片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「マシントレ」に欠かされない発声、初めのカウントより、「ゴー ロク ヒチ ハチ」後半重視!

2011-11-26 14:14:06 | 「リハビリ」

 冷え込みは日一日と厳しい、明け方の布団の居心地が良くなり、抜け出すのに勇気が求められる季節がやってきた。
 上空の寒気は弱まり、北陸から北の日本海側の天気も回復し、雪は北海道の北、北部の一部だけとなっている。
 この後も九州から関東にかけては晴れる見込み。
 東北や北海道の太平洋側も大体晴れますが日本海側は気圧の谷が近づくため夜は再び雨や雪が降る予報。
 近畿地方は移動性高気圧に覆われて中部や南部では晴れていますが北部では寒気の影響で雲が広がり雨が降っている所もある。全国的に気温が高くなる。
 8:40 玄関に座り込んで朝日新聞be版(be on Saturday)を読みながら「オーロラ会」送迎車の到着を待つ。
 考えてみると数年前は腰の低い玄関口に、しゃがみ込む腹筋の弱さと半身不随の体のバランスが取れず、お尻を降ろすことが不可能であったのが今は一人で新聞を広げる余裕が出来たことを喜ぶ。
 インターホーンの音で到着を知り、慌てて今冬初の防寒コートを着込んで乗車する。

             

 バイタルチエック(血圧水銀圧力計107-77)、(体温36.5度)が終了すると早々にオリエンテーショーン、本日のリーダーはNさん。
 お話はインターネットで購入する航空チケット、来月に2回鹿児島へ帰省する必要上、日付け指定で二つの競合会社をネットチエックすると大きな金額格差に驚き、格安航空券購入にコンビニで振り込みを済まされたお話を伺う。
         

 モノ(ソフト・ハード)を購入するにはインターネットが安いという巷の噂が実証された感がする。
 もっとも後期高齢者の私では利用する機会は皆無なれど、ネットを使って架空の旅を楽しむ方法もあることに気が付く。
 リーダーNさん、最後にマシントレーニングに際して「声出しの」効果を説かれ、初動動作で「イチ ニー サン シー」とマシンを動かす動作はできているが戻りの「ゴー  ロク  ヒチ ハチ」が殆ど出来ていないので、「あげた」・「押し込んだ」・「開いた」・「閉じた」の後は戻る一つひとつの運動をゆっくり確認するように指示をいただく。
 反省すると回数ばかりが固定観念として残り、「イチニー  ニーニー  サンニー・・・・」が早くなり後半のカウントがなおざりにされている。
 本日の9種類マシントレーニングは「ゴー  ロク  ヒチ ハチ」を最優先課題として取り組むとする。
                

 スタッフからの指示№1は「トーソーエクステンション腹筋」、25㌔のウエイトを股関節最下部を起点に腰が膝から前に出る意識を持って押し込み、最下部地点で腹筋の硬さを確認後、脊椎筋を下から戻していくことを体に感じながら初めの姿勢に戻る。

 №2「チエストプレス両手上げ」、健常な右手力の削減を最大課題として、麻痺左手で上に上げているイメージを大切に左右大胸筋を持ち上げる、最高位置でストップして一呼吸図ってから左右肩甲骨筋の緩みを感じながらゆっくり4段階で降ろして行く。
 №3「ローイングマルチフアンクション両手引き」、マシンに向かって腰を降ろしてからスタッフに姿勢を矯正していただき、背中の肩甲骨に皺が寄る事を体に感じながら両手を引く。
 最大限引いた姿勢で左右の肩が後ろに引かれている状態のままで1分程停止して、ゆっくり大きな声で「ゴーロクヒチハチ」とカウントしながら戻していく。

                 
 自主トレーニングの「パタパタ“両足裏腱・筋肉伸ばし”」、睡眠中の姿勢から起こす筋肉の硬直を矯正する最高のマシン、麻痺左足アキレス腱・ヒラメ筋をほぐし・伸ばすには効果抜群。
 両足の乗せた側板が前後に可動、機能を失った踵・足指のマッサージ効果も期待する。



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