想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

7条解散は禁止すべきでは

2017-09-29 11:16:40 | 政治

国会が解散され、選挙モードに突入した。
TVと週刊誌は飯の種が出来て喜んでいるだろう。
選挙準備の整っていない野党への奇襲戦法での解散であったが、民進党が希望の党への合流という想定外の展開になってきた。
与党に対抗するには、野党共闘が必要と思っていたが、まさかの展開である。
再び、小池劇場か。
しかし、政策のすり合わせの準備もなく、ただ、選挙のための戦いである。
本来、与、野党が、選挙へ向けて、充分な政策論戦を展開して、選挙を行うべきであり、手本にした英国では、その方向に進んでいる。
不信任案可決による解散は是認できるが、多数の与党は、姑息な手段でなく、品格を持ちたいものだ。
こんなムード選挙ばかりやっていては、いつまでも政治は成熟せず、国民は不幸である。

エキサイティングなPGAプレー・オフ

2017-09-27 15:18:32 | スポーツ

今シーズンの松山は、メジャー・タイトルは取れなかったものの、ツアーで3勝し、トップ・プロの仲間入りをした。
従って、ツアー選手権のプレー・オフ4戦はとても楽しみであったが、残念ながら、安定性でトップ・プロとの差が明らかになった。
総合王座のボーナス賞金は10億円という巨大賞金で、プレー・オフの成績が大きく影響する。
最終戦は、この試合の成績で、王座が決まるに相応しい熱戦が繰り広げられ、最後まで、1打を争う見ごたえのある試合だった。
この中に、松山がいてくれたら、どんなに楽しみが増大しただろう。
松山の世界ランキングは3位というが、平均スコアは10位で、少し、荷が重そうだ。
来シーズンの活躍を期待しよう。

違和感のある解散説明

2017-09-26 11:59:20 | 政治

安倍が記者会見をして、解散の根拠の説明をした。
記者の質問には、正面からは応えず、説明の繰り返しで、また、記者の質問内容も今ひとつで、厳しい質問を避けるように仕組まれていた印象であった。
「税の使い道の変更は、国民の意見を聞く必要がある」との主張だが、解散の前に、先ず、国会で議論をして、野党の賛成が得られなかったら、国民に信を問うと言うのであれば、議会制民主主義の筋が通る。
また、北朝鮮への対応に、国民の強い支持が必要というが、過半数で選挙に勝てば、トランプと一緒に行動する信任を得たとでも思っているのだろうか。
小池新党の立ち上げで、想定外の選挙戦になりそうだ。
東京選出の自民党議員には脅威だろう。
民進党の松原のような議員が続出するかもしれない。
小池新党から出馬して、当選したら離党するような輩も出るかもしれない。
安倍の目標は、233議席のようだから、そのあたりであれば、強引な運営には歯止めがかかるだろう。

殊勲賞 日馬富士、敢闘賞 豪栄道

2017-09-25 12:54:13 | スポーツ

大相撲秋場所は、大逆転で横綱 日馬富士が11勝4敗で優勝して無事終了した。
出場した1横綱と1大関が優勝決定戦を行い、横綱が優勝したといえば、先ずはめでたしと言うところだが・・・
ただ、日馬富士は、序盤に3連敗して、休場かと思われたが、最後まで出場して優勝し、横綱の務めを果たしたのだから、ある意味立派であり、今場所の殊勲賞である。
カド番の豪栄道は、序盤、とにかく勝つことだけに専念し、勝ち越しが見えると、大関らしい相撲を見せ、場所を盛り上げた敢闘賞ものだろう。
決定戦では、立会いに変化すれば、チャンスがあったかもしれない。
11勝4敗の決定戦なら、4,5人でやれば、もっと盛り上がっただろう。
今場所ではっきりしたことは、(白鵬を除く)横綱、大関と平幕力士の力の差があまりないということだ。
来場所は、もう少しレベルの高い優勝争いを期待しよう。

知恵の足りない安倍の国連演説

2017-09-24 10:26:22 | 政治

トランプの国連演説に対して、北朝鮮が大きく反発している。
米国と北朝鮮の応酬が日増しに激しくなっており、良い兆候とはいえない。
ところが、安倍の国連演説を聞くと、アメリカべったりなのにはあきれた。
表向きの言葉は強くなくても、水面下で賛同者を増やすことが戦術的には大事なのだが、安倍の場合は、「圧力」という言葉を使っただけで、対話への余地さえ残していない。
北朝鮮と外交関係がある国は100を超えており、「圧力」が効果を生むためには、彼等の賛同を得なければならず、現段階では、トランプの「アメリカ・ファースト」に反発している国が多く、アメリカべったりの主張では賛同は得にくい。
また、アメリカと一体であることは、北朝鮮の反発も強くなり、日本の危険が増すことにつながる。
安倍の演説は、森友、加計で見せた、自民党のなかの1強といわれた時と同じ雰囲気である。
トランプと信頼関係を築くことは良いが、べったりなのは如何なものか。
国民が考えているのは、いかにして偶発戦争を避けるかであり、安部とはずれている。