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先週の8月4日から5日にかけて、家族で大阪へ行った。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで1日半かけて遊ぶためである。そのために、1.5日券なるチケットをネットで買っておいた。
ちょうど夏休みの時期なのでUSJもさすがに混んでいたが、子ども向けの「ユニバーサル・ワンダーランド」であればそこそこ空いており、アトラクションにもいくつか乗ることができた。5日は8月の土曜日であったにもかかわらず、どういうわけか空いており、「エルモのゴーゴー・スケートボード」や「ハローキティのカップケーキ・ドリーム」などは待ち時間なしであった。
どのエリアも作りが非常に凝っており、映画の世界観を実現しようという意気込みが感じられた。特に、ハリー・ポッターのエリアなど、歩き回るだけで十分に楽しめた。ハリウッド映画の世界を楽しむ、というテーマパークのはずなのに、ワンピースやら妖怪ウォッチやらが登場するのは違和感を感じるが、まあ売れれば何でもいいのだろう。
雰囲気やアトラクションは非常に良く、子どもも楽しんでいた。しかし、問題は食事である。高い上に、中身が貧弱なのである。USJで再入場ができない仕組みになっているのは、あくまでも園内で客に食事をしてもらうため、ということを聞いたことがあるが、食事で稼ぐしかない面もあるのだろう。しかしそれにしても、ひどいと思えることがあった。
「スヌーピー・バックロット・カフェ」というレストランでは、11歳以下向けの「キッズ・メニュー」があったのだが、私と妻は朝食を食べ過ぎたこともあり、それほど空腹ではなかったので、娘の分と合わせてそれを3セットのみ注文することにした。このメニュー以外は量が多く、高いものしかなかったからだ。
すると店側は、キッズ・メニューは12歳以上が注文してはいけない、とのことであった。メニューとして掲げておきながら、注文するな、というのはどういうことか。こんなことは初めて聞いた。これはさすがに、素直に「そうでしたか」と受け入れるわけにはいかなかった。あくまでも強く主張を貫き、キッズ・メニューを3人前、という当初の注文で変更はせず通したである。ここの食事の件だけは、やや残念であった。
食事ということであれば、USJではなく、その近くにある天保山マーケットプレースの「なにわ食いしんぼ横丁」が非常に良かった。良い意味で実に大阪らしい雰囲気があり、店員の対応も気さくで親しみやすく、まさに「大阪のおばちゃん」そのままであった。食事も実際においしかったし、値段も決して高くない。ここはお薦めである。