ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お芝居見たら、温泉券がついてくる!

2017-07-27 12:32:21 | 菜の花座

 耳より情報だぜ。

 菜の花座『ニャン婆と時之助』を観劇すると、「浴浴センターまどか」の入浴券がもらえちゃう!

 どうだい、これお得だろ。

 近隣の人にゃ説明するまでもないが、「浴浴センターまどか」は川西町も一枚かんだ第3セクターが運営する宿泊温泉施設だ。一時の経営難から立ち直り、今じゃダリア公園のすぐ隣りって立地も生かしつつ、様々なイベントを繰り広げて置賜一円の人気スポットになりつつある。料理も格段に美味くなったって評判だ。

 そんな積極的経営の一環なんだろうね、菜の花座にもお声が掛かった。公演をバックアップしたいって。ありがたい話しじゃないか。パンフレットに広告出す、なんてありきたりのやり方じゃなく、公演の来場者には無料入浴券を進呈する。いいねぇ、お客さんが得するってとこがいい。

 広告なんて、一種の寄付みたいなもんだからね、菜の花座じゃまったく取り組んで来なかった。地域のお祭りじゃあるまいし、御芳志で公演打ってます、なんて、あり得ない。大した入場者数でもないのに、パンフに広告ください、なんて恥ずかしくって言えないよ。広告出すメリットなんてほとんどないわけだから、そいつぁ、文化詐欺ってもんだ。あるいは芸術物乞い。

 その点、「まどか」の入浴券サービスてのは、まどかにも菜の花座にも知名度が上がるし、少しは来場者も増えそうじゃないか。まっ、温泉のタダ券欲しさに舞台見る、なんてこたぁないだろうけど、どうしようかな?なんて迷ってる人には一押しになるはずだ。「まどか」の方も同じこと、せっかくもらったんだ、じゃ、行ってみっか、って可能性も結構ありそうだ。いい試みだと思うぜ。

 仮に、そんな実利効果は働かなかったとしても、そうやって町内の企業から目を付けられたってことが大きい。菜の花座の存在もそこそこに認知されてきてるってことだから。「「浴浴センターまどか」は菜の花座を応援しています!」チラシにはこう載ることになっている。いいねぇ、とっもいい。こんな風に、いろんな団体、様々な個人から、応援してます!って声が上がるようになる、これが劇団が地域に根を張る、ってことなんだろうな。

 そうそう、認知で思い出した。昨年から川西町の依頼を受けて続けている認知症サポート講座でのコント、県の方からもわざわざお話しがあって、町を越えて置賜全域に活動を広げてみたらどうだっていうアドバイスだった。とっても良い試みだし、広域的な取り組みになれば、支援もできるってことで、これまたありがたいお話しだ。

 苦節20年!なんて言ったら笑っちまうけど、まず、めげることなく、ずるけることなく続けて来て、良かったってことかな。

 

 

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