ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

桃苗木2本、根付いてくれよ!

2021-03-16 10:02:09 | 畑仕事

 数年前、畑の一角に植えた柿、おおっ!と驚くほどのなり方。さわして干し柿にして、存分楽しんだ。へぇ、農薬散布しなくっても出来るもんなんだねぇ。だったら、他の果樹だって。俄然色気を出して、梅と桃と栗とアーモンド、植えてみた。まだ、2年しか経ってないから、この先順調に収穫にたどり着けるかどうかは未知数だ。ただ、これまでの知識・経験からすると、リンゴなんかじゃなけりゃ、なんとか行けるんじゃなの、って期待している。

 ただ、桃はねぇ、植えて冬越ししたら枯れてた、ってこれ、苗が悪いよな。売れ残りの特売苗かうんらだ!まぁな。あの瑞々しさ、あの艶めかしい色と香り、絶対桃は欠かせないぜ。しかも、見かけによらず病害虫に強いんだ。よしっ、桃苗木買ってこよ!

 ここらで良い苗木となると、ムサシ(最大手のDIY店)かなぁ。以前、果樹園もどきに挑戦した時には専門の苗木屋さんを訪ねたが、1本や2本じゃ、そこまでする必要もないだろう。売り場を見れば、桃は3種類、大久保、白鳳、それと黄金桃だ。おお、黄色系の桃!久しぶりだぜ。これは美味しいんだよなぁ。缶詰の黄桃とは違って生食用なんだ。よしっ、これ1本。あとは大久保かなぁ、育てやすさからして。苗取り上げてみれば、隣の白鳳の苗木のぶっといこと!これでも苗木か?こんだけ太くてしっかりしてれば、途中で枯れた、なんてこともないだろう。大久保は止め、白鳳だ。

 1本2000円強、高くなったもんだ。種も苗も家庭菜園系は軒並み値上がりだぜ。ブームに悪乗りしてるよな、種苗業者。おい、菅ちゃん、種苗大手にも値下げ介入してくれよ。でもまぁ、上手く育てば、この先10年以上はあの果汁したたる桃が楽しめるんだ、それを思えば安いもんじゃあるんだがな。

 さて、買っては来たものの、畑は未だ雪の中。掘り返して植えるか?なんてちらっと思ったりしたが、待て待て、慌てるこたぁないさ、何十年も生き続ける桃の木、1週間や10日の遅れなんて、些細な時間だ。雪をどけたからって、地温が上がるわけでもなし、雪解け待って、畑土もうらうら温まって雑草なんかも顔を覗かせたら、植え替えればいいさ。

 しばし、小屋の中で冬眠の続きをまどろみ続けてもらおうか。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『未来を花束にして』U-next... | トップ | 甘夏皮を漬けたシロップは? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

畑仕事」カテゴリの最新記事