遅すぎる愛知県の緊急事態宣言

愛知県のコロナ感染者数が２０００人を超えた。
明日緊急事態宣言を出すとのことだがいかにも遅い。
今頃、なんだという感じである。首都圏に出した８月２０日に同時に出すべきであろう。
すべてが後手、後手である。
濃厚接触者の感染率が急激に上がっているようだ。
デルタ株は感染力が強く、濃厚接触者はほとんど感染していると考えた方がよさそうだが、追跡検査が限界に近付きつつあるのが気がかりだ。
自民党の総裁選が規定通り実施されるようだ。
緊急事態を理由に休戦し、延期できないほど党内でも支持が低下しているのだろう。
首相と一体になって危機を乗り越えねばならない立場の政調会長が立候補するというのだから・・・

ツクツクボウシが鳴き始めた

久しぶりに雨が上がったので、付近の川沿いの林間道を散歩した。
ツクツクボウシが鳴いていた。
今年はセミの鳴き声が少なかったな。
梅雨を上回る雨続きで、昨年のような熱中症警報は少なく、夜中、暑くて眠れないというようなことはなかった。
太陽の光にも、秋を感じさせる。秋が近いようだ。
ほとんどの県に、緊急事態宣言が出ている状態で、秋になっても、どこかに出かけるという状態を期待するのは難しそうだ。
子供たちに教育的観点でパラ競技を見せたいというのは大人の一方的な論理だ。
子供たちにこれだけ感染が広がっている中で、パラリンピックを観戦させるなど無責任も甚だしい。

横浜市長職の魅力

横浜市長選で、菅総理の地元でありながら、大臣職を辞して立候補した応援候補が敗れた。
現職市長に、元神奈川県知事、前記の議員他多くの候補が立候補する横浜市長はよほど魅力のある職なのだろう。
「鶏頭になるとも竜尾になるなかれ」
大臣といえども、駒の一つにすぎず、知事、市長はお山の大将で独裁者である。
地方の首長選挙では、選びたい候補がいないことが多いが、多子多彩な候補の中から選べる横浜市民は幸せだ。
それにしても、現職総理の地元で、応援候補が負けるというのは余程のことだろう。
菅自身も、自分が総理になるとは思っていなかっただろうし、その器でもない。
しかし、権力を持つと、それを使いたくなるのが人間だ。
神風期待の楽観論で、最悪ケースのリスク管理ができなくては、トップは務まらない。

暴力を容認した？ 巨人軍

日本ハムで暴力事件を起こして謹慎処分となっていた中田が巨人に無償トレードされ、さっそく一軍登録されたとの報道があった。
「原監督の包容力」などと書いているものがあるそうだが、とんでもないだろう。
ＭＬＢでは、プレー・オフの可能性がなくなったチームは、この時期、高額の選手を放出することは普通だが、日本ではない。
シーズン終了後の移籍でも良いはずだが、阪神と優勝を争っている巨人にとっては、格好の補強である。
日本ハムも、田中は長年チームに貢献してきた選手であるが、高額年俸に見合う活躍はしておらず、処遇に悩んでいただろう。
巨人にしてみれば、ＦＡで獲得することを考えれば、安い買い物といえる。
これまでも、金に物を言わせて、他球団の主力選手を獲得して優勝をしているのが実績だ。
原巨人は、とにかく優勝したいだけと考えた方が妥当だろう。
阪神の失速もあり、これで巨人が優勝するのだろう。

腹が立つＮＨＫの番組変更

「クラシック音楽館」は、録画して翌日見ることにしている。
再生すると、高校野球の延長で録画ができていない。
緊急の台風情報での番組変更であれば理解できるが、高校野球はそんなに優先すべき放送だろうか？
野球が好きな人もいれば、音楽や絵画の芸術を愛する人もいる。
オリンピックでは、サブ・チャンネルでの放送をしており、やりたければ、そうすればよい。
決定権者の判断能力の影響は大きい。
オリンピック期間中に、関係者が「ラムダ株」を持ち込んだようだが、情報は隠蔽された。
現在のコロナ感染の拡大にオリンピックが寄与したことは否定できない。
菅、小池、丸川、橋本他、どう責任を取る覚悟があるのか。
昔なら切腹ものだが・・・