先日、ツタンカーメンのえんどう豆で豆ご飯を炊いたことを
書かせていただきました。
こちらです。
今回は、炊き方を変えてみました。
豆を莢から出します。
豆だけを別に茹でました。
2~3分で軟らかくなったので、そのまま冷まし、
その茹で汁を使って、まずご飯を炊きました。
すると、炊き上がりがすでにお赤飯!!
発芽玄米入りなので、茶色の部分もありますが、
茹で汁に豆からアントシアニンが流れ出ていたことがわかります。
これに、別茹でした豆を混ぜ、お茶碗に盛り付けると、
このような感じになります。
豆を混ぜたご飯を、さらに炊飯器で保温しました。
(炊き上がりから数えて16時間後の様子です)
ご飯の色は、さらに赤が濃くなりました。
豆は緑色から、赤みを帯びた緑色に変わりました。
豆を一緒に炊き込んだ時は、炊き上がりの豆の色は、
鮮やかとは言い難いけど、緑色のままでした。
ご飯にも色は付いていません。
(参考までに、以前の写真を載せます。)
炊飯の際、炊飯器内の温度は最高で100℃になります。
そこまで高温になってしまうと、
ツタンカーメンのえんどう豆のアントシアニンは変化せず、
やはり100℃の手前、60℃~75℃くらいで一番変化しやすいということなのかなぁ。
毎年、この豆ご飯を食べるたびに、頭の中がはてなマークでいっぱいになります。
温度も高すぎてもダメなんですね。
もちもちのお赤飯みたいで、ほんと美味しそう。
ツタンカーメンも食べてた豆、そう思うとすごいですね。
ツタンカーメンのえんどう豆は、本当に不思議な豆です。
ツタンカーメンのお墓から発見され、その種子が発芽したと言われていますが、
果たして3000年も前の豆が本当に生きていたのか?
その真偽も含めて、ロマンあふれる豆ですよね。
もし、機会がありましたら、りりんさんもお試しくださいね。