想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

意外な全棟建て替え決議

2016-02-29 15:18:09 | 社会・経済

傾斜問題の横浜のマンションは、管理組合総会で全棟建て替えを決議したと報道されている。
傾いているのは1棟だけで、他の3棟には問題がないだけに意外な気がする。
最も、ここの地盤には問題があり、不安になったのかもしれない。
本来、1棟の建て替えでよいように思うが、販売会社の三井不動産は、全棟といえば、他の3棟の住民は賛成するはずがないと高をくくっていたのではという気がする。
渡り廊下でつながっているので、1棟扱いになり、建て替えるなら4棟全棟になるとの会社説明に住民が反発し、トランプ現象のような結果になったのではないか。
全棟建て替えとなると、完成までには相当長期間になり、オリンピックを控えた建設需要の中では、いろいろな困難が予想される。
無駄も多く、他の不良物件に住む住民から見れば、随分贅沢に写ることだろう。

男子マラソン代表は一人で充分

2016-02-29 15:17:10 | スポーツ

オリンピックのマラソン代表の選考方法は以前から異論が多い。
男子の場合、世界の水準から見ると、とてもレベルに達していないのが、現状である。
かっては、日本の花形競技であったが、今は見る影もない。
選考方法で気になるのは、対象レースがいくつもあり、「日本人トップの成績」があるために、選手は代表に選ばれるために安全策を取るきらいがある。
世界基準の中で戦うのであるから、日本人トップなど意味がない。
あくまで、世界水準にあるかどうかである。
スポンサーの関係で、選考レースを一つに出来ないのであれば、基準記録(例えば、2時間6分30秒)を切った選手を順番に選び、コンディションを整える時間を与えるべきだろう。
現状では、対象選手は一人もいないが、代表ゼロでは選手のモラルにも影響するので、トップの一人を参加させればよいと思う。

旭化成建材の中間報告書

2016-02-28 10:03:35 | 社会・経済

旭化成建材の杭打ち工事に関する旭化成の調査委員会の中間報告が株主に送られてきた。
内容は、すでに新聞報道されているので、特に新鮮味はない。
旭化成の株主にとっては、この不祥事により、株価が300円以上下落しているので、思わぬ大損を被っている。
旭化成は、例年開催している「OB新年会」を中止したようであるが、役員たちは、先輩達からの苦言から逃げたということであろう。
内容で一番気になったのは、旭化成建材の社長人事である。
記者会見にも出た当事者である常務が社長昇格とはどういうことだ。
責任を取って退任すべき立場ではないのか?
メスを入れるには、旭化成の他事業部門から、人材を選任できるはずだ。
必要なのは、建材事業の専門知識ではないのではないか。
13億円の特別損失を計上し、さらに上積みされる見込みであり、巨額の損失は金だけでない。
今年の最も注目される株主総会になるのだろう。

ぶれるクリントン

2016-02-27 11:23:34 | 政治

予想外のサンダース氏の善戦に苦戦しているクリントンの姿勢がぶれ始めた。
TPPに反対するサンダース氏に票が流れるのを嫌って、クリントンも反対を表明したが、果たして吉と出るだろうか。
クリントンの姿勢のぶれが、苦戦の認識を表している。
私なら、こう云うだろう。
「TPPは必要である。しかし、今のままでは、問題が多いので、賛成できない。私が大統領になったら、これらの問題を修正して成立させる。」と。
クリントンの強みは、他候補に比べて、安定感、安心感である筈だ。
他の候補が、左右の両端にいるならば、中道の安心感が最大の武器であろう。
8年前のオバマの「チェンジ」のような新鮮味がないだけに、今後もブームは起こりにくいだろう。
各候補とも内向きの発言に片寄り、世界のリーダーたる自覚は失われつつある。
選挙向けの発言にとどまればよいが・・・
格差への不満は全世界に蔓延しており、資本主義の限界を示すものなのかもしれない。
もはやスローな改革に我慢できない層が爆発的に増えていることは見過ごせない。
スーパー・チューズディでは、どんな結果が出るのだろう。

養老孟司の虫御殿の驚き

2016-02-26 15:06:28 | 日記・エッセイ・コラム

TVで養老孟司の箱根の別荘、いわゆる虫御殿が紹介されていた。
養老孟司といえば、一時、TVの出演も多く、ユニークな発言があったが、最近はあまり見る機会がない。
「ばかの壁」が、大ヒットし、印税で建てたのだろうか、立派な別荘である。
いわゆるマルチ人間の代表格で、多彩な能力の持ち主であり、昆虫好きであることは知っていたが、こんな見事な標本を持っているとは驚きだ。
私の昆虫採集歴は、小学3年から中学3年までの7年間である。
最初は、夏休みの自由研究の宿題のため、自宅の庭で採れる昆虫、せみ、ばった、とんぼ、ぶんぶん等を手当たり次第に捕まえた。
中学時代には、甲虫類、スズメバチ科については、ちょっと人に自慢できるほどの標本を持っていたが、残念ながら、写真の記録が残っていない。
引退して、自分の好きなことに没頭している養老氏はうらやましい限りだ。
普通のサラリーマンには、ここまでは無理としても、好きなことに没頭したいと思うのは、男たちに共通の望みなのだろう。