マル鉄・鉄道写真館

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165系:急行「水郷」最終日

2012-06-10 00:30:00 | 国鉄・JR急行列車
165系:急行「水郷」


「水郷」は、昭和36年10月、新宿・両国~佐原を結ぶ臨時準急として誕生したものが起源となるようです。翌年に定期列車に格上げ、さらに昭和41年に急行列車に昇格しています。
運転開始以来、同列車は気動車による運行でしたが、昭和50年3月10日、成田線成田以東の全線電化により165系化されました。
急行「水郷」は、成田線の他にも鹿島神宮までの乗入れ車を併結していました、電化に合わせて鹿島神宮行きが急行「鹿島」として独立し、急行「水郷」は成田線経由の銚子行きとして独立することになります。






昭和57年11月14日 両国駅にて 急行「水郷4号」

有効時間帯に1往復しかなかったせいか、昼間に撮影したものが1枚も残っていませんでした。
全く撮影していなかったと思い込んでいましたが、最終日に両国駅で撮影したものの中で、列車番号404Mとなった急行「水郷」を確認することが出来ました。ヘッドマークが無く、さらには真っ暗でどうにもならない写真ですが、何とか記録できていて助かりました。

本来なら折り返し運用で「犬吠」になるのかな?と推測できますが、既に折り返し準備が出来ている割には列車番号の札が変えられておらず、ドアも閉まったままになっていることから、隣に停まっている183系へ運用が差し替えられたものと考えられます。
ヘッドマークの付いた列車として記録できなかったのは非常に残念です。

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