時代錯誤感覚がまかり通っている。

 

消費者が安いものを買おうとするのは当然の行動で、法律で規制しようという発想が出ること自体、お粗末というべきだろう。

 

売り手が客へのアピールに知恵を絞るのは、ごく自然な商行動であり、大手の下請けに対するしわ寄せを禁止するのは、「独占禁止法」等の法と運用で対処すべきであろう。

 

仮に、当法の違反で企業名を公表しても、かえって宣伝になり、罰金より利益を得ることになるだけだ。

 

食品表示法違反に問われた企業が、罰金より得た利益の方が大きく、ダメージを受けていないことを認識すべきである。

 

最近の阿倍内閣の行動を見ていると、少し浮かれて、浮ついているような気がする。

 

靖国神社の参拝にしても、麻生に至っては、「海外で問題になることはないと思う。」と言っているが、鈍感この上ない。

 

180人以上の議員が、金魚のフンのごとく、ゾロゾロと参拝しているが、何故、個々人で参拝しないのか。

 

多数ボケか、緊張感がなく、ゴールデン・ウイークも、多くの閣僚は、ぞろぞろと、海外視察という名の海外旅行である。

 

アジアだけでなく、アメリカ国内でも、日本の右傾化に批判的なオピニオンが増えていることに、政府関係者は、気が付いていないようだ。

 

マスコミも、アベノミクスとやらで、はやし立てているが、はてさて、どうなることだろう。

 


ジャズ・ピアニスト 6 : カウント・ベイシー

2013-04-21 12:07:24 | 音楽

 

<o:p></o:p>

Cimg6862


 

デューク・エリントンときたら、次は、ビッグ・バンドの両雄であるカウント・ベイシーということだろう。

 

カウント・ベイシー楽団は、「オール・アメリカン・リズム・セクション」をバックに、レスター・ヤング他の名プレーヤーを輩出した最高のビッグ・バンドである。

 

彼のピアノ・スタイルは、ファッツ・ウォーラーに師事したこともあり、ストライドピアノ・スタイルであるが、彼の絶妙な間の取り方は、誰も真似することはできない。

 

「ワン・オブ・クロック・ジャンプ」をはじめとする数々の名曲は、いつ聴いても和ませてくれる。

 

彼のピアノ・ソロ・アルバムは数少ないが、あのピアノ・ソロは誰にも真似できない独特のものである。

 

カウント・ベイシー楽団は今年も来日しているが、1963年、御大率いる本物のカウント・ベイシー楽団の演奏を生で聴くことができたのは幸いであった。

 

1984年4月26日に79歳で亡くなり、もうすぐ命日である。

Cimg6869


 


伝統の巨人、阪神戦

2013-04-18 14:02:30 | スポーツ

 

<o:p>

 

</o:p>

 

プロ野球が開幕し、各チーム、一巡し、戦力が見えてきた。

 

ソフトバンクと日ハムが出足で躓いたが、開幕前に予想した通り、パ・リーグは混戦になりそうだ。

 

一方のセ・リーグは、巨人の優勝がほぼ決まり、2,3位争いと、つまらないシーズンになりそうだ。

 

甲子園の3連戦で、負けなしの好調な巨人打線を、阪神の投手陣が3試合連続無失点におさえ、びっくりしたが、阪神打線の貧打ぶりは目を覆いたくなる状況だ。

 

今年の阪神の補強ポイントは、バースのようなホームランの打てる4番打者の獲得であったが、コンラッドは全くの当てはずれであるばかりでなく、3割、20本を期待した福留も全く打てない。日本の野球を甘く見ていたのかもしれない。16日の試合をTVで見たが、あのフォームではとても打てない。

 

ベンチの采配にも問題がある。

 

2点リードで、2アウト1塁、バッター能見の場面である。

 

ベンチは、バットを振らずに三振することを明確に指示すべきところである。「打てたら、打て」などあり得ない。

 

能見の役割はピッチングであり、次の回は1番からの攻撃である。

 

案の定、手のしびれの影響か、逆転ホームランを打たれ、ゲームセットである。

 

捕手のリードにも問題がある。ワンアウト、1,3塁で4番の阿部であれば、外野フライの1点は覚悟すべきところ。絶対低めに投げるべきで、上手く行けば、セカンドゴロのダブルプレーがある。

 

毎日野球をやっていて、どうしてこんなに馬鹿なのだろう。時間の無駄と、TVを切った。

 

阪神が3連敗するようだと、今シーズンの興味は早々に終りである。

 


節税と脱税

2013-04-14 10:03:27 | 社会・経済

  

自民党と日本維新の会の議員が、政党支部を利用した迂回献金という手段を利用して脱税(あえてこう云おう)し、新聞,TVを賑わしている。

 

本人たちは、節税をしただけで、悪いことをしたという気は全然ないようだ。

 

政治資金規正法がザル法であり、逆にこの法を悪用していることは、以前にも指摘したことがあるが、早急に改正すべきである。

 

また、有権者は、次の選挙で、こう云う連中を確実に落選させる責任がある。

 

日本は、脱税についての罪悪感が低く、以前にも、政治家や一部の人間がたびたび新聞をにぎわせている。

 

ある有名人は、1月1日の住所を米国に移して、節税?し、非難されたことがある。この方法は合法であるが、いただけない。

 

欧州でも、金持ちが所得税の安い他国へ移住する例があるが、金持ちの方が金に汚いのだろうか。

 

資本主義の場合、先日のキプロスやケイマン諸島の問題が起こることは、充分に予想されることである。

 

相続税が改正されるが、今回の改正では、一般庶民も無関心ではすまされないようだ。

 

脱税ではなく、節税に頭を使うトレーニングが必要になりそうだ。

 


ジャズ・ピアニスト 5. デューク・エリントン

2013-04-12 12:13:16 | 音楽

Cimg6853


 

<o:p></o:p>

 

 

ジャズの歴史を語る上で避けて通れないのが、デューク・エリントンである。

 

彼は、1899年4月29日、ワシントンD.C.で生まれた。

 

彼のピアノ・スタイルはラグタイムであったが、1927年、コットン・クラブへ登場以来の作曲家、編曲家、バンド・リーダーとしての功績は計り知れない。

 

ジャズ界のみならず、アメリカ音楽界を代表する最高のアーティストである。

 

「バンドが私の楽器である。」という言葉が示すように、彼の音楽的主張は、主にオーケストラを通じて表現されてきただけに、ピアニストとしての評価はやや低く、ピアノ・アルバムは少ない。

 

「A列車で行こう」、「キャラバン」、「サテンドール」、「スイングしなけりゃ意味ないね」、「Cジャム・ブルース」他、ジャズに縁のない人たちも耳にしているであろう。

 

何度か来日しているが、私も2度ばかり、生で聴く機会に恵まれた。

 

ジャズ界のみならず、アメリカ音楽界の巨人の一人である。