ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

小銭、小銭はどこだ?

2021-03-20 10:13:51 | 暮らし

 10円、10円玉ないか?

 小銭入れの箱を引っ掻き回す。うーん、ない、ない!仕方ない、5円と1円かき集めて、勘弁してもらおうか。いや、待てよ。コンビニで1000円札使って釣銭もらうか?って、おいおい、コンビニは両替屋かよ、まっ、これもコンビニエンス=便利さの一つだけどな。

 もう、なんだって、現金なんだよ、今時、って、不平たらたら。減ったからなぁ、現金での支払い。今じゃ、この宅配便の料金くらいだもの。利用している宅配屋さん、ちょっと特別で、近くの消費者直販専門の農家が集配所を提供してるものなんだ。米でも野菜でもキノコでも、産物はすべてお客さんに個別配送してる先進農家だ。出荷もほぼ毎日だから、業者が集荷に来てくれる。大のお得意さんってことで、料金も割安になっている。そこに便乗させてもらってるわけさ。なので、払いはすべて現金!それも釣銭なしのぽっきり勘定だ。

 息子たちとか親戚とか、月に何度か農産物送るたんび、この宅配料の現ナマを探しに苦労するんだぜ。

 クレジット払いとスマホ利用のバーコード決済に切り替えて1年ほどだが、いざに乗り換えてみると、俄然、便利だ、手間がかからない。しかも、ポイント溜まる。始めた当初は、よくわからず何枚もカード作ってあれこれ利用してたが、今じゃ1枚にまとめたので、利用・支払い状況はPCで簡単にチェックできる。使い過ぎる、なんて心配はほぼ無縁だ。って、言っても、限度ぎりぎりまで使い込み、てのが大いにゃ違いないんだが。

 現金扱いから離れてみると、なんかさぁ、お札や硬貨てやつ、汚ぇ、ばっちい!とも感じるし、何より、いちいち数えたり、釣りもらったりってやたら面倒だ、お札も硬貨もあっという間に邪魔もの厄介ものに慣れ下がっちまった。人間って、なんとも現金な、おっと、そのものずばりの駄洒落、もんだぜ。

 数少ない現金徴収の一つ、ガスと灯油の支払い、これもついにクレジット払い開始の案内が来た。

 そうだよ、いちいち集金に回るなんて人件費かけてることないよ。留守だったら、二度手間、三度手間だもの。さっそく、手続の書類を届けてくれるよう連絡した。ついでに、ガソリンもクレジットでと聞いてみたが、現金特売の方が安いってことなので、なら、そのままで行くことにした。釣銭もらう機会にもなるしな。小さなお店じゃ、現金で回すことも必要なんだろうしな。

 先月には新聞代金もクレジット払いになった。残るは、宅配屋さんとガソリンと、そうだ、1000円カットもだった。うーん、どんどん、現ナマの準備、手薄になって行くなぁ。キャッシュレス!これも時代の流れ、ってことだぜ。


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