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ステージおきたま

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野党連立の「顔」、人気投票で選ぶってどうだろう?

2020-02-22 10:21:54 | 世の中へ

 アメリカじゃ大統領候補指名争いが熾烈だ。もちろん、民主党だけだけど。最高齢で社会主義者のサンダースに新進のブティジェッジが絡み、そこに億万長者のブルームバーグが参戦、と場外観戦の観客にも興味津々だ。ただ単に顔が上がってるってだけじゃなくて、各州で候補者が支持者の前に並んでやり合うって様子、なんか、アメリカの健全さを垣間見る思いで羨ましい。

 それに引き換え、日本はどうだい。野党はバラバラ、各党の姿も党首の顔もさっぱり見えてこない。互いに足引っ張りやら泥の掛け合い、非難中傷の応酬、これじゃ、ハチャメチャ安倍ちゃん政権倒すの難しいよなぁ。

 もちろん、安倍ちゃんの政権運営が優れてるわけでも、自民党に優秀な人材が偏ってるってわけでもない。それどころか、常識並みの能力も欠けていたり、世間一般の道徳観念も持ち合わせていない議員が多いってこと、もう嫌ってほど見せつけられてるもんな。

 そんじゃ、野党の方は力不足か?って言えば、そんなことはない。それは国会論戦なんか素直に見ればわかることだ。マスコミは攻めきれない野党、なんてキャンペーン張ってるけど、あのごはん論法、はぐらかし、嘘八百の答弁じゃ議論なんてかみ合うわけはないさ。

 論理的な攻勢力や清潔な倫理観ってことで見ると、野党各党にゃなかなか優秀な逸材が揃っているぜ。若手ってことで線引きしても、立憲民主党なら、小川淳也とか石垣のり子とかだし、共産党なら田村智子や吉良佳子、国民民主は、うーん、ちょと駒不足の感ありだが、大西健介とか。もちろん、れいわの山本太郎も忘れちゃならない。俺の乏しい知識で若手のみざっと思い浮かべてみても、これくらいは上がる。これに党首・重鎮クラスのメンバーも加えれば、これ、なかなかの人材宝庫だと思うんだ。が、世間でどんだけ顔知られてるか、となると、せいぜい党首と過去の?大物程度、これじゃ選挙も日々の政局合戦も勝てっこないんだぜ。

 一方、自民党はどうかって言えば、各省庁大臣として名も顔も売れるし、マスコミは定期的に次期総裁候補の人気投票を繰り返しやって、次期リーダーを世間に刷り込んでるわけだ。こうなりゃ、誰だって、常々耳にしている名前を、これぞ政権の担い手と思い込むのは当然だと思うんだ。

 そこで、提案なんだが、野党の側も、身内だけでちまちま党大会や討論ミーティングなんてやってないで、野党全党、ったって維新やN国はダメ、これぞ野党の顔!って人たちでオールナイト徹底討論なんての開いてみたらいいんじゃないか。党首討論なんかじゃない。若手も含め、私こそ野党をまとめて引っ張る!って意欲と見識を持つ政治家は自由に参戦できる。それをテレビ、あるいはネットTV、ユーチューブなんかで中継して、その場で人気投票をしていく。ニコ動みたいに、書き込み自由なんてのも面白い。で、その結果、投票上位の人間には野党連携や国会質疑などで、優先順位を与え、自然と野党まとまりの象徴に育てて行く。そんな人気投票を何度でも繰り返す。そうすれば、国民の中に人柄も政治主張も切れ味も、そして、顔も浸透して行くと思うんだぜ。

 各党ごとにちまちま支持者集めて集会してたって、広がりは知れてる。ここは一つ、政権奪取を目標に掲げて、知名度アップ作戦を展開すべきときじゃないだろうかね。そうすれば、一部にしか知られていなかった優秀な人材や魅力的な人物が浮かび上がって来る可能性大いに有りだと思うんだ。

 そうやって党を越えて議論論駁する機会があれば、論戦の技量も高まるし、弁論の技も磨かれる。何より、自らの主張を精緻に仕上げて行くことになる。さらに、国民が何を求めているかについても理解を深められるはずだ。

 政策も必要だ。組織も大切だ。でも、今、野党に一番求められているのは、人々を魅了する人間なんじゃないだろうか。民主党の大統領候補者選びを見ているとつくづくそう思うんだ。もっと、自由に大手を振って、国民の前にしゃしゃり出て直に語り掛ける、そんな機会を作る努力が必要ってことだぜ!

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