”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

タフ・スメダンの日々

2023-10-11 00:02:42 | 食・レシピ

10月に入ってから、タフ・スメダン作りのために

木綿豆腐を水切りする日々が続きました。

 

  

事の始まりは、インドネシアに住む友人が送ってきたランチタイムの写真。

左端の茶色の四角い食べ物が気になり、調べてみると、

「タフ・スメダン(スメダン豆腐)」という揚げ豆腐で

サンバルを付けて食べることがわかりました。

  

スメダンというのは、西ジャワの町の名前です。

おいしい豆腐の産地として有名で、

町中にたくさんのお豆腐屋さんがあるそうです。

  

 

 

私は、この「タフ・スメダン」が、どうしても食べたくなり、

丸一日、木綿豆腐の水切りを行い、小麦粉を付けて揚げてみました。

しかし、出来上がったのは本場のモノとは程遠い、

お汁のかかっていない揚げ出し豆腐のようなもの・・・。

  

  

 

友人いわく、

「豆腐に下味を付けたら、衣は付けないで素揚げして!

 衣を付けたら、水っぽくなるから。」と、

彼の奥様(インドネシア人)が作ったタフ・スメダンの写真を送ってくれました。

外側のカリカリっとした様子が伝わってきます。

いかにも香ばしそう!!

  

 

 

そこで、今度は丸一日水切りをした後、素揚げしました。

外はカリっ!!

中はふんわり。

手作りサンバルともよく合います。

 

この日は、ミーゴレン、ソトアヤムなども作ってインドネシアご飯。

しかし、やっぱりインドネシアのタフ・スメダンとは見た目が違います。

でも、これ以上揚げても、お豆腐が縮むだけで、

割れたような形にはならないのですよ。

 

   

友人は、「見た感じもなかなかいい感じ!」とほめてくれましたが、

結局、日本とインドネシアではお豆腐の硬さが違う

という結論に至りました。

 

インドネシアのお豆腐は、重しをして長時間水切りなどせず、

ザルに上げて、さっと水を切るくらいでお料理に使えるそうです。

 

10月に入ってから、木綿豆腐の水切りばかりしていましたが、

我が家のタフ・スメダンも、なかなかおいしかったので、

また作ろうと思います。(^-^)

 

 

コメント (2)
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