今日は支援者の会合での挨拶や地域の市内さんとの懇談の機会がありました。
八王子市内 もぐもぐランド。生産緑地に建設され、農産物の加工、販売が行われており、会議室もある。
地元の町会関係のご夫婦と話す機会がありました。お二人とも間も無く80歳台の後半ではありますが、ご自分の畑で草むしりをしており、その手を休めての時間となりました。今の時期は、収穫できる作物がないことから、後一ヶ月半くらいすると色々あるから、「また、いらっしゃい」と言ってくださいました。
また、別な地域では、畑をいよいよ開発して宅地化している最中に会ったことからそのことが話題となりました。畑をつぶしたくはなかったそうですが、次の世代のことを考えると致し方ないといったように感じるお話しをされていました。自分が動けて元気なうちにやれることをやておきたいと、「そろそろ終活です」とも言っておられました。
町田市内の農地も減少傾向にあり、農地を守る後継者不足は大きな課題です。一方で、農業経営という視点では、まだまだ、可能性がある分野です。特に、都市部消費地の中にある農地の利活用は、6次産業化も含めてさらなる広がりがあると思います。それらは、都市の魅力にもつながる話しです。農家レストランや農産物の特産品の加工販売等、この多摩地区でも実績があり、町田市内での取り組みも期待できそうです。
若者の参画を考えると、農地を守るという視点よりも、どう事業を成立させることができるかといった視点が必要だと感じることがあります。そうした取り組みを支える農業経営のプロが育つ環境整備を推進したいと思います。
八王子市内 もぐもぐランド。生産緑地に建設され、農産物の加工、販売が行われており、会議室もある。