ご近所さんの庭にかわいい実を発見。
私はこの乾燥した状態の方が見慣れていました。
漢方の生薬として、
風邪薬でおなじみの葛根湯にも処方されている
なつめです。
※漢方ではなつめの実を蒸してから乾燥させたものを
「大棗(たいそう)」と呼んでいます。
なつめには
・胃腸の働きを促進して、栄養の吸収を高める。
・利尿作用によって、体内の水分排出を助ける。
・貧血の症状を改善する。
といった効果があります。
生の果実として食べる時は
このオレンジ色になった時が食べ頃とか。
いただいてみましたが、
水気のないりんごといった感じでしょうか?
明治頃までは各地で栽培されていたなつめですが、
今では農家の庭先や植物園で見かける程度。
そんな貴重ななつめを
季節の果物として味わえるって幸せなことですね。
ごちそうさまでした。(^^)