折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、来シーズンへの期待と不安と。

2009年12月15日 21時59分29秒 | 大雪
                □ イングリッシュ・ヘリテージ
            (English Heritage S 1984 D.Austin England)
                 二日前より少しだけ「開花」

     
         □ 朝はこれくらい。同じような蕾があちこちに。

◇ 注文したバラの大苗が先日届いて、それ以外にも追加購入したりしています。
  うちの庭でも、いよいよ冬のラウンドの役者(!?)が揃った感があります。
  日曜日に園芸店でバラの苗を眺めていたら、突然の質問攻めにあいました。
  私より一回り以上は年下のご婦人、今年バラを始めたそうです。

     
         □ 「追加購入」の大苗、これはアーチ用です。
           一年前に植え付けた株と、一品種二本仕立てに。

◇ 培養土のこと、鉢のこと、たい肥のこと、剪定のこと、施肥のこと、病害虫のこと。
  一つずつ丁寧にお答えしながらも、不安感を少しは払拭されたかなぁ、なんて。
  「テキストを読んでいると、剪定一つでもやり方が違って混乱するんです」
  「私もそうでした。全部正しいのでしょうが、自分の栽培条件に合うかどうかです」

     

     
       □ 用土は新聞紙を広げてブレンド…適当なんです。

◇ 神経質にならないでって、そんなやりとりをしながら、4年前を思い出してました。
  何千円もする高価な苗を買ったものの、一発で枯らすんじゃないかという不安。
  根を洗う、切るとあったからそうしたら、そんなことではウィルスにやられるって…。
  冬剪定と言っても、大苗からはすでにしっかり若い葉っぱが出てるのに…とか。

     
     □ 日曜日に移植した「ピエール・ドゥ・ロンサール」の株元。
       掘り上げた石ころがころがったまま、片付けはあとで…。

◇ 毎日が不安と隣り合わせ、でも春になったら感激の開花、期待以上の幸せな結末。
  つまりテキストのハウ・ツーは、庭のバラにとってほぼすべてが正解だったのです。
  逆にプロの微妙に違うやり方に都度飛びついたら、こちらの身が持たないことも実感。
  大切なのはバラと一日一回は対峙する、自分なりに考えて対応することなのでしょう。

      
               □ ワイルド・エドリック
          (Wild Edric S 2006 D.Austin England)
           もう来シーズンの準備が進んでいます。

     
                                2009年5月9日

    ※ 木曜日から週末にかけて出張しますので、その間しばらく休みます。

 
コメント (6)
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