想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

株価が下落すれば、安倍内閣は無用?

2015-09-30 10:05:50 | 社会・経済

株価が暴落しているが、指をくわえているだけで打つ手が無い。
株価が上昇し、資産価値が上がり、気分的にも消費しやすい気分になっていたが、ここまで株価が下がると、一気に財布の紐を締めざるを得なくなるだろう。
そうなると、目標としていたデフレからの脱却は遠のくだろう。
以前のブログで、「安倍内閣は経済に軸足をもどせ。」と警告したが、第3の矢に注力すべき時に、急ぐ必要の無い安保法制にうつつをぬかしている間に景気回復のチャンスを逸してしまったようだ。
ここまで株価が下がると、今年度の年金運用の含み益も吹っ飛び、逆に含み損が発生しているのではないか。
ここまでやってきたことが、逆にマイナスに作用する可能性がある。
前にも指摘したが、経済音痴の安倍内閣にこのまま任せて置けないことがはっきりしてきたようだ。
といって、期待できる人物が見当たらない。
世界経済回復の運任せなのだろうか。

ヤクルトにマジック点灯

2015-09-29 14:13:32 | スポーツ

ヤクルトが巨人に勝てばマジック3が点灯ということで、久しぶりに阪神以外のチームの野球をTVで観戦した。
巨人が勝てば、ゲーム差がなくなり、昨年のパ・リーグのように、10月4日の最終戦での決着になるかもしれない大事な試合である。
TVをつけると、両エースの対戦で、2-0でヤクルトがリードしていた。
6回裏、巨人の攻撃、1アウト、ランナー3塁(片岡)で、バッターは3番の坂本、シーズン中なら、当然打たせて、外野フライでも同点であるが、原監督なら、バンドをさせるのではないかと思ってみていたが、普通に打たせて、アウトになり、結局0点に終わった。
オールスターの監督推薦で、原は当時、ホームランと打点でトップにいたヤクルトの畠山を推薦しなかった。
巨人、阪神、広島の争いとなることを予想し、各チームともヤクルトを甘く見ていたきらいがある。
私も、バレンティン、館山抜きのヤクルトに優勝の目はないと思っていたが、外人投手の途中補強など手を打っていたようだ。

追記:巨人が阪神に負け、ヤクルトが中日に勝ったので、マジック1となり、ほぼ決まった。むしろ、阪神、広島の3位争いの方が微妙になった。

15日間満員御礼の大相撲

2015-09-28 10:27:33 | スポーツ

結果だけ見れば、一人横綱の鶴竜が横綱になって9場所目での優勝ということで、先ずはめでたしと云うところか。
強い白鵬という横綱がおり、中々優勝のチャンスが無く、苦悩しただけにホットしたことだろう。
2横綱不在で満員御礼が続くのは、照の富士という新しいスターを求めているのだろう。
強引さは残るものの、強さは抜きん出ており、まもなく角界を担う存在になるだろう。
千秋楽の取り組みは微妙であった。
鶴竜は、14日の照の富士の相撲を見る限り、相手は負傷しており、勝って当然、しかし、ケガをひどくさせてはいけないと、やりにくかったことだろう。
けが人との対戦で思い出すのは、武蔵丸と貴乃花の取り組みである。
ほとんどすべての観客が怪我の貴乃花を応援しており、あれは、人情相撲ではなかったかという気がしている。
もう一つ思い出すのは、オリンピック柔道の決勝で怪我の山下と対戦したエジプトの選手である。
秋場所は、皆が万全の体で対戦してほしいものだ。

政府発表に不信感

2015-09-27 13:33:26 | 政治

月例経済報告が発表されたが、景気判断から逃げた。
安倍の「新三本の矢」の記者会見と重なり、悪い印象を与えるとの懸念から、政府に配慮したのだとの憶測が流れている。
政府にとって都合が悪い情報は国民には知らせないという姿勢は、いろいろな場面で現れている。
このようなことが続けば、国民は政府の発表を信用しなくなるだろう。
ただでさえ、安保法制で都合の悪いことは隠し、充分な説明をしないということが明らかになったばかりだ。
もうすぐ、内閣改造があるようだが、周りはお友達ばかりで、先日亡くなった小泉内閣の塩川氏のような人間がいないことは不幸だ。
もうすぐ10月で、企業は下半期に入り、一番気候の良い時期がやってくる。
今年もあと3ヶ月、いろいろな災害もあったが、一番良かったのは、とにかく、平和であったことだろう。

アベノミクスは線香花火か

2015-09-26 10:25:55 | 社会・経済

期待された景気回復は一向に実感が伴わないのが現実のようだ。
最近発表される経済指標を見ても停滞感が強い。
にもかかわらず、安倍が無投票再選とは、余程鈍感な連中ばかりそろっているのだろう。
懸念や危機感を感じる者はいないのだろうか。
黒田日銀総裁が掲げた2%の物価目標の達成は難しいだろう。
最も、私は、物価は目標であるべきではないので、達成できなくても特に問題ないと思っている。
昭和40年代のように、経済が成長し、賃金が上昇し、それに伴い物価も上昇するのであれば意味があるが、物価だけ上昇したらかえってマイナスだ。
金利ゼロの状態が長年続き常態化することは、もはや資本主義とは云いがたく、不自然な状態であることは間違いない。
「新三本の矢」とかが発表され、「希望を生み出す強い経済」というが、年率3.5%の経済成長をどうやって達成するのか。
「1億総活躍」の担当大臣を置くというが、そんなことで何が出来るのか。
美麗字句とパフォーマンスだけでは、何も実現しない。
株価が低迷し始め、海外投資家にも秋風が吹き始めている。