想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

ジャズ・ピアニスト 2   ジミー・ヤンシー

2013-02-24 11:09:38 | 音楽

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今回は「ブギウギ・ピアノの父」と呼ばれる ジミー・ヤンシーである。

 

1894年にシカゴで生まれ、1951年にシカゴで死んだ黒人ピアニストである。

 

1938年、ジョン・ハモンドが「スピリチュアルからスイングまで」というコンサートをカーネギー・ホールで開催し、シカゴの黒人街でのみ知られていたブギウギを初めて、コンサート・ステージで紹介し、アルーバート・アモンズはスターになった。

 

1920年代に、ブギウギ・ピアノの録音が行われたが、パイオニアであるジミー・ヤンシーの録音がないのは残念である。

 

このレコードには、有名な「ヤンシイ・ストンプ」他、1939年、40年にシカゴで録音した8曲が収められている。

 

彼は死ぬまでの32年間を、ホワイトソックス球団のグランド・キーパーとして生活したという。

 

後年、彼の業績の評価が見直され、1986年に「ロックの殿堂」入りしている。

 


E-TAXは普及しない?

2013-02-19 15:58:00 | 社会・経済

 

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今年も確定申告の時期になった。

 

国税庁の確定申告作成コーナーができて随分楽になった。

 

一度経験すると、昨年とほとんど変わらないので、以前のようには苦痛でない。

 

申告し両が完成し、e-taxで送信しようとするが、「パスワードが違います」との表示が出て送信できない。

 

市役所に問い合わせると、ICカードの期限が3年で、更新が必要となり、更新費用が500円かかるという。

 

市役所へ出向き更新の手続きをするのであれば、税務署に書類で提出する手間と変わらないので、今年は書類で税務署に提出することに変更した。

 

折角、良い制度ができたのに、これではe-taxも普及しないだろう。

 

政府のやることは、中途半端なことが多い。

 

今年の補正予算など、中身はでたらめで、本来なら、予算査定で落ちるようなものが、どさくさまぎれに一杯入っているらしい。結局その負担は、後日借金として、国民が負担するのだからたまったものではない。

 

今のところ、株価が上昇し、内閣支持率も高いが、日銀にデフレ脱却の責任を押し付け、解散前に約束した議員定数の削減はやる気がないようだ。

 

野党にもう少ししっかりしてもらいたいが、残念ながら期待は無理そうだ。

 

「病は気から」というから、なんとか景気が回復し、世の中が少しでも明るくなることを期待しよう。

 


ヴェローナ野外劇場のオペラ・フェスティバル 「アイーダ」

2013-02-17 10:48:02 | 音楽

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2012年6月、ヴェローナ野外劇場で催されたオペラ・フェスティバルの「アイーダ」公演がBSで放映されていた。

 

今年はヴェルディ生誕200年で、「アイーダ」の公演は多いだろう。

 

「アイーダ」は、最も人気のあるオペラ作品の一つで、私も何度か見ているが、今回の公演は、野外劇場の壮大なセットと雰囲気の中での公演で、TVで見ていてもその雰囲気が伝わってくる。

 

ただし、この大きな野外劇場で、後方の席であれば、雰囲気はともかく、TVの方がよく見えるだろう。

 

第2幕第2場の凱旋の場面が有名であるが、この大規模なセットは、オペラの魅力の一つである。

 

日本には、海外からの多くのオペラ公演が来るが、東京文化会館で催されることが多く、その規模は制限される。

 

ヨーロッパの音楽祭の様子をTVで見るたびに、日本はまだまだと思わざるを得ない。

 

今年は、どの公演を見に行こうか迷うところである。

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レスリングがオリンピック種目から外れる?

2013-02-14 14:34:53 | スポーツ

 

 

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レスリングが2020年のオリンピック種目から外れるとのことで連日TVに取り上げられている。

 

オリンピックは、種目の増加と商業化による肥大化で、いろいろな問題を内在している。

 

希少種目にとっては、オリンピック種目に入れば、注目度が増し、普及を促進することになるので、心待ちにしているであろう。

 

基本種目を厳選し、希少競技を招待競技として順に採用するのも一案のような気がする。

 

レスリングは、当初からの種目で、中心競技の一つであるが、グレコローマンスタイルとフリースタイルがあるのは判りにくい。

 

日本は、メダル獲得の種目なので大騒ぎしているが、もし日本がメダルを獲得する可能性がなければ、その反応は多分異なるであろう。

 

確かに、メダル獲得の国が少数国に偏っており、柔道でもそうだが、その競技が国際的に普及すれば、メダルがばらつくことを考えれば、問題もあるようだ。

 

そもそも、IOC自体が、ヨーロッパのクラブ的要素をもった団体で、排他的であるので、その改革のほうが先かも知れない。

 

サッカー、ゴルフ、野球、テニスなどは、オリンピック以外に世界最高峰を競う場があるので、オリンピックである必然性はないようにも思う。

 

メダルの獲得に重点を置きすぎるので、このような議論になるのかもしれない。

 

以前のブログに書いたことがあるが、オリンピックでは、世界の最高水準の競技を見たいのに、日本の選手が出場していないと放送されない。

 

もっと大きな視野が必要な気がする。

 


ジャズ・ピアニスト 1 : アール・ハインズ

2013-02-11 10:56:12 | 音楽




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最初に誰を取り上げようかと迷ったが、頭文字がAで、「ジャズ・ピアニストの父」と呼ばれる「アール・ハインズ」にした。

 

彼は、1905年12月の生まれで、その演奏は、「トランペット・スタイル」と言われている。

 

1925年、シカゴのクラブで初演以来、ジャズ・ピアノおよびピアニストのフォームとスタイルを作る原動力となった。

 

重要なジャズ・ピアニストで、彼の影響を受けていない者はいないといっても過言ではない。

 

28年、ニューヨークで初のソロ・アルバムを録音、シカゴで30年代を通じて、自身のグランドテラス・バンドを維持した。

 

48年にルイ・アームストロング・オールスターズに参加し、51年に再び自楽団を編成している。

 

60年代に再認識され、65年にDB誌の「名声の殿堂」に選出された。

 

代表作は、「永遠のハインズ」、「グランドテラス・バンド」「パリ・セッション」ほかである。

 

伝説の人物と思いがちだが、50年前の彼の演奏を聴いて、古いと感じることはないだろう。

 

YouTubuでも気楽に聴くことができる。

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