昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(406)安倍首相、世の中見間違えるなよ!

2018-01-11 03:48:57 | エッセイ
 安倍政権一強を誇り、政治的にも経済的にも、安倍首相の年頭所感は強気に満ちていた。
 
 この勢いの下、特に改憲に対する思い入れは並々ならぬものがあるようだが・・・。
 
 しかし、一昨日のNHKの世論調査を見たかい?
 
 支持率が落ちている。
 経済環境もかなり改善しているようだが。
 
 そして、特に改憲に対する国民の見方は甘くない。
 
  
 今年迎える参議院選挙や、仮に衆議院総選挙に打って出ても、弱体野党がまとまる可能性は低いので楽観できるが・・・。
 
 事、改憲のための国民投票に関しては、安倍政権に厳しい結果を招きかねない。
 (イギリスやスペインの結果を見るまでもなく・・・)

 国民は、思っている以上に、平和で過ごせた戦後日本を評価しているのだ。
 お仕着せの憲法だとか、アメリカのポチと言われても・・・。
 現在の生活に満足とは言わないまでも、不満は少ないのだろう。
 国民は、日本人の矜持を振りかざすより、自分ファーストの生活の日々を重視しているように見える。
 ある意味、戦後平和教育の成果なのだろう。

 しかし、マイファーストを掲げて盲進する現状の世界リーダーに引きずりまわされる世界情勢を予測するとき、今後我々がいかにあるべきかが問われることになると思うが・・・。