Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

第一感 blink マルコム・グラッドウェル著(光文社)

2014-06-16 13:52:01 | 日記
英会話の先生エフィのお勧めで読んでみた。ファースト・インプレッションは結構…当たっている、初めて会った時の”最初の2秒”の”なんとなく”感じた事は正しいと著者は言っています。私は見た目だけではその人を計る事はできないと思うので確かなのは50%だと思っている。しかしなんとなく…が正しい例をいろいろ挙げてあり面白かった。カリフォルニア州のゲッテイ美術館に持ち込まれたギリシャ彫刻「クロース」と言う紀元前六世紀と言っている立像は1000万ドルだった。美術館では獲得に胸高鳴らせあらゆる方面からの鑑定調査を開始、十四か月後確信を得て初公開をした。しかし、イタリア人の美術史家は最初に「クロース」を見た時何かおかしい、像の指先の爪が変だと思った。次に古代ギリシャ彫刻の専門家が像の布を取って見た瞬間、やはり何かがおかしいとピンと来るものがあった。多くの人の第一感で何かおかしいと診断される前に、買ってしまったゲッテイ美術館のカタログには苦肉の策「紀元前530年頃、あるいは現代の模造品」と書かれて載っているそうです。専門家のわずか2秒のひらめきがゲッティ美術館の14か月の調査も彼ら2秒の直感にかなわなかった…というのです。本を読んで、何となくおかしい変だ…は信頼出来るかもと思うようになった。でも私たちはそのような事を第六感が働くと言いませんか。

栗の花

2014-06-15 14:37:30 | 日記
裏山へウォーキングに行ったら蜂蜜でこんな香りがあったなあ…という香りが辺り一面匂っています。そう、栗の花が今満開なのです。象牙色の千筋の滝が流れるように朝日に輝いてとても美しかった。こんな花からあの実がつくのですから不思議です。

スペイン・オムレツ

2014-06-13 11:42:50 | お料理
かれこれ十数年、週に一度熱海の製本教室へ通っている。お昼は持ち寄りで10人ぐらいで頂く。男性は力仕事を手伝ってくださるので免除して(おにぎりだけはそれぞれが持参)女性が副菜を用意します。昨日は私はスペイン・オムレツを作って持って行った。ホクホクのじゃがいもにそら豆、カマンベール・チーズを入れました。(娘からのヒント)クレージー・ソルトで味をつけたオムレツ、大好評でみなさん喜んでくださった。わいわい、がやがやちょっとしたポットラック・パーティです。お教室の手作業と共に楽しみの一つになっています。

奇縁まんだら 終り編 瀬戸内寂聴 (日本経済新聞社出版)

2014-06-11 22:01:01 | 日記
新聞に連載されていたコラムをまとめて2008年に第一巻が発刊された。瀬戸内寂聴が出会った人々の思い出を綴ったものですが島崎藤村、川端康成、三島由紀夫、淡谷のり子、サガン、など錚々たる面々。知られざる彼らの一面が寂聴の鋭い観察が軟らかなタッチで書かれていて面白かった。その後次々に4巻まで出版され終り編を読んだ。寂聴も90歳を越える高齢、やはり筆力が衰えていると(素人ながら)思う。第一巻ほど迫力がない。しかし挿絵は横尾忠則ですからアンディ・ウォーホル張りで素晴らしい。一人に一枚ずつ画いているので一冊買って置こうかな…と思ったくらい。この池田満寿夫がいい。多才な彼があっけなく亡くなってしまい勿体無いと思っていた。特異な瀬戸内寂聴ならではの出会いの人たちも”凄い”の一言に尽きる。寂聴が無名の頃ファンレターを出して、三島由紀夫とは知り合ったんですものね。

オレンジ・ピール

2014-06-10 17:09:39 | お料理
夏みかんも終わりだと言うのにオレンジ・ピール作りに凝っています。先月熱海の友達に簡単な作り方を教えて貰い凝り始めた。保存料などを使っていない当地産の夏みかんに限りました。皮の内側の白いふわふわは三分の一ほど削る。そして三時間ごとに水を替えて5回ほど、あく抜きをする。それを火にかけ茹でこぼす。次に皮の8割の砂糖を加えひたひたの水を足し弱火で1時間煮詰めつる。水分がなくなったら荒熱をとりグラニュー糖を全体にまぶす。この時紙の袋などを使うと上手にまぶせます。ちょっぴりビターでコーヒーに日本茶にとても良く合う。

らっきょう漬け 2014

2014-06-08 09:27:24 | お料理
今年もらっきょうを漬けました。知人の農家から朝、私の目の前で掘り起こして分けて貰ったのです。これほど新鮮な事はありません。すぐに洗ってきれいにして私は塩漬けをしないで直漬けなので簡単です。沸騰したお湯にらっきょうをさっと潜らせ、熱くした調味料に入れる。右から大きな瓶は普通の(甘味の少ないさっぱり味)らっきょう漬け、次は去年の自家製の梅酢(冷蔵庫にキープしておいた)へ、次の小瓶は蜂蜜を入れてみた。最後はJAのお知らせで知った市販のめんゆつ漬け(初めてなので楽しみ)、私は浅漬けが好きで一週間後には食べ始めていると思う。完全に漬かった頃には半分になっている。こぼれた数個をもろ味味噌で頂いたらカリでカリで香りも良くとても美味しかった。ねぎ嫌いの長女一家が聞いたらキャッーでしょう。

アナと雪の女王

2014-06-03 15:59:29 | 日記
アニメーションなんていやだと思っていたが、松たか子の”Let it go”に引かれ観てしまった。最初のコーラスも胸に迫りアニメーションを忘れさせる雰囲気。松たか子の高音の伸びやかで力強い歌声は心の奥底から魅了させられた。、神田沙也加も蛙の子は蛙で負けてはいない。”まんが”的なシーンも多々あったが、多くのシーンは美しく音楽もマッチしてこんな老女でも物語に入り込めたので我ながら可笑しくなった。パーフェクトな人間はいないのだからありのままに…愛はそれを補い愛は他人に与えるもの…なんてちょっぴりシュンとしたり癒されたり。吹き替え版だけで字幕版のない(?)田舎の映画館、仕方なく観たが彼女たちの歌が良くて納得して帰って来ました。でも字幕版も観てみたい…がもしかして公開していないのかも。アニメーションなんて好きでない筈なのにね。

ケークサレ

2014-06-01 08:59:12 | 日記
二週間ほど前、朝取りのそら豆がたくさん手に入り豆好きの娘一家へ送った。とても喜んでろいろ応用して出来上がる度に写メールを送って来ました。勿論まずはそのまま茹でて、フレッシュな甘さを味わったそうです。次はそら豆入りスペインオムレツ、その次にスパゲッティ・カルボナーラ、そして最後この塩味のフランスの”ケークサレ”が出来たと言っています。そら豆は鞘ごと3K弱を送ったがこんなにいろいろ作り、”若い”って事はいいですね。新鮮なそら豆を食べさせたいと言う私の思いに十分答えてくれました。ケークサレ…初めて聞いたけれど赤く見えるのは赤パプリカでそら豆、ベーコン、パルメザンチーズなどが入っているそうです。日曜日の朝食にいいわね? お皿も見てやってください。イギリスのアンティーク、一家が在英中市場をパトロールして見つけたもの。