１月のまとめ

１月に読んだ本は以下の通り


堀江敏幸「おぱらばん」
富岡多恵子「動物の葬禮・はつむかし」
井上荒野「あなたの獣」
上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子「男流文学論」
白石一文「草にすわる」
富岡多恵子「逆髪」
吉田健一「私の食物誌」


７冊でした。仕事が忙しかったのは正月だけで、あとはなんということもなかったのですが、なんだかバタバタしてまして、あまり読めませんでした。

富岡多恵子を３冊も読みました。（内、１冊は共著ですが）マイブームでした（笑）やはり「逆髪」がよかったですねぇ。井上荒野がかすんでしまいました（笑）

美味求真の旅

吉田健一「私の食物誌」読了

日本各地から送られてくる名物、あるいは著者自身が旅をしてめぐり合った様々な「うまいもの」を綴ったエッセイ。

どこにどんな美味しいものがあるという話もおもしろいんですが、とにかく作者の見識、こだわりが妙におかしく、何度も笑ってしまう箇所が一つや二つではありませんでした。「食えない人」です。堪能しました。