◇ クリスマスも今日でお仕舞いなんて…そんな言い方は誰もしません。
午後から一時雨模様でも、少しばかり穏やかな日和の『降誕祭』でした。
カトリックの宣教師さんによると、クリスマスは明けて1月6日まで続くとか。
日本では12月25日が過ぎると、パタッと痕跡すらなくなると残念がられてました。
※ 降誕祭 (こうたんさい 12月25日) 主イエスの誕生日
公現祭 (こうげんさい 1月 6日) 東方三博士の来訪日
降誕節 (こうたんせつ 降誕祭から公現祭までの12日間)
◇ 宣教師さんご夫婦はイタリア人(ナポリ出身)、奥様が家内のイタリア語の先生です。
お子さんたちがクリスマスのプレゼントをもらうのは、何と1月6日の公現祭の日!
イタリアなどの習慣だそうで、最初(日本語で!?)お伺いしたときには驚きました。
家の中に隠されているプレゼントを探し当てるのがお子さんたちの楽しみだそうです。
(una poesia di oggi)
雪道や降誕祭の窓明かり 久女
クリスマスにはこんな幻想的な、
クリスマス・カードのような句が似合います。
(杉田久女 1890-1946)
◇ 今年も押し迫って、数年間ともにしたデジカメがどうも役割を果たし終えたようです。
次回更新からは新しいデジカメで…総理兼財務大臣との予算交渉も良好でした。
乗用車でも何でも、常に自分の傍にあったものを手放すのは寂しいものです。
大好きなオールド・ローズの回顧で、ブログ二代目のデジカメの幕引きとします。
2009年5月9日
□ コンテス・セシル・ド・シャブリアン
(Comtess Cecile de Chabrillant HP 1858 France)
パリのエスプリ(esprit)という言葉にいつも結びつくバラ。
英語のspirit、精神とか知性とか機知とかそんな意味。
フランスもパリも本当のところはよく知らないけれど、
フランスに抱く私のイメージに一番ぴったりのバラ。
2009年5月10日
□ 直立性のバラだから、切花でも雰囲気が出ます。
絵のようなバラ、おしゃれなバラ、風薫る季節のバラ。