”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

1トンの小麦

2012-10-17 11:29:50 | “農”

今月と来月、市内の小学校で

小麦の授業をやらせていただくことになりました。

 

 

袋井市の浅羽地区は小麦栽培に力を入れています。

栽培が本格化したのは、今から30年前。

土地改良事業に伴い、

小さな田んぼの区画整理を行い、

平均30アールの農地に拡大されました。

また、農業用水路、排水路、農道も整備されるなど

さまざまな条件が整い、

大型機械を導入した小麦栽培に乗り出しました。

 

現在は、11月に種をまき、翌年6月に収穫、

収穫から種まきまでの期間は

野菜栽培に利用というローテーションで

農地を活用しています。

 

 

浅羽小麦を使った商品も販売されてます。

Img_4934

うどん、素麺、ラーメン、パンが主な商品です。

 

 

さて、小学校の授業の準備を進めていると、

どうしても製粉する前の粒の小麦を

教材として使いたくなってきました。

 

そこで、浅羽小麦の第一人者と言われる方に

思い切って電話をしてみました。

 

「どのくらい欲しいの?

 1トン?

 あなたのためなら何トンでも用意するよ!」

とうれしいお返事をいただきました。

 

「いいえ、お茶碗1杯くらいで十分ですので・・・」 ^^;

 

 

こうして、300gほどの小麦をいただいてきました。

Img_4936

 

でも、1トン分の愛情はしっかり受け止めましたので、

楽しい授業になるように頑張ります。 (^^)

ありがとうございました。

 

コメント
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