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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

役を生ききる

2010-10-20 21:05:48 | 教育

 中間試験が終わって最初の土日、新しい台本を使って頭から通し小返しだ。ほんのちょっとのマイナーチェンジだけど、これまで呼吸のようにしゃべり続けてきたせりふだ、慣れるのはきっと大変だろうな、なんて、全くの杞憂だった。恐るべし高校生!しかも、ほとんどの役者がきっちりせりふを入れてきている。中に入っていない部員がいたりすると、あっちからこっちから白い視線が手裏剣のように突き刺さる。いい!なかなかいい雰囲気だ。県大会で上を狙うなら、このくらいの意気込みは見せてくれなくちゃ。
 
 新しいせりふや変わった動きを自然なものにするってことも大切な課題だが、そこに止まっていたんじゃ、レベルアップは縁遠い。全員が演技者として一皮も二皮も剥けてもらいたいと思って指導当たっている。だから、役者たちに何より望むことは、役を生ききれ!ってことだ。60分間の芝居のすべてを通してその人物として呼吸してほしいとまでは要求しない。せめて、舞台に出ているときだけでも、役所の人間として話し、動き、感じ、反応してほしい!これが願いだ。

 そんなことみんなしてんじゃん!なんて簡単に言って欲しくない。これって本当に難しいことなんだ。まあ、大体は、それっぽくせりふをしゃべり、それらしく動いているだけのことだ。役柄のとおりに心を動かし、感情の赴くままに表情が作られ、生身の言葉としてせりふがほとばしるなんてことはそうとうの訓練がないとできるもんじゃない。あいつは上手い、なんて褒められてる奴だって、それっぽくその場しのぎをやっているに過ぎないんだ。
 
 だから、今、つばを飛ばし飛ばし言いつのるのは、「おまえが演じている人間は今、どう感じてるんだ?!」ってことばかり。「相手のせりふを聞いて、どう思ったんだ?!」「自分のせりふの前に心が動いているはずだろ?!」そんなことをひたすら叫び続けている。
 
 そんな繰り返しがようやく伝わったのか、ここ数日、主役二人は真剣に怒り、心の底から涙を浮かべられるようになってきた。3年目にしてようやくかよ、なんて減らず口は叩くまい。これは彼女らの演技者開眼なんだと思う。彼等の視線に込められた悪意の鋭さにはっとしたり、激情の迸りにはあやうくもらい泣きをしてしまいそうだ。一人でも二人でも役として稽古場に立つ者が出てくると、雰囲気は格段に上がってくる。緊張感が伝わっていく。

 だからと言って、役者全員が役の心を自分のものとして動けるかっていうと、そうは上手くいくものじゃない。特に端役になるほどそれは難しい。なんたってせりふが少ないから。主役のやりとりを聞きながら周辺に佇んでいるって場面が多い。この手持ちぶさたな時間を役として生ききるっていうのは、言うは易し行うは難しって奴だ。まして、台本にはその役の性格とか背景なんかが書かれていないことが多い。どんな人物か、どんなこと考えているのか、どんな感情で見守っているのか、高校生には、自分で役を作っていけるほどの力量はない。さらに、こういう役は、まだまだ未熟な下級生が受け持つのだからなおのことだ。そして、ここが厳しいところだが、周囲を取り巻く脇役たちの表情や動きの一つ一つが、そのシーンの出来を左右するってことなのだ。
 
 ということで、これからの課題はせりふの少ない彼等をどう生き生きと動かしていけるかってことになる。暮らしの経験も乏しく、その小さな蓄積を振り返る力に欠ける彼等に、一人一人、一つ一つ、その場の心の動きについて問いつめ、主役のせりふがどう聞こえるかを確認させ、感情のひだを刻ませて行く。仕草やせりふ回しの指導とともに、何故そう動くのか、その言い回しがどう聞こえるのか、そんなことを一つ一つ解説しながら、脇役の立ち位置から立ち姿、手足の置き方にまで思いを至らせていく。

 残りわずかに2週間、こんな作業がどこまで達成できるか、まるっきり勝算はない。それでも、今、これをしつこくうるさく懲りずに言いつのっておけば、いつか、今の主役の子たちと同様に役者開眼の時を迎えるに違いない。それを楽しみに、なーんて、そんな悠長なことは言ってられないんだよ。おい!おまえら!そのぼけーーっとした様子、絶対観客に見透かされるから、「あの役者、夕飯なんだろって考えてるよ、きっと!」ってさ。

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当て書きの効用

2010-10-16 21:29:44 | 教育

 僕の場合、台本はすべて当て書きだ。部員たちの日頃の様子を観察し、力量を計り、持ち味を見極めて、その子が生きてなおかつ芝居が面白くなるよう書く。いや、書いているつもり。

 これがやっぱり強力なんだよね。プロじゃないから、どんな役だってこなせるなんて夢また夢。どうしたって、当人の持ち味に左右される。堅い奴は堅い奴。呆けは呆け。はっちゃきははっちゃき。まっ、そればっかじゃ面白くないんだけど、基本は持ち味を生かすってこと。

 上手く部員の個性を引き出す役やせりふが作れた時は、もちろん芝居の出来もいい。役者の人柄と喧嘩しちまうと、役作りに苦労する。

 だから、台本書くときは、ストーリーを考えながら、登場人物を一生懸命考えていく。こいつを生かすにゃどうすりゃいい?こいつのこの部分は絶対使えるよな、なんてね。

 今回の大会作品『Catch & Row』でももちろんそうだ。男たちをコミカルシーンに使ったのもそうだし、主役二人のキャラクターも当人たちの雰囲気を生かしたつもりだ。だから、自然と役に入っていっている?んだと思う。

 今回の役所で、もう!ぴったしのはまり役は、「アニメっ子亜衣ちゃん」だ。当人もアニメ大好き人間。将来はアニメの声優なんてのを目指して演劇部に入ってきた生徒だ。しかも、好きだってだけじゃない。ほんと!見るからにアニメオタクって感じなんだなぁ。いや、顔立ちもアニメっぽい?しね、ゴメン!。

 アニメっ子亜衣ちゃん、地区大会でちょっと評判だった。大会の掲示板に「アニメっ子亜衣ちゃん」かわいい!なんて書かれたりしたからね。嬉しかったろうね。そう言われたからってことでもないだろうけど、当人もこの役、かなり気に入っていて、稽古でもめちゃめちゃ生き生きしている。以前はあまり出なかった声も、かなりの声量になってきて、ちょっとびっくり!のびのびやってるから、演技も広がっていく。この役で彼女は確実に一つの壁を越えられるんじゃないかと思う。

 そう、気に入った役、没頭できる役を演じると、役者はとても育つ。自信がつくからなんだろう。で、その自信は普段の自分への自信にもつながっていく。そう、これが当て書きの効用ってもんなんだ。

 役者が気持ちよく演じられる役柄、これを大切にしなくちゃね。

 

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試験開ければ地獄!

2010-10-14 23:40:04 | 地域文化
 とうとう終わってしまったよ、中間試験。てことは、地獄の季節に突入ってことだ。

 数えてみたら、県大会まで後2週間!その前1週間に米沢市民文化会館を借り切ってのリハーサル、南陽市立宮内中学校での『Catch & Row』の公演、町芸文祭演歌ショーのリハーサルと本番。さらにさらに、置農祭ときた。この2週間でどこまでレベルアップできるかが、勝負だって思うのに、この超過密スケジュール!早くもノックアウト寸前!なんて弱音を吐いてなんかいられないから、気合いを入れて始動した。
 
 今日はまず、ミィーティングから。これからの忙しい日程を説明し、この2週間をどう乗り切るかで県大会の結果も付いてくることを話し、そのためには、置農祭に心を奪われていてはダメだ!ってきつく釘を打ち込んだ。生徒には、楽しいからね、文化祭って奴は。模擬店やら仮装コンテストやら合唱コンクールやら、クラスメイトとわいわいやれる楽しい時間なんだから。わかるんだよ、心惹かれるってこと。だから、敢えて、学園祭には必要最小限におつきあいしろ!と厳命した。

 町芸文祭の出し物と出演者を発表し、同じく学園祭のプログラムも決定した。ともかく、何をどうやるか、しっかりと提示することが大切なんだ。そして、それに向けて練習計画を立ててやること、後は部員たちが自分たちでこまめに稽古を積み重ねてくれる。
 
 次に新しい台本:第3版の印刷製本。と言ってもそんなに大きな訂正をしたわけではない。地区大会に合わせてなし崩しに変えてきていた部分を台本に書き加えたのと、何度か舞台を見てきてどうも肌触りのよくなかったセリフを手直ししたことと、後は、尻切れトンボ的、あるいはご都合主義的に書き飛ばした部分をやや丁寧に書き込んだってところかな。まず、台本作って渡すことで、気持ちを県大会に向かわせようって魂胆だ。

 久しぶりに台本の読み合わせをしてみた。ひどい!まことにもってひどい!これを地区大会のレベルまで上げるだけでも、容易なことじゃない。まして、県大会突破の線にまで押し上げるなんて、できんなか?そんなこと!しかも、周りはお祭り騒ぎの中でだ。しかもしかもだ。演歌ショーなんかやりながらなんだから。

 ついでに言うと、ごはんDE笑顔プロジェクト選手権の全国大会の準備もある。校内プロジェクト大会の発表も進めていかなくちゃなんない。さらには、菜の花座の『イーハトーボの劇列車』の稽古もある。おっと、個人的なグチに走ってしまった。自分で撒いた種は自分で刈り取る、そう!忙しさは充実の代名詞!目一杯きりきり舞いして、精一杯慌てふためいて、一杯一杯煮詰まって、やけっぱちで突っ走ろう!

 
 

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全国決めた!その②

2010-10-11 19:03:47 | 地域文化

 冷や汗もんだったよ。本番前日の準備。

 ともかく仕事が遅れに遅れて、特大版絵日記が完成したのがその日の11時。よしっ、これを架台に乗せて、ようやく本番同様稽古できる!って張り切ったっら、な、な、な、な、なんとーーーーー!絵日記大きすぎて、重すぎて、架台に乗らない!!無理矢理乗っけてみても、手を離すと、へなへなへなと倒れる始末!だれじゃぁぁぁ、こんな半端な設計したの?!ごめんなさい、僕です。

 さあ、大変だ。2週間毎日遅くまで残って仕上げた絵日記が使えない!そんな!そんな!そんな!って不安と不満と不信が生徒たちの顔にありあり。わぁぁぁぁっ、どうしよ!?内心はもう、でんぐりかえって、しゃっちょくこだって、きりきり舞いして頭の中真っ暗状態!!!

 でもね、そこが経験と年の功ってやつなんだね。いかにも成算有り、まかせなさい!って顔してね、やおら演劇部のプレハブ作業部屋に走った。あそこいきゃ何かある、なんとかなる、いい知恵浮かぶって思ったから。

 部室で一人になって、頭を冷やして考えた。失敗したのは、重くて大きくてぺらぺらの絵日記を三点支持の洒落た架台に乗せようって気取ったのが原因だ。もう、ここは見かけもなにもない。コンパネに斜め立ちの人形付けて巨大書見台を作るしかない。それにしても、斜め立ちの人形って面倒だぞ、それだけの時間があるか?なんせ、絵日記使った稽古ってまったくしていないわけだから。こりゃやばい!うーんどうする?

 と、何気なく首をかしげると、おおなんと!そこには演劇部が大会で使った土手蹴込みがあるではないか!おお、これぞ天の助けなるぞ!なーんて、芝居のように目に入ったわけじゃない。当然、この人形のこと頭にあった。で、演劇部には無断で、これを二つ外して蝶番でコンパネに取り付けた。コンパネの長辺に絵日記を支えるフレームを打ち込んでできあがり。試しに絵日記乗せページを繰ってみた。おお、素晴らしい!角度もぴったし、これ以上傾いててもこれ以上立ってもダメって絶妙な傾き具合になった。よし、これ色縫って!それ乾いたら稽古するから、ってことで、午前中で終わる予定の稽古を急遽6時まで延長することにした。

 なんとか架台の課題はクリアーできたけど、なんてだじゃれいれちゃって、人形付きコンパネを持って新幹線乗るって、どうみたって無理!よしっ、僕は車で装置と道具運ぶ、みんなは新幹線で来いってことにして、事務局やら須賀川のタクシー会社やら、チケットの払い戻しやら騒ぎまくって、稽古を始めたのが3時。それから2時間半、ぎりっと集中してコントの稽古ができた。

 そんなこんなのドタバタ踏んで臨んだ北海道・東北地区大会。会場に着いて驚いた。発表は当然会議室なんかだと思っていたら、なんと、農協直売所のイベント会場だった。屋根がかかっているだけのだだっ広い空間!しかも隣じゃテント張って米油の宣伝販売やら、お弁当の講習会やら大騒ぎのなにやってんだ!状態。こりゃ、声通らねーぞ!ってことで、すぐまたその隣の駐車場の片隅で発声練習と事前の稽古。買い物のお客さんじろじろ見ていくけど、これがねらい目。演劇部の生徒一人はともかく、残り二人の発表メンバーはコントやるなんて初めての経験、まずは上がらないように尻込みしないように度胸を付けてもらわなくちゃ。

 発表順はくじ引き、引いた順番は7番、つまり最後の発表。生徒はショック!とがっかりしたようだが、僕は、ほくそ笑んじゃったね。いいじゃんか、全部見てから勝負できるんだから。実際発表が始まってみれば、僕の予想の通り。まず、質疑応答の内容があらかじめわかって、準備ができたし、それ以上に、コントらしいコントをしっかりやりきれたチームはあまりなかったので、生徒たちもかなり自信を付けて舞台に立つことができた。

 発表は声も大きく、テンポも良くて、エネルギッシュで楽しいコントになった。最後は、歌とダンスで締めくくった。失敗はまったくなし、これまでで最高のパフォーマンスだった。お見事!!!発表が終わった段階では、最優秀を確信していたのだけど、審査員の審議は押しに押したので、これ、もしかして、やばいかも???って不安がぞぞっと広がって行った。生徒たちはもっともっと心配だったようだ。

 いよいよ、発表。まず、全国の権利のある準優勝から。生徒たち、祈る祈る。福島県磐城農業。ああ、もう後は最優秀しかない。見ればメンバー5人全員、頭を下げて手を合わせ必死でお祈りだ。発表!最優秀、紅大豆本舗!その瞬間、歓声が弾けた。

 よかった!2年連続の最優秀、全国大会出場!それ以上にほっとしたのは、今年のチームを全国に連れて行けたってことだ。去年は、たまたま集まったグループだった。いや、グループとも呼べない寄せ集め集団だった。ところが、今年は違う。去年の成果に憧れて、自分たちも絶対全国に行きたいって集まってきた生徒たちだ。意欲も仕事への熱意もまったく違う。放課後の活動だろうと土日の活動だろうと文句一つ言わずに取り組んできた。

 謂わば、僕を見込んで付いてきてくれた子たちなんだ。これは何としても全国に進まなくちゃって思っていたわけなんだ。きざに言えば、全国請負人みたいな気持ちで取り組んできた。だから、約束を守れて、本当にほっとしている。本当に嬉しい。

 全国大会は11月21日(日)東京のお台場って話しだ。もちろん、テレビ番組の収録を兼ねて行われる。出場が決まる前は、まずは行ければいい。それで責任は果たせるんだから。なんて思っていたが、いざ、決まってみると、やっぱりねぇぇぇ、むくむくと、むらむらと、めらめらと野心の炎が燃え上がってくるんだよ。そう、今年、全国最優秀取れっかも!そう、たんぽぽの人たちも応援に来てくれるって言ってるしね、これはちょっと、いい光景じゃないか?絶対、全国一の取り組みだよ!ってもう早くも舞い上がってしまってるわけなんですね。

 

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全国決めた!その①

2010-10-10 21:40:58 | 地域文化

 全国大会出場決定!!

 と、言っても演劇の話しじゃない。「ごはんDE笑顔プロジェクト選手権」の話しだ。まっ、プレゼンはコントで勝負したから、演劇に関係ないってわけじゃない。

 昨年、紅大豆ワッフルで全国大会に出場し、三位になった「紅大豆本舗」今年もこつこつ活動を続けていたのですよ。そう、「2代目紅大豆本舗」。今日がその北海道・東北地区大会だったってこと。

 大会は北海道から2チーム、東北からは青森、秋田、宮城、福島から各1チーム。それに山形から置農の7チームで争われた。それぞれの地域の特産品を栽培して農とつながり、それを加工や調理して食とつながり、その成果を地域に広めて地域に笑顔を生み出すことを競うっていう内容だ。

 置農「紅大豆本舗」は昨年同様作物は紅大豆。でも、栽培は地元の小学生と一緒に行い、加工品の開発は、地元の就労支援事業所「たんぽぽ」、つまり障害者の皆さんの授産施設との協同開発に取り組んだ。

 昨年開発して今年も継続して製造販売を続けているワッフル、ソイばぁの新製品開発力を見込んで、事業所の担当者の方から、共同開発のお話しがあったのだ。これまで小物アクセサリーの製作や企業の下請け軽作業だけでやってきた「たんぽぽ」が、新たに食品部門に進出したいということで、その新商品開発を頼まれたわけだ。

 「たんぽぽ」からは3人がプロジェクトメンバーとなり、月に1~2回ペースで紅大豆加工新商品開発を目指して研究活動を重ねてきた。タルトだとか、クリームサンドだとか、鯛焼きだとか、様々試作はしてみたものの、どれも製品条件を満たすことが出来ずボツ!味もよく、インパクトもあり、保存性もあって、作業も簡便、これだけの条件なんだから、これは相当高いハードルだった。

 結局、8月の末、期限ぎりぎりになって、ダリア型のマドレーヌを作り上げてどうやら新製品として目途がたった。基本のマドレーヌ生地に紅大豆のおからと甘納豆を加え、米粉も加味してイタリア製ダリア型で焼き上げた。

 おからと米粉が入ったせいか、マドレーヌ特有のバター臭さが緩和され、しっとりと上品な味わいに仕上げることができた。形のダリアは言うまでもなく川西の花”ダリア”にちなんでいる。グループの一人の生徒など、「うちのおばぁちゃん、ワッフルよりおいしいって、言ってました。」っておいおい、それ言い方うまくないだろ!?って正直に言ってしまうほど、よい味わいになった。

 その製品開発プロジェクトをひっさけて臨んだ北海道・東北地区大会、終わってみけば、順当?に2年連続の最優秀、全国大会出場となった。全国大会は11月21日(日)東京でテレビ番組収録を兼ねて行われる。

 まずは良かった。取り組んできた5人の生徒たちのためにも。一緒に苦労してきた「たんぽぽ」の皆さんのためにも、全面的にバックアップしてくれた山形県農協中央会のためにも。

 もちろん、その経過は、はてはて、並大抵のものじゃなかった。特にこの一週間、とりわけ、昨日と今日は!でも、ブログ一回分の容量は超えてしまった。つづきは後日。乞う!ご期待!!

コメント (2)
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