ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

漬物、食べきったっ!

2022-03-29 10:49:55 | 食べ物

 とうとう最後だぜぇ、この冬、食卓支えてくれた漬物たち、この青菜一皿ですべて食べ尽くす。

 いや、実は最後じゃない。4株ほど冷凍庫に保存してある。青菜漬けの葉の部分を活用した松前漬けも同様、数回分冷凍した。

 にしてもだ、よく食べたよなぁ!青菜漬け、樽の底まできれいさっぱり掬い尽くしたって、初の快挙だぜ。これまではまず、春先になるころにゃ産膜酵母がびっしり覆って、放っておけばとろとろと溶け始めるんだ。なのに、今年は、腐敗はもちろん、発酵も一切無縁。お見事完食!

 こまめにしこしこ食べ続けたってこともあるが、やはり、つけ汁に秘密あり、だろうな。下漬け、塩分ケチらずしっかり塩振ったことと、本漬けに入る前の塩出しがやや不足したこと。つまり、しょっぱい状態で本漬けしたことが一つ。やや、こりゃ塩味きついぞ、ってことで、漬け込んだ後、何度か味の改変を試みた。出汁に砂糖を溶かして加えたんだが、この糖分たっぷりの追い出汁だけだと微生物生育しやすくなりそうだから、酢と焼酎も一緒に入れた。

 と、あれこれ手を加えて、うーん、塩分濃いめ!は解決しなかったものの、なんとか騙くらかして食べ続けられようにできた。この全体に濃度過剰、ってのが、腐敗対策に役立ったのかもしれないな。ただ、砂糖は微生物いらっしゃぁぁぁい成分だから、効いたのは塩分と酢と焼酎ってことかな。中でも酢!これを上手に使えるようにしようぜ、ってのが、来年に向けての学びだ。

 キムチも頑張った!なんせ、4回漬けたからねぇ。

 褒めてくれよ、なんてマメなんだ!ってさ。漬物ネーム、キムチまめお!これだな。寒さ厳しかったってこともあるが、やはり、酸っぱくなるかならぬかあたりで食べきる量で4度手間かけたってことが大きい。できればもう一度漬けたかったが、貯蔵白菜が品切れした。畑の雪解け進んで、取り残しの白菜無事だったら、再挑戦する?それはさすがに、だな。あ、もちろん、改良に改良を重ね、味が断然良くなったってこともある。

 赤カブの甘酢漬け、こっちも小さい壷にこまめに足しちゃ味も調え続けたってのが勝利?の秘訣だな。赤カブはまだ小屋に眠ってるんだが、ちょっとすが入って歯ごたえ悪くなったので、漬物も終了ってことにした。

 あと、キュウリをきつく塩漬けして、冬前に塩出し、水切りしてQちゃん漬けにしたんだが、これはなんか薄味で評判いまいち、8割方食べたところで、産幕酵母にギブアップ!課題は、塩出し後の絞り方だ。わかっちゃいるんだが、いい方法が見つからない。小型の搾汁器てのもあるんだが、高いよよぉぉ!ブドウでも作ってて、ジュースとか絞るんなら別だけど、たった一度の漬物のために、この散財は、ないよなぁ。

 と、この冬の漬物ライフ、まずは合格。この調子で来冬は、うーん、小茄子の辛子漬けにも挑戦してみっかな!

 


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