マル鉄・鉄道写真館

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JR東日本 E995形:クモヤE995-1(スマート電池くん)

2019-12-21 18:41:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
JR東日本 E995形:クモヤE995-1(スマート電池くん


JR東日本小山車両センターに所属していた「スマート電池くん」ことクモヤE995-1ですが、令和元年12月18日、長野車両センターへと配給回送されたそうです。廃車回送のようです。

平成15年にJR東日本とJR総研との共同開発によりハイブリッド気動車キヤ991としてた誕生した車両ですが、平成19年に一旦廃車となります。
平成20年に燃料電池車へ改造後、さらに蓄電池駆動車へ再改造、小山車両センターに所属され、烏山線などで試験が実施されました。平成22年に車籍が復活、形式も電車であるクモヤE995形となってます。







平成23年10月15日 大宮総合車両センターにて

東日本大震災の影響で10月にずれこんだ公開にて。初めてクモヤE995-1が展示されました。
車両の両端前面には「スマート電池くん」ではなく「ne@train」となっています。PRとしては全く記憶に残っていませんが、neはNEW ENERGYを略したもののようです。
車体センターに「スマート電池くん」のイラストとロゴが表現されていました。



平成26年5月24日 大宮総合車両センターにて

3年後の公開において、また展示の機会がありました。
この時点においては、EV-E301系電車が烏山線で運用を開始しており、一定の役割を終えたところのようです。


我が地元は生まれた頃から既に電化されている地域なので、一部の急行列車を除いては気動車とは無縁ですから、このような試験車に出会う機会というのはまずありません。
同車もわざわざ情報をキャッチして出掛けなければ撮影する機会が無かった車両ですが、このような展示だけでも出会うことが出来たのは幸いでした。

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