ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

雨降りだったら、これ!ケチャップ作り

2021-08-21 13:47:23 | 食べ物

 予期せぬ長雨だ。ぶっ続けの野良仕事、ご苦労さん、骨休めしろよ、って天の心使い、ありがたい!とは思ったが、この際だ、屋内作業を済ませちまえ、って初日はパン作り、その翌日はケチャップ作った。

 夏まっ盛りのはずが、肌寒いくらいの気温、長時間煮込むにゃぴったりだぜ。

 前回のトマトジュースと同量、寸胴大小にそれそれ満杯のトマト、洗ってつぶして放り込み、煮込み開始。ここ数年、手抜きの悪癖が出て、野菜とか加えずに煮ていたんだが、いかん、いかん!面倒がってたら暮らしがどんどんがさつになってく。手をかけるところはしっかり手間暇かけないとな。精神の老いも急転直下ってもんだ。

 刻んだキャベツ、タマネギ、ニンジン、ニンニク、それに香辛料、袋に入れて一緒に煮ていたんだが、後の袋の始末がやたら面倒、なんとか手抜き、いや違った、合理的な方法はないものか?

 なぁに、トマトに混ざらなけりゃいいんだろ。だったら笊に野菜類を入れて鍋の上部に浮かせればいい。

 

 なっ、あったまいい!と、悦に入っていたが、トマトが沸騰してきたら笊があっけなく転覆しちまった。あったま悪りぃぃぃい!

 トマトに火が通って柔らかくなったらフードプロセッサーで細かく砕いて笊で濾すんだが、この工程を煮詰め終わってからにして、野菜はとことん煮溶かしちまうことにした。香辛料も粉のものやオレガノみたいな小さなものは、混ざったとしても目をつぶる。粒のものだけ取り出す。皮がついたまま煮詰め続けると底に焦げ付き易いので、横でテレビを見ながらかき混ぜ作業継続だ。

 見るのは、NHKのドキュメンタリー、シリーズ『映像の世紀』の再放送だ。全12回プラス特別回2回、すべて録画してある。何度見ても圧倒される掘り下げ深度と地球規模の視野の広さだ。20世紀の世界が貴重な映像の数々を通して再現されている。見っ放しはもったいないから、DVDに録画しながら見る。若い人たちにぜひ見てもらいたいと思ってね。

 ときどき鍋をかき回しちゃテレビ、の繰り返しをシリーズ2回分、つまり2時間半続けて、よしっ、いいんじゃないか、このくらいのドロッと加減で。去年のは詰め過ぎて、ビンから出すのに苦労してるからな。とろーりと流れくらいの固さで完了、としよう。

 殺菌済のウィスキー空き瓶に詰めて殺菌する。ジュースは無印の1リットルビン、ケチャップはウィスキー、一目でわかるように、ってなんか、年寄りっぽくなってきたぜ。

 さぁ、真夏の恒例、汗だくトマトケチャップ作りも時ならぬ長雨のお陰で、快適に作業できた。あと1回、今度はジュースを作ればトマトの波状攻撃も撃退できるな。腐らせて捨てることなくてよかったぜ。

 


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