今は左京区にあるさわやという旅館でこれを書いている。ありがたいことに、パソコンが1台置いてあったのだ。
昨日は伝統工芸博物館、平安神宮、京都御苑、和菓子博物館、四条、などを見て回った。中でもすばらしいと思ったのが、やはり京都御苑である。私は初めて訪れたと思う。まさに京都の中心にあり、とにかく大きく美しいことに感心した。かつてはこの京都御所が日本の中心地だったのである。確かにそのような風格がある。もし日本が東西に分割されるようなことがあれば、西日本の首都は間違いなく京都だろうな、と思わせるものがあった。やはり首都と呼ばれるには、それだけの格がないといけない。「東京から東濃へ」なんて恥ずかしいことを言ってる場合じゃないのである。(^^)
あと、皇族や皇居を守るために皇宮警察なんてものがあるのも初めて知った。京都府警ではなく、「皇宮警察」と書かれたパトカーが停まっており、警護する警察官が門に4,5人もいたのだ。御所の壁は近づくだけで、やたらでかい音のベルが鳴って警告が発せられるし、やはり警備も尋常ではない。
しかし、わざわざ首都機能を移転させる意味がどこにあるというのでしょうか。未だにさっぱり分かりません。東京への一極集中を改めるとか、東京に地震があった時に備えるとか、変な理屈は聞きますが、全く説得力がないですね。