町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

多様性について

2022年04月22日 | 活動日誌
本日、町田市に対して、市内法人によるウクライナ避難民のお子様の保育園への受入の意思表明がありました。
同法人は、すでに、シリアやアフガニスタン難民を職員として採用した実績があります。
多様性を尊重する環境下で子どもが育つことを想像すると将来がとても楽しみです。
また、子どもだけでなく、多様性を尊重することは人材育成、組織の成長につながると感じました。

多様性について、共感力のある女性リーダーニュージーランドのアーダーン首相は、かつて、NHKの取材に対して以下のように語っています。
(注目の発言集から抜粋、全文はこちらからhttps://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/23369.html)

「多様性のある国として団結する機会があればあるほど、あらゆる違いをこえて、たたえることもたくさんあり、全員に共通するものもあるということに、気付くことができると分かりました。多様性はとても美しいものです。ニュージーランドにとっては、私たちが何者なのかということを強く感じさせてくれるものです。不寛容になることなく、違いをたたえることを可能にしてくれます。」

ロシアのウクライナへの侵略という現実を受け、平和を築く上で、多様性は戦争とは正反対に位置する価値であり、多様性が尊重されるか否かに日本の未来はかかっているとの認識を強く持ちました。

家賃の滞納情報について

2022年04月22日 | 活動日誌
今日は市民相談への対応の後、北部丘陵内の道路整備予定地等を小野寺議員と視察。新緑香る空気は新鮮そのものでリフレッシュしました。

最近の相談の中で、家賃の滞納により強制退去を求められた事案がありました。
「なんらかの問題」が起き、滞納に至っているわけですが、残念なのは支払いの督促は行われても、「なんらかの問題」を解決するためのアプローチが全くされてこなかったことです。
当事者は、もがき苦しんでいますが、行政サービスにつながることができずに事態は悪化しました。
滞納情報は、個人情報として厳格に管理されなければなりませんが、督促を行うだけではなく、その情報から滞納の背景にある問題解決の支援に結びつけてほしいと思います。

一定の社会性はあっても、必要な情報が得られていない、あるいは、情報はあっても活用ができていないケースもあろうかと思います。問題解決の仕組みはあっても、それを活用できていない。その点では、社会的に孤立しています。

滞納情報は、こうした方々へのアウトリーチ型支援を行なっていくべき先の貴重な情報の一つではないかと思います。